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2008年10月

2008年10月31日 (金)

平日にピエリ守山へ行く

Img_0103  行って見て…、いや、驚いた。ついこの間、開店した大型商業施設「ピエリ守山」だ。駐車台数3060台という。知人の車に同乗、水曜の昼下がりに行く。土日でないので、そんなにーと高をくくっていたら、以前のワンワン王国跡地は、何と何とだった。

1階はImg_0118_4満車、2階屋上で 駐車した。Jゾーンから降りて、2階を歩く。専門店中心に200店舗以上という。100円ショップのザ・ダイソーが続く。雑貨9万種類、県内最大と、たいそうだ。レディース商品、靴、眼鏡…、お店はフロアの両サイドに並び、3百㍍はあろうか。この日の駐車2千台として、客4千人?。平日だけにヘエッと思う。

琵琶湖汽船食堂が2階奥で元祖・串かつカレー、秘伝・讃岐うどんを出す。案内の元田栄三社長(5?)は、色んな串カツをトッピングするカレーは本邦初で、それで元祖と名づけたと言う。1階ではカフェキャピターノも。焼きプリンとチーズケーキは朽木の宝牧場から直仕入れだそうだ。どうです―と言われ、いえいえと遠慮しつつ、コーヒー付き3点セットを頂戴する。店内に牧場の看板。もうこれ以上ない味、プリンと沁みた。感謝。

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2008年10月30日 (木)

陛下お買い上げのフクロウ

Img_0074 Img_0070 それは、天皇皇后両陛下がお買い上げの商品だという。唐橋焼窯元の「健康コロコロ福ろう」=写真=である。フクロウの小さな置き物だ。一日一回、手に持って、コロコロと転がすように触ってやると、ボケ防止にもなり、アイデアも浮かんでくるという。

 お店は京阪石坂線唐橋前駅から徒歩1分、瀬田の唐橋からは西へ50㍍だ。この間、結婚お祝いの商品を求めに行ったおり、「お買い上げの栄に賜りました」と書いた紙きれが、さりげなく差し込んであった。お店の奥さんに聞くと、去年、滋賀県であった全国豊かな海づくり大会で、両陛下が滞在されたおり、お目にとまった商品だという。

 目をうっとり閉じたのと、丸くばっちり開けたのと、二つある。色合いはお店の商品の基調である琵琶湖ブルーと、茶色がかったのと、だ。小さな石の台にちょこんと乗っていると、いかにも愛らしい。税込みで一つ1470円だ。宮内庁からブルーのうっとりフクロウ1個購入の通知がFAXで届いたという。多分、美智子妃殿下のお求めでは…と、奥さんは言う。一つ買って、陛下気分で、フクフク、クルクルと触っている。

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2008年10月29日 (水)

岩戸山十三佛はグランプリ

Img_0027 Img_0021 大きな岩だ。画面いっぱいに描いてある。聞かなくても、言わなくても、まるでだ。滋賀の公募展、第13回湖国を描く絵画展で、グランプリの県知事賞、賞金50万を獲得した「岩戸山十三佛」である。甲賀市在住の久米修さん(75)が描いた。

 岩戸山-、滋賀県安土町にある箕作山の別称で、標高372㍍だ。山頂の一枚岩に十三の仏さんが刻まれているという。民話によると、飛鳥時代、聖徳太子が金色の光を発する不思議な岩を見つけ、仏のお導きと思い仏像を彫ろうとしたが、道具がなく、自分の爪で刻んだと。JR琵琶湖線安土駅から徒歩60分、車なら名神竜王ICから30分だ。

 表彰式が26日、草津市の県民芸術創造館であった。白髪に眼鏡の久米さん、元中学の美術教諭で、最後は校長先生だった。受賞ぶり、さすが落ち着きがある。「定年から15年、ずっと絵を描いている。あの岩を見て、震えるような感動を覚えた」と言う。式典のあと、審査員の一人で、洋画家・山本満さんが作品を講評した。「作者の興奮ぶりが伝わるスケール感のある絵だ」と。の絵のグランプリ受賞、心から祝いたい

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2008年10月28日 (火)

京都にしひがしの鯖寿司

Img_9988 Img_9991  やっぱり、美味かった。最初に一つ、もう一つ…食べれば食べるほど、もう一つ欲しくなる。「京都にしひがし」の鯖寿司である。3年前に究極の鯖寿司を目指して、旗揚げした専門店だ。店は七条通七本松上ル二筋目東入ル百㍍、京都中央市場の近くにある。

 この間、久々に訪ねた。鯖寿司職人、古門さん(5?)が鯖を握っていた。鯖の背びれが縞模様で艶々している。長崎県五島列島、松浦半島の鯖だ。まな板の上で酢飯をギュッとしごき固め、鯖を乗せて、両端を大胆に切って捨てて、ぐるっと鯖じゅうに昆布を巻き、竹の皮で包んだ。米は近江米、昆布は北海道利尻、酢は京都という。

 坊主頭の古門さん、この道30年だ。店の名前とおり、京都の鯖を西へ東へ運んで、実演販売している。宮崎、福岡、佐賀、埼玉…地元のデパートに呼ばれると、どこへでも飛んで行く。社長の山上さん(4?)は市場で鮮魚屋さんを兼ねる。やはり、この道30年だ。鯖の見立て、仕入れ専門だ。いい鯖は日本、韓国、中国の領域付近に―と話す。二人の性格もさばさばしている。10巻入り1本2千円。値段もさばけている。???

