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2008年9月

2008年9月30日 (火)

平山画伯ルルドの行進

Img_9058 Img_9070  平山郁夫画伯、今年の院展の作品は「祈りの行進・聖地ルルド」である。京都市美術館で見た。二階へ上がって、第1室の左側の真ん中だ。日本美術院理事長である平山作品は毎年、決まって、ここにある。今年もまた長くて大きいワイド版だ。

作品の端から端へ歩いたら9歩だった。身長のわりに足が長いので、9歩だと、まあ8㍍はある。作品の全体を見るには、バックバックだ。2歩も3歩も下がって見なければならない。作品は夜空を歩く人、人、人である。一連のシルクロードシリーズでもそうだが、人や駱駝もよく歩いている。平山画伯、よほど歩く姿がお好きなようだ。

 目の前の作品、何人歩いているのか、数えた。右から左へ、1人、2人、3人…と眼で追った。真ん中でこちら向きの子供含め45人と犬は一匹だ。ルルドは仏南西部の人口1万5千の小さな町という。聖女の出現で病が治癒する泉が洞窟に湧いて、カトリック教徒が夜にお祈りに行く。毎年300万人で、聖泉発見からもう1億人とか。帰りに買ったポストカード、行進が長く、上も下も余白が多い。聖地ルルドは長く白く―である。?

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2008年9月29日 (月)

鋭ちゃん、思い出の司会

Img_9021 Img_9029  写真を撮らせて下さい―とお願いした。気さくに「どうぞ」と、柔和な顔がデジカメへ向いた。かすかな微笑み、黒ぶち眼鏡。朝のラジオで六甲おろしを歌った元アナウンサーで、参議院2期、衆議院1期の元政治家で、今はタレントの、鋭ちゃんこと、中村鋭一さんだ。

 タキシードに蝶ネクタイ。背筋はしゃんとしていて、声は相変わらずよく通るが、髪はさすがにすっかり白い。もう78歳だという。滋賀県出身で同志社大を卒業して、草津中で英語教師をやり、朝日放送開局でアナウンサー1期生に。「おはようパーソナリティー中村鋭一です」で、聴取率の日本記録を6年間も保持しという、あの鋭ちゃんだ。

鋭ちゃん、この27日にあった滋賀会館大ホール閉幕コンサートの司会に来た。参議院選挙の演説で暴漢に襲われた平成元年以来、20年ぶりの滋賀会館という。「あの暴漢、そこから上がって来ましてね。傘の先で殴られました。あれで同情かって当選しました」と客席を指差しながら喋る。滋賀会館の結婚式第1号ともいう。車にカンカンひきながら、浜大津まで走ったと。思い出次々…、鋭ちゃん、ふるさと・滋賀はえいえいと。???

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2008年9月28日 (日)

拝復 めがね橋

 Img_8972 Img_8867 石橋展の森野秀三様 前略 先日はお手紙と石橋の写真、有難う御座いました。五条坂の西大谷本廟にあるめがね橋(円通橋)はおっしゃる通り、池に蓮が多いですね。森野さんの写真の一枚。「これが現状のベスト」とありましたが、正面からお見事です。

 滋賀会館で6月にあった石橋展で、めがね橋を知りました。わりに自宅に近いものですから何度か通りがかりに写真を撮ってみました。橋の見えるところをグルグル回るのですが、正面からは木がこんもり繁っていて、橋がめがねのようには見通せません。どうしても蓮のハスからしか見えないんです。右上の写真がそうです。

 橋脚も敷石も欄干もみんな花崗岩なんですね。この間、渡ってみました。長さは40㍍、幅は6㍍もありました。説明板には、安政3年(1856年)12月の竣工で、当時は「奇巧をつくした橋」と話題を集め、池は「皓月池」(こうげついけ)といい、橋の二つアーチが眼鏡のように映るので通称「めがね橋」という―と書いてありました。この夏、東北へ石橋取材で旅行されたんですねえ。次の石橋展、楽しみにしています。 草々 

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2008年9月27日 (土)

ごはんやのさばや

Img_8895 Img_8898  来る客、来る客、「鯖や、鯖や」と言う。烏丸三条東入ル、居酒屋「ごはんや」の、所謂ヒット商品である。店主は岡××さん(4?)で、開店して18年という。烏丸アネックスビルの地下1階で、昼はせいろ蒸しごはんのランチもやっている。

 年に何回か、何となく仲間が集まる会があって、そこが店の名前がわかりやすい「ごはんや」である。集合は午後6時ごろから三々五々で、順次入ってきて、掘りごたつ式テーブルに腰を下ろして、ややあって、「鯖や」となる。この間は集まりがよく、最後は10人にもなって、みんな1尾530円のさばの塩焼きを頼んで、食べたようだ。

 岡さんに「鯖、人気やねえ」と声をかけた。鯖はノルウエー産で、生鯖を買って来て、注文を聞いてから塩加減するという。最初から塩さばを焼いていない、と話す。出てくるのに、まだかいナと思うほど、時間がかかる。岡さんは「それだけ手間をかけているんです」と、さばさば言う。確かに一生懸命、丁寧に焼いてある。色具合もこんがりして、ふんわりしていて、身も脂がのっている。さばっては、いないようだ。

