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2010年1月12日 (火)

龍馬とお龍「結婚式場」跡

163 162  どうして「りゅう」の龍を「りょう」と読むのか、NHK大河ドラマの龍馬伝が始まった。妻のお龍もまた「おりゅう」でなく、「おりょう」である。国語辞典で「りょう」を引いても、石川遼の「遼」は出てくるが、「龍」は出てこない。以下は龍龍夫妻の話である。

 二人は今の京都の東山YHの所で祝言をあげたという。東山YHは京都市地下鉄東山駅を出て1分余り、東山三条を東へ行った南側だ。ここに去年、NPO法人京都龍馬会が、歴史学者・中村武生さんの解説文付きで石碑を立てた。高さ1㍍ぐらいで~坂本龍馬 お龍「結婚式場」跡~と流麗文字で書かれている。部屋越しに龍龍夫妻の写真も貼ってある。

 通りがかり、つい足をとめて見てしまう。この間の日展帰りもそうだった。道行く人、大概がそうだ。りゅうまや!と若い二人、記念写真を撮る。発音はりょうまではない。解説文によると、ここは青蓮院の境内にあった金蔵寺の本堂で、二人は元治元年(1864年)8月に内祝言、つまり結婚式を挙げたという。246年前だ。明治まで生きたお龍さんの証言だそうだ。龍が「りゅう」でも「りょう」でも、りょうあってもめでたい話だ。?

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