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2008年10月27日 (月)

滋賀県庁の5階を知る

Img_9649 Img_9921  知る人ぞ知る―である。滋賀県庁の聖蹟記念室の存在だ。天皇陛下が滞留された記念の部屋だが、実は正面から仰ぐ塔屋部分の5階の部屋がそうだ。今は病院事業庁分室と最終処分場特別対策室となっている。この間、知る人ぞ知る人?の案内で見てきた。

 正面のエレべーターで最上階の4階へ行き、そこから階段で5階へ上がった。「ここです」と言われた部屋は鍵がかかっていた。間口は狭く、薄暗い。どこがどう聖蹟なのかーと思っていたら、そこに菊のご紋章があるでしょうと言う。部屋の入口から見上げた所だ。電気がついた。高さ3㍍、立派なご紋章、花弁16枚だ。何よりの証拠である。

 このこと、県が庁内向けに出す県民情報室だより(A4版)第91号(20年2月12日発行)に出ていた。明治23年4月、明治天皇が琵琶湖疎水の開通式で、旧県庁にお見得になった御座所で、今の県庁を昭和14年に新築するに当たり、聖蹟として保存、移設した―と書いてある。左右均衡、端から端へ100㍍の県庁。国会議事堂のような塔屋5階、下からとおく眺めて、今や知る人の一人になった。エッヘン!

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2008年10月26日 (日)

海老天が器からはみ出る天丼

Img_9979 Img_9980 海老天が丼からはみ出ているという。味もサクサクだという。そう書いた写真付きの大きな看板が店の前に立て掛けてある。ホンマかな、どうかなと―と足が勝手に店へ動いた。JR山科駅前にあるラクト4階レストラン街の手打ちうどん「う権」である。

大海老天丼1200円だ。今夜の外食、晩御飯である。ししとう2つ、緑々して大きい。海苔もパリッと揚がっていそうだ。海老天はどうだ。2本、丼の淵に尾っぽがワンタッチしている。丼は底が深く、ご飯が隠れている。見た目は写真どおりだ。味はどうだ。頭からかぶった。サクっとして、柔らかい。ご飯のタレ、よくしみ込んでいる。

半分食べて、美味しいねえと、店の女性に声をかけた。海老の大きさは?国産?丼の直径は?、とたたみ掛けた。海老は国外産で、大きさは6Lだという。丼の直径、わざわざ中で測って「18㌢です」と。正直で、丁寧だ。大海老天丼は1か月前から始め、少しずつ注文が増えているそうだ。店の名前の「う権」は?と聞く。うこん―と読み、意味はオーナーが権田姓で、それにうどんの「う」をつけたからと。聞くは始まりですう~。?

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2008年10月25日 (土)

喜寿女性の白鳥写真

Img_9934 Img_9973  白鳥が2羽、すうーと糸を引くように軌跡を描いている。冬の池にサラサラと雪が舞っている。先を行く一羽が降り向いて「今日は寒いねえ」と言っているのだろうか。2羽は夫婦かな、それとも恋人かな。題は「語らい」。情緒のある、いい写真だ。

 滋賀会館文化サロンの八木篤子写真展だ。そう広くはない会場に八木さんが全国へ撮影旅行に行ったおりの作品13点が並んでいる。北海道、新潟、和歌山、山梨…、どれもアングルよく、一瞬を見事にとらえている。「語らい」は彦根城玄宮園だ。八木さんによると、5年前の撮影で、展示作品の中で一番気に行っていると。冬の光景が好きだという。

 八木さん、もうじき喜寿だそうだ。「語らい」が展示してある前に立ってもらい、ご本人の写真を撮って、語らった。趣味の写真は61歳からで、最初はバカちょんカメラだったそうだ。大阪の写真教室に通ううち、面白くなり、カメラも本格的になったと。撮影して現像で色具合いを見る一瞬のドキドキ感が最高だという。この5年間は膝を痛めて遠くへ撮影旅行出来ず、今回が最初で最後の展覧会だと。白鳥の語らい写真に、拍手!。?

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2008年10月24日 (金)

ゴルフの手習いは70歳から?

008 010 立命館前理事長の川本八郎さんがゴルフをしている。本人は「70の手習いだよ」という。今の立命館に引き上げ昨春、理事長を退き、特別顧問になった。ゴルフ歴4年、74歳だ。それにしても、年齢のハンデを超えて、今さらゴルフとは驚く。
 
 ふるさとの石川県から立命館に来て、馬術部かボート部の入部を考えたらしいが、お金のこと思い、ESS(英会話)に入ったという。理事長時代、スポーツ推薦制度の導入で、アメフット強化などに力を入れたが、ご自身はお腹も出て、運動は疎遠みたいだし、経歴や雰囲気もーイメージにあわない。それがゴルフ、どんなゴルフ?と思っていた。

