だんだんのたんたん麺
着いてだんだん、帰りにもだんだん…だ。東京銀座の支那麺「はしご」のだんだんである。だんだん?つまり担担麺のことで、この店ではたんたんめんと言わず、だ-と濁らす。そんな言葉のせいか、一度喉を通ると、味がだんだん、忘れられなくなる。
東京行2泊3日で二度も行った。到着して所用をすませて、直ぐの昼だ。JR有楽町から迷わず歩けば3分余り、東芝ビルの銀座パルミの地下1階だ。馬蹄形のカウンター、食券買うと、お一人ですかーと語尾上がりで聞いてくる。座ると、ご飯いりますかあーと。ご飯は無料だ。お茶碗によそって貰って、待つと、だんだん麺が赤々と辛そうに出た。
細い麺をレンゲに箸で乗せて、赤汁と一緒に口に運ぶ。だんだんは普通辛、中辛、大辛とだんだんある。普通辛が、喉を過ぎて暫く、辛さがぐっとくる。忘れられなくなるのは、この味だ。一掬い、二掬い…底の汁がそこそこになると、額に汗が滲む。切り刻んだ大根の香こを乗せたご飯との相性がいい。満足して、汗ふいて立つと、席を待つサラリーマンの列がずっと続く。帰りは雨の土曜の夕方。シュウマイ2個加えて、一人たんたんと…だ。???
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