滑り止めの砂で合格サポート
サッさ一杯のサでなく、砂でサポートのサだ。運転開始から100年の京阪電車が受験生を応援する合格祈願の勝利の砂ポートである。なかなかのアイデアである。京津線浜大津駅ホームに置いてあったので、砂入りの小さな袋、高校受験の孫娘を思って、ひとつ頂戴した。
京阪神社の鳥居はホームの柱、自販機のところだ。お賽銭箱はない。手を合わせてパンパンだ。覗きこんだ箱、小さな砂袋はまだ5、60個入っている。鳥居の紙絵に御利益のほどが厳かに書いてある。職場帰り、京都市役所行き電車の発車まで、まだ間がある。ご利益を読む。袋に入っている砂は電車の滑り止めで、試験にすべらない砂デアルという。
つまりはゲンかつぎの合格の砂なのだ。御利益のほど、もう少し書いてある。今までこの砂のサポートで合格した受験生から返還された砂も混じっていて、コウノ、アアノという以上に効能があるという。砂袋入りの箱、春蘭満の桜が咲いている。緑の台紙に鮮やかなピンク、合格祈願の絵馬に砂袋も写っている。沿線の受験生を応援する京阪電車の策、サクラ咲くだ。浜大津始発の折り返し電車が来た。孫娘土産の砂袋、ぎゅっと握って乗った。
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