« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月

2007年8月31日 (金)

一本の木とミシガン

Img_0018 Img_0026  琵琶湖の夕暮れ、赤い船が行く。外輪船・ミシガンのナイトクルーズ。船体いっぱいに灯りを点けて、夕闇濃くなる湖岸を離れて行く。刻々、赤さを増すミシガン見ながら暑かった今年の夏の終わりを思う。

 この場所、この写真、気に入っている。大津港のすぐ西側である。緑の芝地と砂地、ツリーのような木が一本、三角石の抽象彫刻、湖岸べりの石柱2本…、誰もいないギリシャの古代コロシアムのようで妙に落ち着く。滋賀県管理の修景地で、高名な彫刻家、故井上武吉氏の制作。正式にはシンボル緑地という。

 ここから湖岸へ向けて写真を撮ると、ミシガンが陸に上がったように見える。一本の木との対照が何とも言えない。ベストアングルと思う。夏か冬か、朝か夕方か…、その時々の空気で表情が変わる。この写真は28日の夕方。雲は厚く低く、蒸し暑い夕暮れ。こんなに赤くなるミシガンは初めてだった。

 

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年8月30日 (木)

合鴨ロース、醤油がコツ

Img_0016 Img_0017  これ、合鴨ロースのワイン煮。こんがり赤紫に焼きあがっている。切ると肉実はほんのりピンク。食べて、柔らか~い。マスタードの味がしみている。一枚、二枚…、ウマウマ感が広がる。この間の夜、滋賀県庁前の洋食屋さん、エンプティーで食べた。

 エンプティー? 英語で空っぽ-という意味だそうだ。オーナーシェフの宮崎和義さん(61)は、お客が空っぽより下はないですからという。縁起担ぎの店名らしい。熊本は阿蘇の麓の出身で、京都のホテルでフランス料理を勉強して、自分でこの店を持って、もう20年という。確かに昼も夜も客の空っぽはない。

 合鴨ロースのワイン煮―、焼き上がり良し、冷やして良しという。調理?合鴨ロースに下味つけメリケン粉をまぜる。油をとり、ワイン、醤油、砂糖、塩、コショウを入れて、弱火で7分だそうだ。日本人には醤油少々がコツだと話す。一皿4枚食べて「美味い、美味い!」で、また特別に4枚。まるで、しまい?がない。うまい!。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月29日 (水)

セミの世界大会

Img_0104 Img_0130のセミ、人前であろうと、なかろうと、皆でなら「シャア、シャア」と合唱し、独唱だと、自己主張強く、「ワシワシワシ…」と鳴くそうだ。何とも、厚かましいセミである。セミの名はクマゼミ。大阪の市街地に一番多いそうだ。 

 大阪市自然史博物館で、今、世界一のセミ展をやっている。お隣の長居スタジアムでは世界陸上が開催中で、まさに世界一の競演である。男子マラソンのあった日、どんな世界か400円で見て来た。世界一大きいの、小さいの、寿命が長いの、定刻に鳴くの…と、珍しいセミの標本、200種1500点も集まっている。

それで、地元大阪のクマゼミ。抜け殻から出て成虫の長生き記録と、鳴き方のやかましさで世界一だという。さすが大阪のおばちゃん、いや違った。大阪のクマゼミである。その鳴き方だが、午前中だけ鳴いて、昼から自粛とか。鳴くのは雄セミで、ええ声だして、実は雌を誘っている。それで、どのセミよりも「ワシワシワシ」?。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月28日 (火)

豚かつ丼と琵琶湖

Img_0001 Img_0008  窓際席に座る。豚カツ丼を頼み、琵琶湖を見て待つ。湖は大きく、ゆったりして、鏡のように静かだ。味噌汁つきの豚カツ丼が出てきた。カツ、ひとかじり、ふたかじり…、箸を休めて、また湖を眺める。味より琵琶湖である。

JR大津駅に隣接する平和堂大津店6階レストラン街。「湖の見えるお店」の看板が目を引く。店内は広い。窓際に2人掛け席が並ぶ。メニューは日替わり、おろしフィレかつ、ハンバーグで、これが定食の700円。サイドメニュー?うどん、スープ、味噌汁の中からで、食後のコーヒーはセルフで無料という。