 この間、川本さんのショットを見た。亀岡市にある関西ゴルフカントリークラブ。白髪にRマークの帽子をかぶっている。どっしりして下半身が安定している。コンパクトなスイングだ。飛距離はないが、方向は正確だ。朝は53、雨の午後は48、グロス101のラウンド。一緒に回った立命スポーツフェロー(体育会OB会)の村岡治会長(66)が「あの年齢で始め、あのスコア、背筋が寒くなった」と。高齢者ゴルフ、畏るべし。

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2008年10月23日 (木)

皮靴とトンボ

Img_9846 Img_9852  おいおい、どこにとまるんや。全国スポレク祭の記念事業、スポーツシンポジウムを聞いていた時だ。どこから飛んできたのか、一匹のトンボが皮靴にとまった。左足を右膝に乗せて、ぶらんとしていた、その左足の皮靴の先にとまった。アキアカネかな。

会場は希望が丘公園の特設ステージだ。北京五輪銀メダルのフェンシングの太田雄貴、サッカーの元日本主将・井原正巳らが「生活の中のスポーツ」をテーマに討論中である。芝生の上の、3人掛けの椅子に一人座って聞いていた。トンボはすぐ、飛ぶのかと思ったが、じっとしている。居心地でもいいのか、なかなか動かない。どうしよう。

こちらも足を動かしたい。困ったものだ。組んだ足、少しだけ動かした。トンボ君、驚いたのか、ぴょこんと飛び上がった。そのまま、どこかへーと思ったら、回りを飛んで、また戻ってきた。愛嬌のあるトンボだ。これもまあ、スポレク記念。そっとデジカメを自分の足に向けた。それで気づいたが、皮靴は埃いっぱいだ。トンボ君は、埃にも耐えてじっとしている。撮影中、足元も我慢だ。皮靴とトンボ、しんぼうを学ぶシンポだった。???

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2008年10月22日 (水)

花登筺の石碑は人生訓

Img_9727 Img_9730 「ヤヤヤァッ~」だったかなあ。芦屋雁之助が番頭、大村昆ら3人が丁稚の「番頭はんと丁稚どん」だ。毎日放送TV、人気のコメディー番組だった。大津市のなぎさ公園にある、脚本家・花登筺(はなと・こばこ)の記念石碑を見て、遠い昔が甦った。

 何処から掘り出したかと思う大きな石だ。縦2・5㍍、横2㍍はある。「泣くは人生 笑うは修業 勝つは根性」―。花登筺の人生訓が刻み込んである。直筆の書体とおり、鮮やかな文字だ。原稿は難読というのに、筆文字は見事だ。言葉もがいい。暫し、見惚れて、たたずんで、意味をかみしめた。碑の後ろは大津市民会館、前は大きな琵琶湖だ。

 大津市生まれ、5人兄弟の末っ子。大津商から同志社大を卒業して、船場の繊維問屋で働いて脚本家に。TVは「やりくりアパート」が最初で、次の「番頭はんと丁稚どん」がヒットした。細腕繁盛記、ぼてじゃこ物語、どてらい男…もう何を書いても当たった。舞台脚本500本、テレビ脚本6000本。新幹線の車内でも3、4本同時進行で書きまくっていたとか。今年で没後25年。書くは情熱―、55年の短命だった。

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2008年10月21日 (火)

昼食食べ歩き考察

Img_9714 Img_9859 昼食の店選びは、気分次第、足のむくままだ。気が向くと、写真を撮っておく。最近の昼食どうだったかなあと、写真で振り返った。

・趙さんの店(浜大津) 鶏肉甘酢 780円 ・うお忠(JR瀬田駅前) さば定食 680円 ・凡(大津中央2丁目) 天なん定食 800円 ・豆藤(滋賀銀本店前) 大皿(鮭)小皿(煮豆) 720円 ・豪 ヒレかつ(大津駅前商店街) 800円

一番はJR瀬田駅前のうお忠かなあ。680円のさば定食、塩さばのあぶらが染み出て、手打ちのきつねうどんはコシがあった。肉じゃがが付いて、かやくごはんも味がよくしみている。駅前で一番古く、味よし、値段よしだ。

浜大津の趙さんの店、何時も流行っている。この間の日替わりは鶏肉甘酢。かぼちゃと海老の揚げモノとスープが出る。中国の趙さんが一家挙げて経営。何となく、客に優しい店だ。デパートの総菜店で人気の豆藤は、煮豆の小皿一品がポイントだ。凡のそばは1級で、上品な味だ。どの店も◎、食欲の秋を思う。

  写真の左はさば定食、隣は天なん定食。

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2008年10月20日 (月)

四六のガマ、口上タラリ

Img_9790 Img_9791  最初に「さあ、ご一同」という。ガマの油うりの口上だ。ちょんまげ、赤鉢巻の侍文麻呂さん(5?)が出てきた。四六のガマを入れた箱を持っている。前足4本、後足は六本、本家本元の四六のガマは、筑波山麓でなく、伊吹山が発祥の地だという。

 油汗の効能をタラ~リと喋って、「さあ~て、お立ち会い」と来た。日本刀を抜いて、半紙を口に加えた。口上の見せ場だ。2枚が4枚、4枚が8枚…64枚が128枚と数えて、用意してあった紙吹雪をパッと秋の空へ。いや、格好いい。手品のよう?に見事だ。日差し暑く、我慢の皆さん、額に汗をタラリ流して、ヤンヤヤンヤである。