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2008年9月26日 (金)

駅前の彦根屏風は国宝の複製

Img_8920 Img_8923 登場人物は14人と犬一匹だ。JR彦根駅2階の改札出て、正面に国宝・彦根屏風の複製が展示してある。横5.4㍍、縦2㍍で、本物の2倍という大きさだ。正面からじっくり鑑賞した。左から三味線弾き、双六遊び、犬の散歩、若侍…などなどだ。

 説明板によると、NPO法人芹川が2年前に彦根築城400年祭を記念して作成したという。屏風は江戸の寛永年代の風俗図で、幕府のお墨付きで京都・六条三筋町にあった遊里の様子を描いている。彦根藩主だった井伊家に代々伝わり、それで「彦根屏風」と言われる。今は、彦根城博物館にあり、公開は1年に1度でしかないという。

 何しろ国宝、何処が?と、もう一度、見た。左端に山水画の屏風が描いてある。屏風の中の屏風だ。屏風の前で、坊さんが三味線を弾く。坊主が屏風に上手に~、の早口言葉を思い出す。隣りに大きな横長の盤がある。白と黒の駒があり、囲碁かなオセロか?と思ったが、なぜか双六遊びだという。右端で女性が犬を紐で引っぱっている。犬が何か用?と見上げている。短足犬、白黒斑だ。生々しい表現力、複製でも、さすがは国宝。

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2008年9月25日 (木)

彼岸花との再会

Img_8876_2 Img_8878_2   彼岸花は秋分の日の頃、決まって咲く。希望が丘公園の黒崎前公園長から「9月23日の誕生花が彼岸花になっていて、興味深いですね」と花暦のメールをもらった。確かに今年も今が旬とばかりに赤い花が開き始めた。花言葉が再会というのも面白い。

 そんなメールが届いて、清水寺の舞台下の土手へ彼岸花を見に行った。雨が時折、ざあっと降った21日の日曜日だった。お地蔵さんの脇に真っ赤に群れて咲いていたり、矢車みたいに1本だけひょいと立っているのが、何とも言えない。何時の年だったか、偶然見つけた。自宅から歩いて30分ほどだが、あれから毎年のように写真撮影に通う。

 この間は雨上がりの夕方、茶わん坂から上がった。案内の看板に清水寺近道→と出ていたが、10分もかかり、蒸し暑さもあり、一人なのにフーフーという。観光客と逆コースをたどって、舞台下まで来た。やっぱり、ニョキニョキ、ヒュルヒュルと出ている。石灯籠、苔むした石垣、竹矢来、お地蔵さん…、彼岸の世界だ。音羽の滝まで行きつ戻りつ、二往復した。頬をつねったら痛い。彼岸ではない。今年も此岸での再会、ああ生きている。

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2008年9月24日 (水)

インスタレーション、空間の中で

Img_8853 Img_8855 矢印→表示で会館内を上がって、下がった。「桑野聖子インスタレーション展」である。展示会場は廊下、屋上、窓、空のコップ…。特別には何もない。あるのは部屋と空間と、ガラスの向こうの景色だ。これ、今流行りの現代美術の表現手法の一つという。

会場はJR大津駅から徒歩5分の滋賀会館である。展示会場へ行ったが、インスタレーションというのがわからない。成安造形大立体造形クラス卒業して5年という、展示作家の桑野さんに一緒に歩いて、鑑賞した。インスタレーション? 空間が作品で、そこに存在するモノと鑑賞者の感じ方です-と話す。

大ホール2階のロビー廊下。開催前日の会場づくり?で掃除した小さなゴミをガラス窓に置いたという。ゴムやプラスチック片や紙の切れの端や…。これ作品?と聞くと、その場所で、それ見て何を思うかーと言う。聞いても聞いても???。終点は地下2階で、丸椅子に座ると、紅茶とケーキとクッキーが出た。開催3日間、お客さんは?と聞くと、一日5、6人と。それで、成果は?と聞くと、この会館は最高の快感-と。???。

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2008年9月23日 (火)

吉祥のおろトン

Img_8844 Img_8838  店の前に「おろトン」と出ている。それ何?と、一歩近づくと、小さな字で、豚かつのおろしポン酢かけの略―と書いてある。値段は980円で、ごはん、味噌汁、漬物付きーという。黄色の台紙に、緑、赤、黒のマジックを使い分けした派手な貼り紙だ。

 JR大津駅2階、レストラン「吉祥」である。おろトン見たさに入って、4番テーブルに座った。どっしりした女将さんが注文とりに出てきて、お冷とスポーツ紙をテーブルに置く。即「おろトン!と頼んで、どうして「おろトン?」と聞く。答えは「おろし豚カツって、言い方が長いでしょう。だから、略しておろトン」と。いや、単純明快だ。

 話題の「おろトン」が出てきた。おどろおどろ―どころか、皿盛りが美しい。「おろトン」7切れの回りは赤いトマト、扇切り胡瓜、こんもりポテサラ、キャベツは細かく、大きく…。デジカメで写して、女将さんに「綺麗なおろトンやねえ」と見せたら、デジカメ覗き込み「ホントや」と。ついでに「味もさっぱりよ」と。こちらもついでに店名の吉祥の意味を聞く。「良いことがあるように、またキッショウ」。答え聞いて、また、おろトン。???