この6階レストラン街、客の争奪が激しい。そば、中華、和食、洋食など8店舗あって、店頭の商品見本は、あれやこれや目移りする。どこも値段は高くも、安くもない。味、飛び抜けて…でない。所謂、普通。愛想?サービス?。そうなると、決め手は「湖が見える」と無料コーヒー。味、琵琶湖が一番。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月27日 (月)

甦った五輪の空

Img_0038 86bi_shun1  あの日のこと、思い出した。戦闘機がゴオーンと飛んできて、宙返りして、真っ青な空に青、黄、黒、緑、赤の五輪マークを描いた。あの日、1964年10月10日、東京オリンピック開会式だった。あの編隊、ブルーインパルスだ。

この間、航空自衛隊浜松基地で、屋外展示のブルーインパルスを見た。全長11.45㍍、一人乗り、重量6900㌔、マッハ0.9で飛ぶ。白とブルーの機体、翼の日の丸が夏の太陽にきらり、あの日が誇らしげだ。1956年生まれで、1981年に引退するまで大阪万博など545回も曲芸飛行をやった。

 展示機体の周りをぐるぐる回った。下から見上げるのが、やはり一番だ。あの日がまた、甦ってくる。「日本中の青空を集めたような、真っ青な空です」と、喋ったNHKアナの名文句を思い出す。あの晴れ晴れしい空に描いた見事な五輪マーク。あの編隊、この浜松航空隊基地から飛んできて、今ここに-である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月26日 (日)

近くて遠い現場

Img_0009_2 Img_0079_2  早朝、大阪・森之宮まで行った。世界陸上の男子マラソン。午前7時半、もう気温30度超えている。沿道は暑く、ランナーは速い。デジカメ、1枚目のトップ集団は背中。2枚目の2位集団でやっと正面。復路、今度は大阪城公園の出口へ。28㌔地点、レースの山場だ。来た!夢中でバシャ。トップ、誰?。

 地下鉄乗り継いで40分、ゴールの長居へ。競技場の周回コース。もう人、人、人。先頭は通ってしまったようだ。足取りの重いランナー、今度はバッチリ撮ったけど、どこの国の選手かわからない。競技場への道路、マラソン規制かかって、渡れない。ラジオもTVもない。現場まで来て、情報疎開?。

 だいぶ経って競技場へ。読売の号外が出た。優勝はケニアのキベト(24)がキベテ?いた。日本選手は尾形、大崎、諏訪が5、6、7位の団体優勝だったと。戻って、TV録画見る。キベトは大阪城公園過ぎて独走…、そうか、あそこからか。沿道で見て聞いた「ゴーゴー・オガタ、行け行け・オガタ!」の尾形、猛追だったのか…。現場見て、TVで検証、なるほどなあ。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年8月25日 (土)

帷子の辻、読めるかな

Img_0011 Img_0019  駅員さんに聞いた。「ここの駅名を読めるお客さんって、どれくらい」と。駅名は京福電鉄嵐山本線の「帷子の辻」である。改札口の駅員さんは地元出身らしいが「そうですね。まあ、通勤のお客さんだけでしょう」と言う。

 重ねて、じゃあ、読めないお客さんは?。「辻だけは読めるので、何とかの辻?って」と。五山送り火の鳥居形観賞で、この駅で乗り換えた時のことである。「でも、パソコンで<かたびら>と叩くと、すっと漢字が出て来ます」と駅員さん。そうかと、家に戻って、やってみたら、確かに一発で「帷子」と出た。でも、読めないと…。

 この嵐電、ホント難解な駅名が多い。四条大宮から嵐山までの駅名-西院、蚕ノ社、太秦広隆寺、帷子の辻、車折神社…。みんな読める人、地元人。難解度トップは帷子の辻。地名の由来?、嵯峨天皇の后の葬列がこのあたりにさしかかったおり、強風で棺の帷子(単衣の絹衣装)が舞い落ちたから-とか。それで帷子?、うーん、カタビラ。

※ 駅名の読みは西院(さい)蚕ノ社(かいこのやしろ)太秦(うずまさ)車折(くるまざき) ※ 帷子ノ辻駅は、四条大宮と嵐山を結ぶ「嵐山本線」と、仁和寺、妙心寺、龍安寺、白梅町方面に向かう「北野線」との乗り継ぎ駅。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年8月24日 (金)

