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2009年3月15日 (日)

老舗「をハリや」の衣笠丼

Img_5003 Img_4995  文庫本をパラパラ捲っていたら衣笠丼の事が出ていた。京都人が書いた「京都」の本(PHP文庫)だ。ずっと昔、衣笠山近くの中学に通っていて、甘辛く炊いた刻み揚げと葱を玉子でとじた衣笠丼を食堂で良く食べた。庶民の丼で、読んで懐かしさが甦った。

 今でも京都なら何処でも、ということはない。寛正6年(1465年)創業の本家尾張屋ならと、中京区車屋町通り二条下ルの本店まで行った。日曜の昼、相変らず混んでいて、名前を名乗って一人待った。店の庭、樹齢200年か300年、大きな泰山木だ。暖簾に御用蕎麦司、提灯屋号は「をハリや」だ。「おわりや」では終わり、なのだろう。???

 声が掛かって、すれ違いの出来ない階段あがり、右のテーブル席へ。御志ながきに衣笠丼788円と出ている。さすがに老舗、予想どおりだ。かけ蕎麦と一緒に本どおりの衣笠丼が来た。何で衣笠丼?とかねて用意の質問をする。女子店員さん、いやっ、それっ、この間TVでやっていたけど!?…と。代わりに帳場の店員さんが上がって来て、衣笠山が絹の衣を被せたような山でして、それに肖って…と。これ、山はらず正解のような。

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