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2008年9月22日 (月)

鑑賞者と作品の出会いを撮る

 Img_8557 Img_8558 展覧会の会場でフラッシュが光った。写真?撮ってもいいのかな―と思う。普通、写真撮影は禁止のはずだ。暗い会場、携帯で撮っている鑑賞者もいる。そうか、今日は招待者の内覧会だから、大目なのかもしれない。そう勝手に解釈して、デジカメ出した。

 佐川美術館開設10周年の平山郁夫特別展である。でもまあ、フラッシュまでは―と発光を止めて、遠慮がちに撮った。第2室に楼蘭遺跡三題があった。平山画伯が1991年に描いたシルクロードシリーズの一つだ。大きさは80・4×116・7cmで、そう大きくない。荒涼とした楼蘭の砂漠を行く駱駝の列を朝に夕に月夜に描いている。

 真ん中の作品が月、不思議なほど静かだ。展示室へ男性の観賞者が入ってきた。外した眼鏡を後ろに持ち、ゆっくり右から左へ。月夜を行く7頭の駱駝と向き合うように歩いて、作品の前で止まった。♪ローラン、ローラン♪~???。じっと、観ている。鑑賞者と一枚の作品との出会い。この場面、後ろから撮った。上の2枚の写真がそうだ。これまた、写真の作品二題である。題名は♪~ラクダ、ラクダ、ラクダアッ~♪。

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2008年9月21日 (日)

自販機の内と外

011 013 コカコーラ自販機の扉が開いた。JR山科駅上り線ホーム真ん中、キヨスク西隣の自販機である。半そでTシャツのお兄ちゃんが鍵を取り出して、ガチャガチャとやったら、中が丸見えになった。横長の商品棚がある。数えると、縦6、横6で、口数は36だ。

お兄さんの仕事が始まった。自販機は縦2㍍、横1・5㍍の大きさ。右足を自販機につけて、膝に籠を乗せて、商品をちらっと見ては、棚の口へ放り込む。ポンポン、ポンポン…、小気味よい。早業だ。缶コーヒーは左上の一番端っこ、コカコーラは上から3段目の真ん中だ。爽健美茶は一番下…、何をどこに入れるのか、決まっているようだ

通勤の朝、見た。草津行き8時11分発の電車を待つ間だ。内側に対し、外側の並びはどうだったかなと、確認に前へ回った。商品は縦に3列、横に12列だ。内側は6×6=36なのに外側は3×12=36である。内から外へ、何でそうなるの?と考える。また、後ろへ行って、♪コッカ~コーラ、コッカ~コーラ♪のお兄ちゃんに聞こうかと思ったら「ヤマシナ!ヤマシナ!」と電車が入って来た。横が縦に?なんでかな。

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2008年9月20日 (土)

旬の土瓶蒸し

Img_8770_2 Img_8771_2 何たって、今が旬の土瓶蒸しだ。頼んで、ちょっと待つと、出てきた。松茸入りだ。半分に切ったスダチが土瓶の蓋に。お猪口をとって、まず一杯、ほのやか~な味だ。2杯目、スダチをきゅっと絞ると、舌先にすうっと、味が沁み込んだ。実りの秋、食欲の秋。

 川端二条東入ルの魚料理「よこちょう」へ、月に一度は行く。参会者が揃うまではポテサラでつないで、揃うと、刺身の盛り合わせだ。ここまでは定番で、あとは好き好きに注文を出す。きずし、カキフライ、高級魚のノド黒…。この間は終盤に入り、壁の「松茸土瓶蒸し850円」の張り紙が効いて、全員一致で手が上がった。

 土瓶蒸し、テーブルに6個並んだ。聞かずもがなで、念のために聞いた松茸は、やはり中国産という。やはり、匂いない。値段が値段、仕方がない。それでも土瓶の中を覗く。松茸は何個か。どうも3個だ。右も左も前も、見て聞いて、みんな3個だ。鱧も海老も一つ、土瓶の底に銀杏2つ。三つは三つ葉。???。板前さん、公平だ。土瓶蒸し、今年初めて?と聞くと、5人中4人は「そうや」と言うのにN一人、声高く「2回目!」-。一瞬シーン。

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2008年9月19日 (金)

登紀子さんの写真、いいかな

Img_8724 Img_8725 いいのかなーと恐る恐る写真を撮った。発光とめて、舞台から10㍍ほどの客席からだ。歌手・加藤登紀子さんと大津少年合唱団の皆さんとの直前リハーサル。県庁前の滋賀会館であった琵琶湖周航の歌コンサートである。合間にそうっと撮ったのは、3枚だ。