ガマの油を腕に塗るくだり。なぜか、ナイチンゲールの話を出して「男か、女か」と。自分でクスッと笑って「女性ですね」と言って、「さあ~て、お立ち会い」と戻す。最後はガマの正体?「ここに取りいだしたるは…」と、チラリズムを繰り返す。演じた待(まち)さん、銀行マン。伊吹山がま口上保存会を起こし、大津市内で教室を開き、会員を募集中という。18、19日、希望が丘公園であった全国スポレク祭イベントの熱演だった。

  伊吹山がま口上保存会事務局 大津市一里山2丁目12番19号  待(まつ)文麻呂さん 090(8146)9818

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2008年10月19日 (日)

宮崎地鶏、知事とともに

Img_9742 Img_9743  煙りがもうもうだ。広い芝生ランド、香ばしい匂いがする。何かな?と行ったら、宮崎名産の地鶏、炭火で焼いて実演販売している。テント前、赤い法被の東国原知事もいるーと思ったら等身大の写真だ。地鶏か、知事か、人の列が続いている。人気だ。

 滋賀県野洲市の希望が丘公園である。昨日18日、全国スポレク祭滋賀大会の開会式会場だ。端から端まで千㍍の芝生を色んなテントが取り囲む。47都道府県から期間中、1万人余が参加するイベントだ。朝から式典を挟み、近江名産の販売、特設ステージの歌、踊り…大変な賑わいだ。そこへ、宮崎県が来年の第22回大会開催の宣伝に来た。

 地鶏と知事の看板と大会パンフ持参だ。知事さん看板は言う。「皆来んね 笑顔まんかい 神話の国で」「みんなの参加 待っちょるよ」と。宮崎弁だ。朝、匂いを嗅いでしまったので、式典終わって並びに行った。500円と1000円のパック、ここにも知事の顔写真シールが貼ってある。販売の店員さんに「売れゆき、びっくりしたでしょう」と言うと、「ハイ、びっくりしました」と。知事効果?、地鶏はまさに飛ぶようにーである。

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2008年10月18日 (土)

瓦礫の山は1000点

011 017  あの~う?、この瓦片は何点あるでしょうか―という。瓦片は滋賀県大津市の穴太廃寺跡から出土した瓦片だ。穴太は「あのう」と読む。それで、あの~う?とクイズ形式で、展示してある?。大津歴史博物館の「かわら展-瓦からみた大津史」展を鑑賞した。

 ビルが立ち並び、瓦屋根が次第に消えて行く。今こそ、瓦の存在を―の企画趣旨で、この11日から展覧会が始まった。展示の最初は「瓦礫の山は宝の山」で、丸いの、四角いの、色んな断片瓦がこんもり積んである。どうみても瓦礫だが、実は大津市で最も古い瓦で、白鳳時代、1400年前の瓦だという。風雪耐えて、今もかわらず?だ。

 瓦片が何点か、答えは積んだ瓦の山の中にーとヒントがあるという。よく見ると、左端に紙切れが差し込んであり「1000点です」と。会場には古代の軒丸瓦、軒平瓦から江戸の猿、虎、猪など作者名を記した芸術性高い鬼瓦が多く、形のはっきりした瓦が350点。これに瓦礫1000点を加え、展示の総点数は1350点という。主催者は瓦礫でも1点1点にかわら(り)ないと。それで「かわら展」。???。ちょっと違うかな。

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2008年10月17日 (金)

秘伝、秘伝…の鯖寿司

Img_9617 Img_9622 秘伝の鯖寿司だという。京阪五条駅から東へすぐの「ときわ寿司」だ。なんと明治元年創業だという。それで、秘伝の鯖寿司だから、どんなんか?と思う。道路側に小さな机が出て、紙包みの鯖寿司が何本も積んである。見本の貼り紙、1本3800円だ。

日刊スポーツの切り抜きが張ってある。お店を紹介した記事だ。真ん前へ行って、へばりついて読んだみた。~若狭の海でとれた鯖を家伝の製法で仕上げている。創業から約140年間の伝統の味は、上品な甘さと絶妙な歯応えがあり、一日100本の限定製造。値段もお手頃~と。見出しも「お土産にどうぞ」と、えらく持ち上げている。

どうしよう?と、思案中にウインドウ上の戸が開いた。割烹着の板前さんが「何しましょ!」と言うので、1人前1900円の鯖を頼んだ。出会い頭だった。ついでに鯖は?、お米は?と聞くと、鯖は若狭産で、米は江州(近江)と言う。秘伝の秘密は聞き漏らして、持ち帰った。包み紙にも箸袋にも秘伝、秘伝とある。背びれがよく光った鯖は、5切出てきて、1切れにすると380円だ。味?、うーん、秘伝商法の秘伝。???

