和歌山55万石は伏虎城
和歌山城は、伏虎城と言うそうだ。紀州55万石、徳川御三家の居城である。市街地から天守閣のある山を眺めると、虎が伏せているように見える-からだという。JR和歌山駅前からけやき大通り、城を目指して歩いたが「伏虎の城」とはしろなかった。△かな?。
入り口は何処の門かと、悶々として、探して、入った。天守閣への登り道、近道だという裏坂を上がった。坂道は急できつく、やっと上りきった所で、虎が出て来た。昭和34年に建った2代目の伏虎像という。銅版の伏虎二字は当時の和歌山市長、高垣善一氏の揮毫だ。戦争で供出した初代銅像は、有吉佐和子の小説「紀ノ川」に登場しているという。
虎は石垣の前、鉄柵の中だ。尾っぽを巻いて、寝そべっている。顔が大きく、胴が長い。2代目は銅像かどうか、わからないが、じっくり見ていると、どうだ!と言っているようでもある。駒札には、江戸時代から別名で虎伏山竹垣城と呼ばれていた。海から見ると、お城の山が虎は虎でも猛虎に似ている-と書いてある。とらあえず、天守閣へ上がった。いや、とりあえず…だ。どうも変な癖がついている。とらしたことだろう。困っトラ。?
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