タチアオイの志は4㍍
花言葉は「大きな志」という。タチアオイ、漢字で書くと立葵。アオイ科の多年草だ。梅雨のころから咲き始め、梅雨の間じゅう咲いているので「梅雨葵」の別名もあるらしい。原産地はギリシャ、クレタ島、中国にかけてと言い、室町時代に渡来したという。
梅雨の日曜、府立植物園で見た。朝顔のような、ハイビスカスのような…、そんな花を咲かせている。北山門入ってすぐのところに色とりどりのタチアオイが揃っている。松谷園長さん執筆のきまぐれ園だよりに「一重、八重…、赤、ピンク、黄…多彩を見てね!」と書いてある。そのとおりで、そのように思って、写真を撮った。
宿根草園でも、またタチアオイに出会った。これは赤の一重咲きで、なんともまあ、背が高い。ぐっと見上げて、高さを出そうと、曇り空を入れて、写真を撮った。軽く3㍍はありそうだ。草むしりしている園の職員さんがいたので、聞いた。最高で、どれくらいの高さに?と。土質と気象条件が合えば、4㍍くらいには…という。そんな大きな志を持って、空へ空へーと伸びるタチアオイに何時か、たちあってみたい。???
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