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2008年10月16日 (木)

琵琶湖がくっきり見え~る

Img_9674 Img_9690 はるか、遠く…である。大津市歴史博物館の松浦館長が言う。「こうも見通せるのは、一年に一二度です」と。昨日15日、琵琶湖の眺めである。午後3時現在、気温24度、北東の風6㍍だ。高台の大津市歴史博物館の玄関前に立って、くっきり、くっきりだ。

真下は大津商業高校のグラウンド。放課後、サッカー部の練習が始まっている。皇子山競技場のトラックとフィールド。その向こうは、グリーンの屋根が並ぶ。県営びわこ競艇場だ。松浦館長は「色合い、お伽の国みたいでしょ」と言う。確かにそう見える。琵琶湖が限りなく広がる。対岸に三上山、鈴鹿の山並み…、眺め良しだ。

雨上がり、強めの風、快晴―の条件揃えば、見通しはいい-と、聞いたことがある。この日はそうだった。大津市歴史博物館から浜大津へ移動して、今度は東側から琵琶湖を眺めた。外輪船ミシガンが乗客を下ろしている。ヨットの帆が一つ、二つ…、青い空と緑の比良。湖岸べりはマンションまたマンション。あまり増えると、景観はハハ…ハクションだ。???。上の写真、左は大津市歴史博物館から、右は浜大津から写す。

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2008年10月15日 (水)

昔の五条大橋再現

Img_9568 Img_9577  京都国立博物館へ、昔の五条大橋を見に行った。橋は博物館の前庭、西南かどの端にある。秀吉が天正17年(1589年)に造った、本物の橋だ。橋脚3本を地面に埋め込み、上に橋桁2本を乗せて繋いである。博物館の端にあっても橋だ。???

 前に何気なく見ていて、今度はじっくり見た。洛中洛外図付きの説明板を読む。真ん中の橋脚に「津国御影天正拾七年五月吉日」と刻まれていて、その年に秀吉により、今の位置に移された。それ以前は、一本北にある現在の松原橋にあったという。石材は花崗岩で、摂津国の御影、つまり、今の神戸市御影から運ばれてきたと。

 橋の脚を近くで―と、自慢の長い足で、木柵を軽く跨いだ。橋脚の回りを一周して、花崗岩の橋をさわった。橋幅は7㍍ほどある。鴨川の代わりの草叢に銀杏の実が落ちて、匂いがきつい。秀吉が造って、もう400年余の橋だ。橋脚はがっしり硬く、歴史の重みもずしりと伝わってくる。もう一度、戻って、洛中洛外図の五条大橋を見た。橋が出来て20年後に描かれた絵だという。橋には人、人、人だ。橋見て、絵図みて、3連休のひと時、往時を思う。

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2008年10月14日 (火)

豆皿で豆寅の豆寿司

Img_9459 Img_9465  白木の四角い箱が出てきた。蓋を開けると、寿司が15個並んでいる。鯛、松茸、鱧、海老、玉子、鯖、昆布、胡瓜、鰻…、どれも一口サイズだ。縦に3列、横に5列である。海老は尾が兎の耳みたい。客はだれしも、さて最初は何から?と、思うそうだ。

 店の名は、豆皿懐石汁る椀-豆寅だ。花見小路四条を下って、4筋目東入ル北側で赤い提灯が下がっている。芸舞妓さんが歩く祇園の真ん中だ。店は旅館を改装して、開店3年目という。経営は東京資本。挨拶に出てきた女将の清水博子さんは、札幌出身だ。豆皿寿司は京懐石に見立てた料理人らのアイデアで、東京・銀座にも姉妹店がある。

 先付けは竹籠にイチョウの葉が埋まっていた。底から和紙でくるんだ芋、栗が出てきた。刺身も小皿に一点一点だ。料理が出る度に写真を撮った。同席の店経験者は「写真なら最後」と言っていたとおりだ。色とりどりに圧巻の15種類だ。女将が「旬の素材も」と話した松茸は、上段の真ん中だ。少し迷って、まずはメーンからと松茸から入って、どこの産?と女将に聞くと、韓国産だと言う。国産は、まだマッタケ!だ。???。

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2008年10月13日 (月)

維新派の〈彼〉が登場

Img_9498 Img_9509  どんな<>か、見に行った。劇団「維新派」公演の、<>と旅をする20世紀三部作の<>だ。長浜市・琵琶湖畔の水上野外舞台で第二作「呼吸機械」があり、出てきた<>は噂どおりの大きさだった。身長は4㍍もあるのに、舞台を歩いた。

丸い帽子を被って、俯き加減に歩く。一歩また一歩、ゆっくりゆっくりだ。茶色の三つ揃いの背広に、リュックを背負い、水筒をぶら下げ、右手に杖を持っている。巨体のわりに如何にも小さな杖だ。野外舞台のN列2番席から見た。ほとんど最上階だ。人が中に入っているのかな、機械操作かなあ…どうして、歩くのかなあ?と、不思議に思って、見た。

公演の舞台は撮影も携帯も録音も禁止だ。目に焼き付けるしかない。公演は午後7時から2時間だ。<>の登場は三度だった。最初と終わり、舞台の右から左へ、10歩?で歩いた。舞台に立つ役者さんの中を分け入るように。もう一回は舞台の真っ正面で宙吊りで出てきた。「高い高い、バアッ」だ。高さは20㍍以上か。仕掛け、どうして?と腕を組む。写真は開演前の琵琶湖畔、夕日を見る<><彼女>も腕を組んでいた。???

