京都御苑の黒木の梅
何ともまあ、ピンクピンクしていることか。樹は7、8㍍、見事なまでに均整がとれている。上にも下にも、左にも右にも、枝の先々まで梅、梅、梅…だ。遠くからみると、木が丸ごとピンクだ。これほどの1本梅、かつて見たことがない。遅咲き梅、今まさに満開だ。
京都御苑内にあり、黒木の梅という。時代祭りが行く建礼門前大通り、旧九条邸池の前の芝地の中だ。何百本とある御苑の梅林から離れて、こんな見事な1本、ここに植わっているとは知らなかった。8日の昼下がり、丸太町通りの間ノ町口から入って見つけた。距離にして右前方200㍍余り、ピンク梅が真っ先に眼に飛び込んできた。
遠くから見て良し、近づいて良しである。幹の中、少し空洞が出来ている。かなりの老樹だろうに、咲きようは恐ろしいほどだ。どうして黒木の梅と言うのか、由来含めて、御苑管理事務所へ行った。(財)国民公園協会の腕章つけた女性が「黒木の梅は表皮が黒いからです」と即答する。由来は御苑ニュース春号を持ち出し「元は旧九条邸にあり、移植で枯死して、現在は接木による2代目」と。梅見て良し、聞いて良しだった。
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