 役得の?リハーサル鑑賞。登紀子さんがそこにいる。水色のジャージ、思ったより、うんと小柄だ。舞台上、子どもたちに「楽しんでいる?」「楽しみましょうねえ」と、緊張をほどく。歌合せは二度三度…、マイク乗りはさすがだ。開館から54年の古いホール、余計にびんびん響く。本番は2時間、フィナーレは百万本の薔薇から琵琶湖周航の歌へ。

登紀子さんが独唱し、合唱団が合わせて、700人余の会場が一つに…。熱唱また熱唱の大団円で終わって、さて、内緒で撮影の、あの写真。楽屋へ行って、企画会社に「あのう…」と喋ると、「ここでどうぞ」と加藤さんを呼んでくれた。登紀子さん出てきて、「私一人で撮るの?」と言うので、二人の記念写真に。それでまあ、あの内緒のリハ写真、いいのかダメなのか、判断つかないままに。上の写真はその2枚、いいのかなあ。

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2008年9月18日 (木)

くくり猿とサル語呂

Img_8702 Img_8713 もがいても、もがいても…である。人の心の欲望を暴れ猿に見立てて、手足を縛って、吊るしてある。八坂ノ塔のすぐ南、「サルの寺」の八坂庚申堂である。60年一巡りの庚申=かのえさる=にちなむサル語呂から「くくり猿」をお守りにしている。

 お寺の周辺の商店街、縫いぐるみの「くくり猿」を5匹、軒下にぶら下げている。土産物屋さんも洋服屋さんも、どの店にも「くくり猿」がいる。この辺り、時折り歩いて、何でかなあ?とは思っていた。この間の朝日新聞京都版「週刊まちぶら」に、この街のことが書いてあって、それは商店街戦略で、五猿とご縁の掛け合わせと分った。

 新聞を持って、八坂ノ塔の下商店街へ行き、庚申堂へ入った。赤、白、青、黄…手鞠のような、色とりどりの「くくり猿」が狭い境内のあちこちにダラリダラリ。少し話を聞くのにお守り売り場で、500円の奉納猿を一つ買った。くくり猿は一つでも「猿結び」だし、5猿は「ご縁」だし、九猿だと「苦が去る」という。どれもこれも、サル語呂。それなら、見ざる言わざる聞かざる―の三猿は「世の中みえん」で、ええん???。

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2008年9月17日 (水)

山田彫刻との「出逢い」

Img_7259 Img_7262 JR長浜駅前に秀吉と光成の「出逢い」の像が立つ。鷹狩り帰りで汗をかいた長浜城主・秀吉に佐吉少年(石田三成)が、最初はぬるく、次は熱く、三度目はさらに熱く、お茶を差し出して、秀吉を感心させた、あの「三献の茶」の名場面だ。

 大きな石の台座の上の銅像だ。長浜駅を降りるたびに出会う地元のモニュメントである。この暑い夏、二人に出会った。だれの制作かな?と像の後へ回ると、台座の下に「昭和56年9月 寄贈 長浜金融協議会 制作者 山田良定」とあった。日展作家で、日本芸術会員賞も受賞した山田良定氏の代表作の一つという。

 あの出会いから滋賀県の美術関係者に会うごとに山田さんのこと聞いてみた。・五個荘町出身の住職・小学校、中学、高校、大学とすべて教鞭をとった・今から3年前、70歳で亡くなった・滋賀では彫刻と言えば山田・作品図録は近江八幡市にある―。そんなこんなーを聞かせてもらって、街角の銅像見る。草津、能登川、近江八幡、大津市・皇子山のびわこ国体会場…、滋賀県内どこにも山田、山田で、まだまだヤ。???

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2008年9月16日 (火)

どんこぶの主人は元宣伝デザイナー

Img_8601 Img_8607  店の名前は「どんこぶ」という。由来?小ぶりの椎茸に昆布を合わせたから…と。「どんこぶ」-、妙に気になる名前だ。商品は熱いご飯によくあうという、その「どんこぶ」と、貝柱風味の麻竹(しなちく)の2種類。店は2年目で、河原町二条北へ4軒目だ。

 この間、散髪終わって、河原町通りを歩いて、高島屋宣伝部に勤めていた知人に「久しぶりです」と誘い込まれた。店の主人も元高島屋勤めで、宣伝デザイナーだったという。IT転職の知人交えて、何でまた「どんこく」と聞くと、主人は半分は食のこだわり、半分は趣味だという。化学調味料抜きで一日20食しかつくらないそうだ。

 採算は?と念のため聞くと、だから趣味と臆面もなく言う。店構え、大小のパンフは、さすが宣伝デザイナーだ。店は壁に赤の和紙、格子模様の店名表示で、京都らしく古さと新しさが同居している。パンフ、家庭画報やクロワッサンで絶賛のフレーズを巧みに取り込んで媒体活用、心得ている。どんこぶの「見てくれぶさいく、けど おいしい」と麻竹の「あ、こんな感じ食べたかった」は上手い。味、もちろん、美味い。

