寒い時は、なべてい
前の席も後ろも、相席の前の客も、である。来た客の大半が「なべてい!」と言う。お茶を出して女子店員が「なべてい、一丁」と、鸚鵡返しに言う。暫く、待って、鍋がグツグツ、湯気がふわっと「お待たせ!」と出てきた。
正式には、なべ焼きうどん小ライス付き定食という。お店は「味さかえ」。滋賀県庁から琵琶湖岸へ2分ほど、旧東海道ぞいにある。師走入り、小雨がそぼ降る肌寒い昼、この店自慢のなべていは、一気にフィーバーした。大きな海老天が二つ入っている。玉子に鶏肉に豚肉…。値段は650円、ライス抜き600円。
野菜は青ねぎ、椎茸、白菜、えのき…。壁にこの店の「鍋定」を紹介した去年12月15日付け中日新聞が拡大して貼ってある。記事の見出しはあったか鍋やきうどん、写真は暖簾の下に立つご主人で、「庶民的な味が人気」と書いてある。味は記事どおり、寄せ鍋ふうで、汁は具がよく沁みている。ご飯、汁、具…、身体が次第にポカポカと。舌も馴染んで、レンゲで鍋の底まで、なべてい。???。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 山中に富士山神殿(2026.05.13)
- 「幻の青いケシ」開花(2026.05.12)
- 初夏の山は笑う(2026.05.10)
コメント