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2008年10月12日 (日)

北斎の虎、月見てうっとり

Img_9490 Img_9496 虎さん、月を見てうっとりしている。竹笹に腰を落とし、首を伸ばし、顔をあげて、目はパチリと開けている。お月さんは満月だ。夢みる夢子みたいで、どこか、漫画っぽい虎だ。浮世絵師・葛飾北斎が最晩年に描いた「月みる虎図」である。

滋賀近代美術館の「葛飾北斎展」で見た。版画でなく、肉筆画だ。島根県津和野の北斎美術館が所蔵している。北斎は晩年、版画の世界から遠ざかり、一枚一枚の肉筆画に力を入れた。役者絵などの風俗画は少なく、動植物や故事古典の題材が多かったという。この展覧会も柳に牛、鶏、猿、夕顔、福助、狐の嫁入りの肉筆画があった。

 月にうっとりの虎は、96.2×29㌢で、縦長の軸になっている。弘化元年(1844)の作品だ。老衰で、90歳で亡くなる5年前だ。図録によると、目は黄色、鼻は藍色をわずかに使っているだけで、地味な色調でまとめているーと解説してある。右下に小さく「八十五老卍筆」の落款がある。「八十五」は年齢だろうが、マンジの卍の意味がよくわからない。会場でも図録でも、何度もマンジ、マンジと見た。???。

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2008年10月11日 (土)

夕暮れの滋賀県庁

Img_9430 Img_9428 この一枚、今週のベストショットかなあ。夕暮れの滋賀県庁本館である。空の色が限りなくブルーだ。三日月が出ている。県庁の尖がった塔の先端に星が一つ。灯りは県庁4階の窓と街灯…。真向かいの滋賀会館から道路を挟んで撮った。

滋賀県庁は築69年だ。昭和14年に伊藤功一、国枝博氏の設計で建ち、来年で70年になる。正面に大きな噴水があり、琵琶湖へ向かって建っている。真ん中に尖がった塔があり、左右均整の4階建てだ。JR大津駅から旧教育会館、新館を経て、坂道を下って、本館正面まで5分足らずだ。外観は国会を思わす、いい建物だ。

写真の上から右クリックして、プロパティを開けた。撮影日時をみると、6日18時03分となっている。週明け、よく晴れた日の夕方だった。一歩外へ出て、あの夜空を見上げ、帽子はなかったが、ハッとした。毎日腰に下げているデジカメを取り出し、ズームで撮った。1枚は発光、1枚は発光を停めて。芸術は爆発?、写真は瞬間だ。空のブルーと尖がった塔、アラビアの夜のように♪~ブルーブルー~シャトウ~♪。???

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2008年10月10日 (金)

値上げ展望バイキング

Img_9422 Img_9427 お好きな物をお好きなだけ…という。ランチバイキングの展望スカイバンケット「大文字」だ。JR京都駅前のメルパルク8階にある。料理とデザートは25種類以上で、値段は1200円から1390円に上がった。値上げ以来、初めて8階へ上がった。

 何名様ですか?、お煙草は?…、最初の台詞に変わりない。空いている禁煙の席へ座って、取り皿を持って、料理コーナーへ行く。棒々鶏、野菜サラダ、ちらし寿司、ハンバーグ、パスタ、焼肉…、料理も味も値上げ前とそう変わらない。店長らしい男性に「1200円時代から来ているけど、いつ値上げして、何がどう変わった?」と聞いた。

 値上げは3月からで、デザートの種類を増やしたという。「それから…」と言って、料理コーナーの場所を変えたという。東側の壁際から西側の窓側へ。それは、入ってすぐわかっていた。西側のガラス窓、広くて大きく展望がよくきく。真下にJR京都駅の正面広場、北西に京都タワー、西側に京都中郵と西山の山並み…、だから展望スカイバンケットだ。お好きなところをお好きなだけ…、190円の値上げの秘密はショバ代、しょばに寄ってわかった。???。

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2008年10月 9日 (木)

駅ビル階段は171段

Img_9398_3 Img_9389_2   下から見上げて、ウワッ…である。広くて長い階段がエスカレーターにそって、ずっとだ。JR京都駅ビル西側の171段の大階段である。一番上の階段に毎年2月にあるKBS京都主催の階段駆け上がり大会の優勝プレート記録が嵌め込んである。

 大会は平成10年に始まり、今年で11回も続いている。4人1組の団体と個人で争っている。1回目は京都サンガが勝っていて、監督だった与那城ジョージさんの名前がある。かつて京都マラソン記録を持っていた古村正昭氏も第3回と第5回に出て優勝している。個人記録は第1回が26秒45だったが、今年は新記録が出て、20秒40だ。

 この間、駆け上がらず、上がった。伊勢丹5階から10階までだ。上を見たら顎があがるので、下を向いて1段、2段、3段…と、ひたむきに上がった。伊勢丹7階あたりで80段だ。太股がパンパンに張ってきたが、上り切った。携帯のデジタル時計で推計すると、2分50秒くらいだ。今年のチャンピオン記録から2分30秒も差があり、大きく遅れたが、頑張った。ハアハア…、歯は出ず、荒い息が続いた。今、スポーツの秋!