霧の東富士、ああ

Img_0060 Img_0113  バババン、ダダダ~ン-、迫力と凄さ、思うだけでハラハラドキドキ。それが、ああ、裕次郎。♪~霧が流れて~むせぶよな、東富士?~♪。年に一度の陸上自衛隊の富士総合火力演習。昨日23日、御殿場先の富士のすそ野へ。

 バスが次から次へ。500台以上。客、ひっきりなし。軽く3万人以上。特設Bスタンド上段へ。見晴らしよし。広大な富士のすそ野。場内アナが言う。「戦車の火砲に耳栓して下さい。ヘリの突風、小石に注意して下さい」。演習は隊員2千人、戦車など240車両、航空機20機…と。さあ、凄いぞ!

 始まった。嗚呼、霧また霧。戦車が出てきた。89式、90式…。打つぞ!、と思った瞬間、「打ち方止めっ、観測不能!」…。場内アナが説明する。「深い霧で目標が確認できません」…。それでも、戦車続々と。どれも「打ち方、止めっ!」-、スタンドに嘆息。演習の火薬経費80億円も観戦側も消化不良。最後にやっと火柱上がり、胸のつかえとれたが、国防の第一課題は裕次郎対策かと。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月23日 (木)

暖簾は菊水

 Img_0024 Img_0026 菊水? 京都・南座前の、あのレストランでない。滋賀県庁前近くの食堂「菊水」である。店内、飾り気はない。扇風機が2機、静かに回っている。4人掛けのテーブルが10脚。TV1台とスポーツ紙。メニューは定食と丼物各種、値段は大概500円ですむ。

おばちゃん、もう腰が曲がっている。南座の菊水と関係あるの?と聞く。「そうやったらええけどねえ」とニッと笑って、先祖が昭和の初めに屋号ごと買って、ずっと食堂やっているという。昔は県庁が木造で、店の前の川にホタルが飛んでいたと。出前もせず、昼間だけの開店。儲けは?「首の皮一枚残っています。ハハハ」と。

向こう三軒両隣、蕎麦屋にラーメン店が出来ても、ウインドウに天丼、オムレツ、鍋焼きの商品見本、何年も変化がない。哀愁感じて、このごろ、たまにお邪魔する。先日、他人丼を食べた。玉子と肉がご飯によく混ざり合っている。母を感じるレトロな味で、ワンコイン。そりゃあ、暖簾はなんたって菊水。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月22日 (水)

氷が溶ける!

Img_0013 Img_0009  真実が、どうして不都合なのか-。何で?と、米国映画「不都合な真実」を鑑賞した。主人公は環境問題の論客、アル・ゴア。米国クリントン大統領時代に2期8年、副大統領を務めた。映画は2006年制作、パラマウント配給。ゴアさんの環境講演をドキュメンタリーで映像化している。

平均気温が毎年上昇、これは人間に原因があるという。やがて北極の氷は解けて、海面は今より6メートルも上がり、フロリダも上海もカルカッタも水没して、1億人も避難民が出ると警鐘を鳴らす。映画は公開即、全米で大ヒットして、07年には長編ドキュメント部門で79回アカデミー賞を受賞した。

上映時間94分。この間、職場の環境研修会に出て見た。ゴアさん、一人で喋べりぱなしである。世界をまたに講演600回以上。パタゴニア、キリマンジャロの昔と今…、変化が激しい。北極熊、氷が解けて溺死―のアニメも。ゴア・データに反発する向きもあるようだが、この夏の記録づくめの猛暑思うと、不都合な真実、肌で感じる。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007年8月21日 (火)

11PMの歪んだ時計

Img_0023 Img_0027  時計がグニャとゆがんでいる。何処かで、見たような。そうそう、あのテレビのあの番組だ。「ダバダバ、ダバダバ…」で始まる読売TVの11PM。何時も最初にシンボルマークみたいに出ていた、あのゆがんだ時計だ。

 あの時計の制作者が岩田重義さん(70)=写真右=である。今、滋賀会館の文化教室でスケッチ講座を担当している。この間、ゆがんだ時計の思い出を話してもらった。滋賀県生まれで、京都市美大を卒業して、読売TV入社、いろんな番組のアートをつくって、その一つが11PMの名物時計になった。