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2008年9月15日 (月)

天才学の講演を聞く

Img_8544 Img_8548 右手にマイクもって、左手を上げ下げ、大きなゼスチャーだ。声がまた大きい。ウトウトしようにも、耳にガンガンくる。この間、琵琶湖ホテルで「イチロー思考で成功をつかむ」と題して講演した鹿屋体育大教授の児玉光雄さん(61)だ。

 演台の水差しを一度も口にしない。まさに…90分、立て板に水だ。どこで息を繋いでいるのかと思っていたら「まさに…」「まさに…」の連発だった。合間に「実は…」「実は」とも言う。よく聞いていると、再々「私、大好きです」とも。イチローのコメントをとりあげては、「この言葉、好きです」と。阪神・金本、ゴルフ・青木も「大好きだ」と。

 児玉さんは京都大工学部出身で、全日本で活躍したテニス選手。米国へ企業留学して、スポーツ心理学を学び、独立して鹿屋体育大学へ。イチロー、ウッズ、松坂など超一流プレーヤーのコメントを収集・分析して、天才学のエキスパートに。著書も講演も多数だ。持続力、没頭力、執着力、直感力、創造力の5つの力を挙げて、結論は「天才はない。練習重ねて、そこから感じ取ること」という。量質転化こそ天才と。うーん、やっぱり。

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2008年9月14日 (日)

石山の秋月を撮る

Img_8662 待ったらImg_8650出てきた。やはり待ち宵月だ。毎年恒例の石山寺秋月祭へ行った。13日は中秋の名月の前日、待ち宵月だ。夕方から本堂で鷲尾座主らの挨拶があり、今年は源氏物語千年紀で、特別にお琴の奉納演奏など、ことさら賑やかだ。

 お目当ては、近江八景の一つ「石山の秋月」だ。本堂を出て、紫式部の間を通り、また階段を上って、国宝多宝塔の隣にある月見亭へ。簾にススキ、蝋燭に饅頭の部屋がライトアップされている。その昔、天皇様が見たという観賞台だ。入山料の志納金500円払った月見客が空を仰ぐが、空はどんよりしている。

 時折、うっすら明るくなるので、雲は動いている。一時、ちらっと見えて、また隠れた。それで月の方向はわかる。本堂から移動してきた来賓客の待ち草臥れて大方が帰った頃、やっと待ち宵月が出てきた。まあるい月に叢雲だ。月見客が「出た」「出た」と携帯カメラを夜空に向けた。昔なら、ここで一句の趣きだが、時代は紫式部の見た時から千年もたっている。上の二枚はデジカメ撮影。茅葺の月見亭の真上に、出た、出た月が…。千年紀の、いいデータだ。

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2008年9月13日 (土)

景色よし味よしランチ

Img_8521 Img_8527 深~い扁形の器に煮鯖がどっぷり浸かっている。ご飯も味噌汁も、器がしっぽりして、底が深くて、趣きがある。鯖は煮汁に味がよく沁み込んでいる。ガラス越しの向こうは、正面に京都高島屋で、見下ろすと、京都一の繁華街・四条河原町の交差点だ。

 ビルが出来て間もなく1周年だ。四条河原町北東角で、3階から6階までは本屋さんで、煮鯖が出たのは7階の「響 HIBIKI」だ。ビル1階奥のエレベーターで上がって、4人掛けテーブルへ一人で座った。ランチメニューみて、一番安い1300円の平日30組限定の日替わり膳を頼んだ。日替わりは、好物の煮鯖だった。

 待つ間、お惣菜バイキングをどうぞーという。振り返ると、カウンターに左端から冷奴、新鮮野菜サラダ、京漬物…デザートの杏仁豆腐まで12種類も並ぶ。中ほどは京野菜のしゃぶしゃぶ。水菜に葱、鍋の湯にサッと通して…と。器も味も値段も、加えて景色もよしだ。帰りにもらったパンフ。京都で腕を磨いて20年、京都を知り尽くした料理長・喜多功さんが「必要最低限の調理で最高に仕上げている」と。その腕、確かに、よし。

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2008年9月12日 (金)

たこ焼きはあほや

Img_8485 Img_8488 何度も何度も「あほや」「あほや」という。ようそこまでーと、思うほどだ。店の前のジャンボ提灯に「あほや」と大書きしてあり、軒先の小さな赤提灯10個にもみんな「あほや」と。どれここれも、「あほや」で、大阪の味の、タコ焼きにぺちゃ焼きという。

 お店は京都山科の外環三条を南へ3分ぐらい歩くと、東側にある。大阪が本店で、京都はこの5月末に初進出という。「あほや」の黒いTシャツ着たバンダナの若い店員さんがガラス越しに働くのが、まるわかりだ。この間の夕、初めて食べてみた。タコ焼きの味は選べて、醤油の味を頼み、青海苔、カツオをかけてもらった。7個入り350円だ。

