那須与一の扇彫刻
扇形の石の穴から尖がった建物の先端が見える。これ、那須与一が屋島の戦いで扇を射止めた彫刻だという。説明板に「ここに立って扇を見ると~」という指示書きがあって、そこへ行くと、左の写真どおり、矢が的中していた。ヤンヤヤンヤ!。
岡山県井原市の駅前広場あるモニュメント。高さは3㍍、大理石の台座の上に建っている。彫刻に「k,sumikawa」のサイン。作者は島根出身の彫刻家で、元東京芸術大学長・澄川喜一氏である。駅は井原鉄道の拠点で、平成11年1月11日の「1記念」で開業した。それで、作者も喜一、彫刻も与一。???。
そのイチはイマイチとして、なんで那須与一?かというと、平氏方の軍船にある扇の的を射落とす功績などで、源頼朝から賜った土地の一つが、この井原だったそうだ。扇の的を弓で射たおり「邪魔になる」と捨てた片袖を祀った袖神稲荷もあるという。再び、指示通りの場所で、扇の穴を見た。はるか昔、元暦2年(1185年)の屋島の戦い。那須与一がなすたこと、アナ不思議と思った。???。
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