 「あの番組、昭和40年から25年も。入社2年目に始まり、あれデザインしました。実はあの時計に歪んだ世相をオーバーラップさせたんです。東京の日テレと交代の番組づくりで、大阪の読売TVの司会は藤本義一さん。スタッフの意気込み、東京に負けるもんか、でしたね」…、岩田さんの思い出、熱く熱く…時計がまた歪みそうだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月20日 (月)

何して?ナスカ

Img_001_2 Img_0006_2  京都文化博物館で開催中の世界遺産「ナスカ展」をみた。紀元前100年ころ、南米ペルーの南部海岸地帯の広大な砂漠。そこにコンドルだの、イルカだの、巨大な地上絵が描かれて、2千年経った今もある。ナンして、そんなことをナスったカ、その謎に迫る展覧会だった。

世界の7不思議に一つ加えて、8番目の不思議という。この絵を描いたのが、古代ナスカ人で、砂漠の地上絵は100近くある。猿、蜘蛛など動物、鳥、魚など、絵の大きさが50㍍から200㍍のものも。絵は大きすぎて地上から見えない。そんな絵をどうして、何のために描いたのだろうか。

 会場はナスカ人の作った土器、織物、それにミイラなどの陳列が続き、地上絵はやはりビデオ上映だった。パンパと呼ばれる平原800平方㌔の空撮で、地上絵が浮かび上がる。こんな砂漠で、どうして絵があり続けたのか、何の意味だったのか。天文学的、宗教的、宇宙船的…諸説に仮説が入り乱れて、要はナンしてもわかんナイ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月19日 (日)

幽霊の幽霊

Img_0007 Img_0026 鐘がゴオ~ン。ろくろ首がニューと出た。一つ目の唐傘、狐の嫁入り…。かわるがわる、妖怪たちが行く。東山の高台寺の夜間拝観。昨夜、拝観代600円払って夕涼みに行った。暗くなって白砂の方丈ライトアップ、油塀は百鬼夜行で「恨めしやあ…」。

首筋を風が抜ける。お化けのせいか、ヒンヤリ。夜空に三日月。何処からか、虫の声も。秀吉と北政所(ねね)の木像、重文の時雨亭など境内を歩く。書院では百鬼夜行展。有名な円山応挙の幽霊図が展示されている。白装束、ザンバラ髪で目を剥き、出っ歯を出し、手はだらり。足、ない。定番の幽霊だ。

バイトの学生さんにあの幽霊、重文?と問う。「いえっ、作品の真贋がはっきりしないそうです」と、学生さん正直だ。応挙の、落款あったが、幽霊の幽霊とは。夏の夜間拝観は1日から昨夜までで、毎夜の学生バイト15人も。夜のお客さんは?と聞くと、一日4~500人で、秋の1万人に比べて、お化けが出そうと。ああ、こわや!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月18日 (土)

ロダンとの出会い

Img_0021 Img_0015  皮製の豪華なソファに深々と沈み込む。ゴージャスな気分だ。閲覧自由の展覧会図録をパラパラめくっていると、眠気がくる。空調が優しく心地よい。酷暑の日々、隣も前もソファは、みなさんが勘違いして、スースー。

 京都国立博物館(東山七条)-、ここは避暑の穴場だ。平常館観賞は500円。入館すれば、時間無制限である。国宝、重文の仏像を観賞しようが、ソファにどっと座り込もうが、広い館内の庭を散策しようが、それもこれも500円!だ。今は大覚寺の名宝展を特集陳列していて、それも含めて500円。

 耳と目で勉強するならハイビジョン上映だ。この間は狩野山楽の描いた東山遊興屏風の解説、そのほかにも…、室内は30席あって、ええ具合いに暗く、また迂闊にもウトウト。何度も行くが、ここは確実に睡魔が来る。あっちでスースー、こっちでウトウト、目覚めて前庭に出て、ロダンの考える人。これで良かったのかなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月17日 (金)