 店の前の歩道上の椅子に座った。タコ焼きテープが聞こえる。「サッサ、たこ焼き、サッサ、たこ焼き~」とリズムがいい。舟入りのタコ焼、一つ、また一つ…、熱々をフガフガ…。生地のとろみ、大阪の味だ。「コロコロ、マルマル~ほおばりすぎて、アツツ~」とテープが言う。そのおとり、アツツ!。ペロリと平らげたら「あっ、おっちゃん青海苔、ついてんでえ~」と、テープに言われて、慌てて口をふいた。ほんま、あほや!。

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2008年9月11日 (木)

梨木神社の萩

Img_8505 Img_8498  心が風流になって、昼間から萩の梨木神社へ行った。京都御所の東側、寺町広小路上ルだ。石の鳥居二つ超え、本殿までは真っ直ぐで、距離にして100㍍である。道幅の細い境内、両側は萩また萩の道だ。剥ぎ取るのはご法度で、写真で萩撮った。うまい!

 萩写真、難しい。花は蝶々みたいだけど、小豆みたいに小さい。枝が伸びて弦みたいで、色は白とピンク。何時の間に、そう言われるようになったのか、梨木神社は萩の宮の冠が付く。毎年、境内1000本の株が花開く頃、府市民俳句大会を催して、萩を愛でる。今年の萩祭りは9月20日から三日間で、本殿では大蔵流狂言の奉納もあるという。

 何となく行った日、まだこれからだったが、所々で咲いていた。左の写真は本殿を向こうに撮った。そこそこ雰囲気が出ている。最初の鳥居くぐって、すぐ右側にノーベル賞の湯川秀樹さんの歌碑がある。石板の「千年の 昔の園も かくやありし 木の下かげに 乱れて咲く萩」と刻み込まれている。昭和47年、萩祭建立とある。社務所で何で湯川さん?と聞くと、近所にお住まいで、句会会長だったから­―と、答えハキハキ。???

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2008年9月10日 (水)

永楽屋の重陽菓子は琥珀

Img_8515 Img_8517 重陽-と書いて「ちょうよう」と読む。9月9日は五節句の一つ、重陽の節句だ。蝶よ花よ―ではない。陽は陰陽思想の奇数で、要はその陽が重なり合う意味だ。旧暦で菊の季節にあたり、平安時代には花びらを杯に浮かべて、長寿をウイッと祈ったという。

 四条河原町上ル、和菓子と佃煮の老舗「永楽屋」のウインドー。黒字で「菊の節句」ピンク字で「重陽」と書いてある。二階喫茶室へ誘う「かき氷」の旗も下がっている。そのコントラストが面白い。外から写真一枚撮って、店内へ。重陽の菓子は?と聞いて、琥珀・重陽を買った。小豆、抹茶、紫蘇の3種類12個入りで、税込み945円だ。

 職場で紙包みを解いた。1個1個、薄い紙包みを巻いて、輪花にかたどってある。上に6個、下に6個で2段重ねだ。抹茶を一つ、親指と人差し指で持って、かじった。歯ざわり、柔らかい。口どけ、まろやかだ。いや、上品なお菓子だ。寒天と砂糖が原料らしい。さすが、京都の老舗、職人の技だ。1個なんぼかなあーと、携帯の電卓で945÷12=と入力してみた。=は、78.75と出た。値段も味も、なかなか重陽だ。???

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2008年9月 9日 (火)

鉄棒の鬼のマレットゴルフ

Img_8429 Img_8432  あの小野さんに会った。体操ニッポンの「鉄棒の鬼」の小野喬さんだ。今、日本マレットゴルフ協会会長だという。滋賀県希望が丘文化公園で6日、マレットゴルフの全国交流大会があり、そのおり、体操のこと、マレットゴルフ普及のことなど聞いた。

 白い帽子をかぶって、若々しい。お幾つに?と聞くと、77歳という。秋田・能代出身で、東京教育大を出て、東レ、鹿屋大学、国立競技場などに務めたと。体操は東京五輪が最後という。身長は155㌢くらいだ。金メダルは何個、持っていますか?と聞く。メルボルン、ローマ、東京と出て、鉄棒2つ、跳馬1つ、団体2つで、5個だという。

 金が5個も、改めて凄いと思う。北京五輪の体操は?と聞く。「中国は難度技、何度も何度でしたね」と。難度を何度も???洒落かーと思ったが、真面目だった。日本もかつて、難度技で金をとったと。マレットゴルフは大きくて重いボールをスティックで打ち、打数を争う中高年のスポーツ。せっかくなので、写真をーと、会場で何度か難度の高いポーズをとってもらったが、一度もちょっとマレットとは言わなかった。???。

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2008年9月 8日 (月)

近江のちゃんぽん

 Img_8371 Img_8370 なんやかんやーと書いてある。「滋賀の近江、ご当地ラーメン、ちゃんぽん亭の~」和風ちゃんぽん―、である。前書きがかなり長い。大津パルコ6階のレストラン街のちゃんぽん亭だ。塩、劇辛、和風、レディースなど色々あって、味噌ちゃんぽんにした。