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2008年10月 8日 (水)

酔芙蓉に酔う

Img_9322 Img_9316 酔芙蓉は一日花という。朝は純白に咲く。昼になると淡いピンク、夕方は濃いピンクに変わる。時間とともに酔うが如くなので「酔芙蓉」という。花言葉は「繊細な美」「しとやか」である。アオイ科の落葉低木で、中国の熱帯部が原産だ。

 左上の写真は、午後1時半ごろだ。酔いが回り始めた頃だろうか。白色の花びらがピンクがかって、ポッと頬を赤く染めたようだ。ほのやかだ。水曜??ではなかったが、うまく撮れている。花言葉にあう雰囲気も出ている。撮影場所は府立植物園北西側にある宿根草園である。源氏の藤袴も咲いていて、人気スポットの一つだ。

 園側も案内に力が入っている。腕時計まで描いた手型の表示棒にガムテープを貼って、マジック書きで解説している。屈んで読むと「天下の美女、楊貴妃がお酒に酔ってホッペをポッと赤らめた、それほど美しいの、形容」と。立ち上がって、また、見惚れていたら団体さんが来た。年配の一人がガイド役をかって出た。「この花、大事な花なのに不用(フヨウ)と言うんです」と、顔を赤めた。不用意な?駄洒落に酔ったようだ。???

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2008年10月 7日 (火)

印象派画家ピサロの顎髭

Img_9211 Img_9365  耳たぶの横から垂れている。真っ白で、先端まで30㌢はある。ご本人の絵以上に印象に残る、立派な顎鬚だ。画家カミーユ・ピサロ(1830-1903)である。京都伊勢丹7階の美術館で5日まで開催していて、実はあの髭を二度見に行った。

 会場正面にピサロの年表が出ていて、その中に髭の写真が二枚ある。展示室では第3室にエッチングの自画像が出ている。左上の写真がそうで、チラシ裏に出ていたで、小さなのをアップして写した。縦18㌢×横17㌢で、1890年頃の作品という。年表でみると、印象派画家として評価の出た60歳ころの自画像だ。

 ピサロは印象派グループの中心的な存在で、全8回の印象派展すべてに参加して、父のように慕われたという。晩年、目を患ったが、8人の子宝に恵まれ、5人が画家の道を歩んだ。年表に家族写真が出ていて、長男の顎鬚も親思いなのか、家系なのか、立派だ。ピサロの髭、何時頃からかナと思う。二度目の観賞で、ピサロ73年の年表を丁寧に見た。あれだけの髭なのに出てなかった。ひげすることないのにひげえ。???。

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2008年10月 6日 (月)

追いかけて蝶

Img_9256 Img_9269  蝶さん、ちょっと、ちょっと―だ。追いかけて、また、追いかけて―である。題して、府立植物園の蝶とコスモス。何時もどおり、北山門から入ったら、目の前が一面のコスモス群だ。赤、ピンク、白…、プランターが400鉢-と、朝日新聞に出ていた。

 見出しは「コスモス、秋風にゆらり」だ。植物園、このところご無沙汰しており、好天の4日に行った。朝から空は高く、青く、白い雲ふんわり。今、まさに秋。朝日の記事に「コスモスに蝶が舞う」と書いてあったが、そのとおりだ。コスモス群の中へ入り込んで、花から花の蝶を撮った。近づいて、逃げられて…、蝶さん、待ってチョウだいナ。

 カメラを持った同好の士が多い。脚立に一眼レフ、本格派のカメラマン?と話した。「毎年来ているけど、今年はアゲハがいない」と言う。飛んでいるのは、モンシロ蝶に黄蝶にシジミ蝶だと。かなりの蝶ツウと思って、「そこのマダラな翅の蝶は?」と聞いてみたら「???、ちょっと待って、うーん」と、かわして、場所を移動した。さすが蝶カメラマン。左上の1枚の写真が名前を聞いた蝶だ。まだらな翅、何?チョウかな。???

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2008年10月 5日 (日)

体操の洛南高、合わせ技の祝宴

Img_9157 Img_9203  人が、いるいる…。ホテルグランビアの源氏の間、テーブルが縦に横に並んで、450人もの集まりだ。北京五輪体操団体銀メダルの主将・富田洋之選手と出身高校・洛南高校の体操部インタハイ9年ぶり優勝を祝う、合わせ技の宴だ。

 宴は延々、2時間半だ。話を聞いて、ビデオ見て、また話を聞いて…壇上で、テーブルで、「ええ話やなあ」「面白い話やなあ」と思ったこと、一つ、二つ、三つ…。サーカスは難しくない技を難しく見せるけど、体操は難しいのにやさしそうに見せる―、富田選手が何処かで喋ったことを、真言宗のお坊さんが代わって披露して、なるほどなあと。

 富田選手が所属するセントラルスポーツの管理職が出席していて、隣り合わせ。宴たけなわの頃「富田君のゴルフ、ドライバーで300ydをミスせず、飛ばすのが、快感と言うです。体操はミスが命取り、共通するのでしょうか」と。そう言えば、今年の埼玉インタハイ、洛南の4選手は全種目ノーミスで、まさに奇跡の団体優勝だったそうだ。これ洛南イズムかと。出て見た宴は、会う人、知ること、縁の宴だった。

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2008年10月 4日 (土)