小さくても、心に大きく

 1_3 Photo_3 何処で何をどう見るか、毎年悩む。今年は鳥居形を見た。京都の精霊送り、五山の送り火である。鳥居形は北嵯峨の曼荼羅山、京都市内から最も遠く、見えにくい。嵐山の渡月橋から桂川左岸沿いを南にかなり下って、好位置を見つけ、真正面から見た。

鳥居形の点火はトリ?。午後8時、大文字が最初に点って、妙法、船形、左大文字と移り、鳥居形は8時20分。ここだけは薪を井桁に組まずに、松明を燭台に乗せて点火するという。そのせいか、かなり前から何となく、赤くモヤモヤしていたが、時間が来て、しっかりした鳥居形になった。

 この位置から東の大文字も見えた。団扇、浴衣の人並みから「左大文字も…」「妙法も…」の声…。何処に-と、ウロウロするが、わからない。大文字から鳥居形へ、少しずつ位置を変えて、デジカメ向ける。望遠レスでは遠すぎる。肉眼では赤々なのに発光止めて、拡大にしても、暗く豆粒…。でもまあ、心に写した大文字と鳥居形、行く夏の中に大きく…。

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年8月16日 (木)

そこでクエスチョン?

Img_0011 Img_0022  黒澤明監督のモノクロ映画4本、一挙公開だった。文化庁選定の優秀映画上映会がこの間、滋賀会館の大ホールであった。1本500円、入れ替え制で三日間の特別上映。観賞したお客さんは745人。そこでクエスチョン。「上映は以下の4本、どの作品に人気があったかでしょ~うか」?。

     酔いどれ天使(1948年 東宝)

     生きる(1952年 東宝)

     羅生門(1950年 大映京都)

     天国と地獄(1963年 東宝)

 俳優さん、みんな渋い。三船敏郎、志村喬、仲代達也、千秋実…、みんな黒澤監督好みだ。DVDでも販売されているが、映画は大スクリーンの迫力がいい。もうどの映画も50年経つ。少し音声が割れたのもあったが、雨は降らなかった。そこで答え!。癌宣告で、公僕としての仕事に目覚めた公務員を描いた「生きる」が「天国と地獄」を上回り、最多入場でした。「命短し 恋せよ乙女~」

 ※ 4本の入場者数は次のとおり。①生きる 227人 ②天国と地獄 192人 ③羅生門 189人 ④酔いどれ天使 137人 (滋賀県文化振興事業団調べ)

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2007年8月15日 (水)

豚まんの列

Img_0041 Img_0044  並ぶ、並ぶ-ずんずん列が伸びる。この猛暑でも、豚まん。神戸・南京町ひろばの「老祥記」で、大正4年創業、豚まん発祥の店という。お盆の昼下がり、外気は35度近く。叔母宅へ寄った帰り帽子かぶって並び、1個80円を3個食べた。

 列の流れは割りに早かった。店内でおあがりの方!と声かかり、豚まんづくりの作業場が見える6人掛けの角の席に座る。白い作業服の店員さん10人、包む、蒸す、出す…黙々と流れるが如く。「お客さん、どうぞ」「40個!持ち帰り」「ハイ、3200円」「次の方」…、前さばきの注文取り、次から次へ…。忙しそう。暑そう。

 豚まん、ふわっと出てきた。割りに小ぶりだ。1個目はソースで、2個目と3個目は醤油に辛子をつけた。お店の秘伝という皮、癖がなくあっさり。だから豚バラミンチの饅頭がグッと舌先に…。1個目○、2個目◎、3個目は◎◎で、だんだんうまくなる。後味がジワジワ…。もう1個と思ったが、我慢して、店を出たら列がまた伸びていた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月14日 (火)

イーグルの現場

 ― ここですね。イーグル出されたのは…。

K 残り160yd、6番アイアン、会心の一打で…。

 ― 2打目のカップイン、嬉しかったでしょう。

 K 一緒に回った同僚が「身体がゾクゾク」と。

 J通信勤Img_0017務のKさん(60)のイーグルは、7月21日瀬田東の5番(パー4)だった。距離410ヤード、ハンディ1番の難ホール。酷暑の12日、Kさんと一緒に回り、このイーグル現場へ来た。ゴルフ歴30年のKさんも、さすがに感慨深そう。「まさかーと思いました。同僚がピンに絡んだ-と、グリーンに駆け上がって…ハイ、もうそれは…」と。