 ポケベルを渡され、出来たら鳴ります―という。テーブルで待つ。あっちで、こっちでピィピィ鳴る。隣のカレーライス屋さんのポケベルだ。目の前のも鳴って、カウンターへ取りに行く。さすが和風だ。写真のとおり、野菜が山になって盛り上がっている。人参、葱、キャベツ、木耳…、食べても食べても野菜だ。胡椒でなく豚肉、少々だ。

 カウンターの下に長々と説明してある。~自慢のだしがかつおと昆布、こしのある中太麺は自家製、どれもこれもちゃんぽんのため~、タラタラと書いてあって、お茶碗を返却口に持って行ったら、またある。白板にマジック書き。お酢の使い方とあって(壱)ちゃんぽんを注文する(弐)まずは、そのまま食す(参)半分食べたらレンゲに半分ほど酢を加える(四)よく混ぜて食す―と。何から何まで、ご丁寧に~ちゃんぽん!。

 

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2008年9月 7日 (日)

俵ハンバーグのレア

Img_8391 Img_8392 こんもり、もっこりと出てきた。それも生焼けのレアで、出てきた。テーブルの前は、熱くなったストーンプレートだ。店員さんが生焼けを上から半分に割るように切って、プレートに乗せて、「焼き具合はお好みでどうぞ」という。

四条河原町阪急7階の「京都 俵ハンバーグ」だ。2年前から出店で、店長に聞くと、川崎、横浜などの姉妹店は焼き上がったハンバーグを出すが、京都店はお客さんに焼き加減を楽しんでもらっているという。メニューに大きさで3種類あり、お勧めマークのついていた270㌘を頼んだ。小なら180㌘、大だと360㌘である。

プレート上のハンバーグ、ジュジュと言わず、静かだ。最初からこげ茶で、色も変わらない。焼け具合いは?と店員さんに聞くと、ほじっくって、中の赤みが消えていたらーと、当たり前に言う。ともかく、ひとかじり。中はまだ冷たい。また、腕を組んで待った。店内、あっちでワイワイ、こっちでガヤガヤ。一人待つ身は辛い。6~7分、今度は中まで熱い。焼け具合、つくづく、レアはケアが…と思う。味?にくにくしいほど肉バーグ。???

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2008年9月 6日 (土)

大津駅の歴史絵巻は千年

Img_8120 Img_8122 何時だったか、朝日新聞滋賀版にJR大津駅の記事が出ていた。駅舎北側2階のガラス面に描いてある装飾壁画のことが書いてあり、この間、改めて見に行った。記事は写真付きの囲みで、見出しは「華麗な歴史絵巻 圧巻」だった。

 端から端まで長い。仰ぐように見た。右端に「古都大津千年絵巻」と出ている。記事によると、大きさは縦2.4㍍、横70㍍で、巨大かつ華麗な歴史絵巻という。一番右端は宗匠頭巾の松尾芭蕉だ。「山路きて なにやら ゆかし すみ れ草」-、京都から小関越えで、大津入りして最初に詠んだ、あの句を思い出す。近江には門人多く、お墓もある。

 登場人物は、大津ゆかりの13人だ。駅名表示の真下は、源氏千年紀で今年が旬の紫式部だ。ムカデ退治の俵藤太、引きずり鐘の弁慶も描かれている。誰かな?、と思う絵がある。記事に談話が載っていた大津市観光振興課に電話した。左端から年代順だそうで、中大兄皇子、大友皇子、海人皇子、額田王、最澄、一休、明智光秀…という。一休はどうして?と聞くと、堅田に住んでいたと。古都大津千年、仰いで見て歴史の勉強…。

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2008年9月 5日 (金)

ガラス壁面の京都タワー

Img_8295 Img_8320 ああ、ここだったのか!。京都タワーが京都駅ビルのガラス壁面にすっぽり映っている。写真でこれまで何度か見てきた、その場面だ。高さ131㍍の、ロウソクのような白いタワーがガラス反射して、150㍍ほどの距離の間に向かい合って立っている。

 地下の商店街ポルタから地上へ階段を上がったところだ。真ん前は駅前広場のチケットセンター北側で、進々堂のパン屋さんがそばだ。地上まであと少し、階段の踊り場である。そこからだと、ガラス面の真ん中にタワー展望台が浮かぶ。そのまま階段を上ってしまうと、タワーの先端が消えてしまう。ガラス壁面が斜めになっているからだ。

 この場所がポイントやなーと、写真を撮った=写真左=。良いには良いが、空が曇っている。青空か、夜景なら、もっと…と、欲が出る。夜を待って、また行った。ライトアップの京都タワーだ=同右=。ホテル表示の青いネオン、展望台のオレンジ…、彩りがいい。ガラス面で映して見るのもだが、振り向いて、仰いで、直接見ているのが、もっといい。全体を撮って、場所を移動して、ぐっとアップして…、タワー写真たわわに撮った。???