江戸文化人の死因を分析した本

Img_8945 Img_8947 江戸文化人の死因が一覧表になっている。中江藤樹はぜんそく、井原西鶴は脳卒中、近松門左衛門は慢性気管支炎…、読売新聞朝刊文化欄(9月26日付け)の新刊紹介だ。著書は山形大名誉教授で予防医学の杉浦守邦さん(87)だ。写真も載っている。

 記事を切り抜いて、JR京都駅八条口南のアバンティー6階へ。「思文閣の、この本」と新聞見せると、ネット検索ですぐに出てきた。ソフトカバーで320頁もある。死因診断の江戸の文化人は22人だ。パラパラ捲ると、面白そうで難しそうだ。なんぼナと後ろを見ると、2650円。途端に腰がひけて、書棚の前の椅子で、座り込んだ。

 前書きとあとがきを読む。著者は「病気に関心のない人も人物と関連づけると関心を持ってもらえる」と書く。順番は死亡の古い人からで、最初は近江聖人、中江藤樹だ。360年前にぜんそくで死んでいる。葛飾北斎は89歳、老衰だ。死因の内訳は十返舎一九など脳卒中8人、伊能忠敬など慢性気管支炎4人という。梅毒や、喫煙が原因していると。この時代のがん?、病名がないだけで、当時もガンガンあったのでは―とも。書店図書館、ゴホン、ゴホンと読む。???

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2008年10月 3日 (金)

お品書き、80種のたぬき庵

Img_9119 Img_9128 壁は丸ごと「おしながき」だ。上の段は細く長い巻き紙で、端まで3㍍以上はある。下段は大きな模造紙が貼ってある。古いの、新しいの、みんな手書きだ。品数が多い。月見うどん、中華丼、オムライス、焼肉定食…と数えたら、80種はあった。

 お店は京阪石坂線・島の関駅前の「たぬき庵」である。一人歩けば、いっぱいの通路を挟んで、二人掛けの椅子は4つあり、客8人で満席だ。開店から23年たっている。鉄砲撃ちが趣味で「たぬき庵」と名付けたご主人が一年前に亡くなり、今は76歳の奥さんが一人で切り盛りしている。この間、1週間に二度、一人で行った。

 これだけの品数、どんな注文でも?と、聞いた。「カツオで出汁つくっておいて、食材を揃えておけば…」という。親元が浜大津の食べ物屋で、幼少の頃から料理の心得がある。娘が5人で、交代で手伝いにも来るという。娘さん5人?と驚くと、自慢そうに3番目はフラメンコ教師ですと。帰り際、お品書きの壁紙の前で写真を撮った。娘さんの手づくりエプロンか、赤い羽根が一緒に写っていた。助け合い、共同募金の秋だ!。

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2008年10月 2日 (木)

ニニ・ロペスの憂え

Img_9057 Img_9110 視線は斜め下だ。右手と左手を絡めて、座っている。何を見ているのだろう。赤い小さな唇、後ろに束ねた髪、緑の薄いネッカチーフ。眼差しはうつろだ。こんな表情を「憂え」というのだろう。ルノワールが1876年に描いた「ニニ・ロペスの肖像」だ。

 京都市美術館の「芸術都市パリの100年展」に出展中である。フランス南西のマルロー美術館所蔵で、初めてフランスを出たという。作品は会場の第2室、正面の濃い緑の壁面にあった。絵は油彩、それほど大きくない。看板、ポスター、ちらしで見たニニ・ロペスより、絵の色も表情もずっと清楚に思う。まさに憂えを含んでいる。

 モデルはモンマルトルの娘さんだという。ルノワールは座る女、桟敷席などにも描いており、横顔と礼儀正しさがお気にいりだったらしい。それが、良家へ嫁がそうと思っていたら売れない三文役者と結婚して、落胆したというエピソードがある。会場で読んだ2200円の図録にそう書いてあった。図録買おうかどうか、悩んだが、ニニ・ロペスさん登場のクリアファイルとポストカードにした。今、芸術の秋、憂えの秋!。

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2008年10月 1日 (水)

井伊の赤揃え

Img_8964 Img_8968  赤また赤である。兜も甲冑も―である。説明する係りの法被もTシャツも赤だ。これが所謂「井伊の赤備え」である。この9月末、JR京都駅2階で彦根市の「井伊直弼と開国150年祭」の観光キャンペーンがあり、初代直政公の甲冑レプリカを見た。

 レプリカは彦根城博物館から借り出してきたという。兜は直政公の顔を象ってある。鼻は尖がって、鼻ひげに顎ひげもついている。口は吠えるが如くグワッとあいている。白い毛まで出て、まるで人形のようだ。兜の角は、すっかり人気者になった、ひこにゃんと同じだ。両耳の横から象牙の二本、にゅっと伸びている。この角の出方が井伊家の殿さんのしるしだという。

じっと見ているだけで、恐ろしい。さすが井伊の赤鬼である。井伊家は桜田門外の変の13代直弼の次の14代まで続いて、軍装はずっと赤備えが基本だったという。会場で年配のボランティアガイドさんに聞くと、鎧兜の重さは初代直政公ので27㌔で、直弼公の頃は13㌔の軽さになっているという。江戸から400年、井伊家は怖い初代直政公から今、♪~ひこにゃん、ひこにゃん、ひこニャンニャン~♪である。時代は嗚呼、ひこにゃん。

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