KさImg_0013ん、あれ以来の5番に立つ。風格、どこかウッズのよう。気持ちもウッズウッズしているようだ。この日はショットが左に外れて4オン1パットのボギーも、からだかっちり、安定したスイングは、やはりイーグルプレーヤー。朝のインはバーディー1、パー5、ボギー1、ダボ1で39。いや、違う。私?言わぬが花!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月13日 (月)

ゴッホのヒマワリ

Img_0056 Img_0059  ゴッホのヒマワリを見た! 夏に咲く本物のヒマワリだ。背丈は1㍍と少し、真っ黄の大輪の花が重たくなって、少し俯き向き加減に咲いている。下から覗き込んで、左の写真を撮った。やはり、ゴッホ、どこか激しい。

 府立植物園のヒマワリ園は、夏真っ盛り。太陽に向かって、色んな品種が競うように咲いている。背丈2㍍を超すランドマーク、濃い色のココア、ロシア、セーラームーン…、そんな中にゴッホのヒマワリを見つけた。ゴッホが南仏のアルルで描いた、あのヒマワリと同じで、正式な品種名はソレイユ・サンプル・グランというらしい。

 ゴッホの隣にモネのヒマワリ=写真右=も。背丈はゴッホより高く、レモンイエローの花びらが規則正しく並んで、八重に咲いている。モネは睡蓮、ヒマワリの絵?あったかなあと思うが、このヒマワリの黄色の色合い、モネかなあと。画家名のヒマワリにゴーギャンもあるそうだが、ヒマワリはエッヘンでなく、やはりゴッホ、ゴッホ???。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月12日 (日)

大口開けダンス

Img_0001 Img_0004  二人が口を大きく開けて、向き合って踊る。立ってクネクネ、寝てクネクネ…、ずっと口を開けている。二人の口、くっつくようで、くっつかない。5分、7分、10分はそうして舞台をクネクネである。これ、れっきとしたダンス。今、じわじわと人気が出てきたコンテンポラリーダンス。

 昨日、県庁前の滋賀会館でやっていた。コンタクトで全員集合!というタイトルがついている。サブタイトルは出会うカラダ、出会うココロ、出会うエネルギー。観賞は客席でなく、ダンサーと同じ舞台からである。大口がもうそこ、喉ちんこまで見えそう。観賞のあと演出家と踊り手と客のトークも。

 聞いていると、タンゴをイメージした踊りだったらしい。汗吹き拭きの踊り手へ質問が出て、そんなに近くで口見てどうか?と。答えは「最初は鼻も見えて穴が三つもあって、可笑しくなって、それに唾がとびそうだったが、今はどうもない」と。演出家によると、踊りのテーマは、カラダの間だとか。見ている方はアラマアだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月11日 (土)

昔と昔の二重奏

Img_0020 Img_0013  岩盤に掘り込んだ大仏さん。耳は板みたいで、鼻はとんがり、目と口元は微笑んでいる。オリエンタルな顔立ちだ。竜門、敦煌と並ぶ中国三大石窟一つ、雲崗石窟である。写真の大仏は第20屈にあり、世界遺産登録の50屈50万体の彫像の象徴という。

昔、水族館だった大津市打出浜の琵琶湖文化館ギャラリー。今、雲崗石屈に魅せられた写真家、故小川晴晹氏(せいよう)が昭和16年に撮った写真など40点を展示している。実は18年前、北京アジア大会の前年、雲崗石窟へ行った。小川氏が写真撮影した30年あとである。

北京から山西省大同へ、夜汽車で着いた。公開トイレ、少雨、石炭…。町はカサカサに乾いていた。雲崗石窟は砂漠の中にあった。延々2㌔、行けども行けど石窟群。薄暗い窮屈な洞窟の中に夥しい仏像…。あれには驚いた。鯉に餌をやった水族館、はるか雲崗石窟…昔と昔が脈絡なく重なりあった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月10日 (金)

名水、今なお

Img_0004 Img_0008  杓で掬う。一度目は手を清め、二度目で口に含む。うーん、これが、名水か。もう一度、杓で掬って、飲む。うーん、無味無臭…。くせのない柔らかい水だ。軟水だろうか。醒ヶ井、縣井と並ぶ京都三名水の一つ、梨木神社境内の染井の水だ。現存する唯一の名水という。今なお、コンコン…今東光(こんとうこう)???。