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2008年9月 4日 (木)

知ったかぶり書道

Img_8191 Img_8192 理屈はいらない。おやっとーと思って鑑賞してもらえれば十分―と、作者は言っているらしい。滋賀県書道協会役員、貞永大樹さんの創作書「知ったかぶりカイツブリ」だ。県芸術文化祭の開幕事業作品の一つ。琵琶湖汽船の待合室に展示してあった。ブルーと茶色の和紙に書道では異例の横書きである。

 <長浜ラーメンは福岡でした ・近江大橋、びわ湖大橋、ときどき「どっちやったけ?」 ・世界のニュースのBBCもびわ湖放送と思ってた ・草津温泉は群馬になります ・「やんす」「こんす」「きゃんす」と言えば湖北の人なんです ・途中道路は道の途中でなくて地名が途中です> 

 意味は、知ったかぶりのカイツブリの告白という。滋賀県のこと、思い当たって、うんうん…である。年配の女性2人も鑑賞していて、話しぶりからすると、県書道協会所属の会員さんらしい。それで、「これも、書なんですか」と聞いてみた。2人のうちの一人、ニッと笑って「しょうなんです」。???。久々、決まったかな。

 

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2008年9月 3日 (水)

内緒の値段

Img_8100 Img_8104  つまんで、食べて、飲んで…願いましては=2100円である。四条富小路下ルで、京都の真ん中だ。店の名前は「トミオ」で、富雄さんが経営する。その値段、最初は2人で、あとから一人来て、2・5人の宴会代である。ウソみたいなホントだ。

 日替わり小鉢は、一鉢100円だ。レンコン、ひじき、ししとう―最初にみな出た。勤め帰り毎夜のNYさん(5?)がどんどん頼む。鯛の造り、長芋たんざく、きずし、出し巻き、冷やっこ…、焼酎は一升瓶キープ。仕事で遅れてきたYHさん(3?)は瓶ビールと、ほうれん草おひたし、出し巻きの追加だ。それで2100円なのだ。

 お店は60年続く。元々は昼のごはん屋さん。最近になって、夜一本になったという。詰めて15人で満席だ。旦那さんが賄い、奥さんが客をさばく。なぜか「堪忍え」「堪忍え」と口癖のように言う。それで、NYさんの会社の女性社員さん、京言葉がわからず、店の名は「蟹や」さんと思っていた。冗談かと思ったが、ホンマの話らしい。NYさんに「この店の安さ、内緒やでエ」と言われていたけど、書いてしまった。「堪忍や」でエ。

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2008年9月 2日 (火)

太田選手に会う

Img_8153 Img_8164 今か、今かーと待った太田雄貴選手(22)が来た!。北京五輪フェンシングのフルーレ、日本人初の銀メダルの太田選手だ。琵琶湖ホテルの会場、閉会の挨拶中に着いて、間におおた?。会場のみんなも、人気の太田選手におおた、おおた???だ。

 大津市の印刷会社「ハン六文化振興財団」の学術賞などの贈与式だ。大津市在住の太田選手の特別表彰である。式典の始まる前に「太田選手は別会場からです。到着次第、表彰します」と司会通告があった。表彰始まり、1人、2人、3人…、受賞者のお礼の言葉も出て、ホントに到着するのかなーと、心配し始めたところだった。

 通告どおり、すぐ表彰だ。直接、受賞交渉したハン六社長が要領を耳打ちしている。段取りはぶっつけ本番らしい。普段は取材のない表彰式、記者が多数だ。ハン六PR、まさに太田効果である。地元での表彰感想は?これからの決意は?代わる代わる質問が飛ぶ。太田選手、どうフルーレ???かな、と思ったら「地元の表彰、嬉しい」「メダル取り、自信はあった」「スポーツの価値を高めたい」と、回答もいぶし銀。

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2008年9月 1日 (月)

琵琶湖は夏から秋へ

Img_8203 Img_8218 どこからどう撮っても、夏があって、秋が写っている。浜大津、8月31日の昼下がりだ。琵琶湖の夏と秋が一緒になっている。久々にスカッと晴れて、それでいて、浜風がそよぐ。暑くても、うんと爽やかだ。夏の終わりと秋の始まりである。 

 子ども2人が緑の芝生を駆けている。山並みの上、白い雲が浮かんでいる。青い空にぽっかり、ぽっかり。見渡す琵琶湖は、限りなくブルーだ。左の写真だ。琵琶湖汽船待合室を出て、撮った。バドミントンで遊ぶ若い女性二人。右端の碇の向こうは写っていないけど、琵琶湖大橋だ。遠く遠く見える。はるか伊吹山も、だ。

 湖岸を歩くと、風が一緒についてくる。琵琶湖ホテル前のなぎさ公園。木陰に赤とんぼが群れ飛ぶ。アキアカネだ。もう秋かね???と舞うように飛ぶ。湖岸側をみたらブルーギルが釣れたようだ。お父さんが針を外している。子どもさん4人、日傘の女性含め大人3人。1家族かな、2家族かな。右の写真がそうだ。8月最後の日曜日。桟橋の向こう、スジ雲だ。♪~ああ、もう秋ですね~♪!。

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