日展作家・池田良則さんの解説に出会う
京都市美で開催中の第41回日展へ行った。京都展は東京からの巡回展で、年末年始の開催が恒例だ。もう10年来、毎年のように鑑賞する。今年は3連休の9日だった。昼前、洋画会場へ足を運んだおり、地元の日展作家・池田良則氏(59)の列品解説に出会った。
池田さん、文化勲章受章の日本画家・遥邨さんのお孫さんだ。青塔社率いるお父さんの道夫さん(8?)は日展の評議員で、今回も無鑑査出品している。お父さんとは面識あって存知あげているが、良則さんは作品知っていても、お顔を見るのは初めてだ。身長は1㍍65ぐらい、口髭を蓄えている。マイクによく乗る声で、解説ぶりは板についている。
洋画第4室にご本人の作品=写真=がある。題は「坂道の町」だ。1977年に初入選以来、33回連続入選で、この所はメキシコの風景を描いている。先回りして待っていたら最後の最後に自分の作品を喋った。絵はやはりメキシコだった。銀山のあるタストという町で、宿泊ホテルの屋上から描いた。民家が縦横に密集していて、銀山への坂の道に心を奪われたという。解説聞いて、納得である。坂道~のポストカード、帰り道に買った。?
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