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2007年12月16日 (日)

大津駅の山吹地蔵

Img_0005 Img_0008  JR大津駅西側に小さな祠がある。木曽義仲の愛妾、山吹御前を祀ってあり、何時からか、誰いうとなく「山吹地蔵」と呼ばれているという。この間、駅方面へ昼食に行って、この祠、そこらにはないなあと、覗き込んだ。

 お地蔵さんは1体かーと思ったら、何と石仏が12体も入っている。三壇になっていて、上から3体、4体、5体と雛壇のようだ。みんな石仏で、人形のようなの、石に地蔵を掘り込んだの、どうみても石だけの-と、大きさも形も色々である。どれがご本尊かわからないが、どの石仏も祠に入って、どこか誇らしそうだ。

 この山吹御前、義仲が頼朝の鎌倉軍に粟津ケ原で敗れて戦死したおり、逢坂山を越えてきて、このあたりの竹薮で敵刃に倒れたという。その哀れを思った人々が、昔あったお寺の境内にお地蔵さんをつくり、大正10年に大津駅になり、お寺が移っても、鉄道官舎の女性らが祠をつくって、お参りしてきたという。そばに銅板の句碑が立つ。「木曽どのを したいし山吹 ちりにけり」と。今も昔も純な心、哀れを思う。

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