 京都御所の清和院御門の近く、紫式部の櫓山寺の向かい側だ。ところでいうと、寺町通広小路上ル。神社は9月の萩まつりで有名だが、なんと言ってもこの名水。「一人1回5リットルで再び後ろに」の札書きがあるとおり、水入れ容器の老若男女が朝から次から次へ、わく。ただほど安い名水は…である。

 名水が出る井戸も立派。この神社が三条実美公の縁の旧別格官幣大社、瓦屋根があり、石で囲ってある。片側は参拝用の杓があり、いつも湧き出る。片側は持ち帰り用で水道の蛇口がついて、捻るとジャア。暫く、水汲みの列見ていたが、柱にあるお賽銭箱に志納する人はいない。梨木神社の、なしのつぶて。神社も心得ている???。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 9日 (木)

後ろ髪の一枚

Img_0076 Img_0072  後ろ髪を引かれる思いーとは、こういうことか。ドカン、ドカン、ヒュルヒュル…、琵琶湖面を焦がす花火。JRの混雑避けて、フィナーレ見ずに大津駅へ、歩行者天国の30㍍道路を振り向き振り向き…である。いや、ホント、別れが辛い。

 昨夜のびわ湖花火、定刻7時半に始まった。プロローグの3号玉がポーン、ポーンと上がる。やや単調で、最初はグーなのだろう。待つこと10分足らず。急に琵琶湖の空が明るくなって、ダダッダッ、ボカボカボカと鳴って、その派手なこと派手なこと。拍手また拍手、玉やあ!の掛け声も。今年も1億円で1万発の豪華花火だ。

 デジカメ、発光停止して、腕でしっかり固定して撮る。バ~ン…、音に合わすと早いし、夜空にパッと広がってからでは遅い。シャッターのタイミングが難しい。撮って撮って、90枚近く。ああ、それなのに…どれもこれも-。結局、歩いて振り向いて撮ったビルの合間の一枚、これがナイスショット。後ろ髪なくても、その引かれる思い、それが良かった。髪に感謝!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 8日 (水)

釣れた!釣れた!

Img_0020 Img_0019  見た!そう、あの悪玉を見た。BOXにぎっしり入っている。臭いがぷーんと鼻につく。ホンモロコやニゴロブナを食い荒らす外来魚のブルーギルだ。大きいので、20㌢くらい。どれもこれも食べ過ぎか、お腹がボテッと膨らんでいる。メタボ症候みたいな、小太り魚だ。

 この間の、日曜の昼だった。大津市打出浜の湖岸に幟旗が立って、おじさん二人が読書しながら店番だ。看板に「びわこルール広めよう券の引換所」と書いてある。外来種、ブールギル、ブラックバスを釣って持参すると、金券と交換してくれる。店番するおじさんに話を聞いた。

~<箱の中、ブルーギルばっかり?> ブラックバスは釣りにくく、ブルーギルが食いがいいからですよ <商売繁盛?> 土日だけですね。2㌔釣って、2千円の金券の人もいます <これで、悪玉一掃?> そらあ無理です。まあ、啓発ですね <買った魚は?> 漁連が回収して、魚粉にします <毎日?> お盆、正月以外は…。交代で来ています <ご苦労さんです>~ 人は善玉、魚は悪玉-。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 7日 (火)

ああ辛!弁慶うどん

Img_0035 Img_0041  弁慶のうどん-である。「何で弁慶?」と、黒三角頭巾に法被姿のバイト女性に聞く。牛若丸と弁慶の像がある五条大橋から近いから-と言う。そうか、味が弁慶でなく、場所が弁慶か、と納得する。

 確かに店は五条大橋から徒歩3分で、屋台が始まりという。カウンター15席ほど、テーブルは畳みに2脚。京都らしく奥へ奥へのうなぎの寝床店だ。屋台写真が店内に飾ってある。創業時忘れず?かな。営業時間も午前3時までで、これも屋台時間かも。メニューはそばにラーメンまである。随分と多様化しているが、一番人気はやはり弁慶うどんという。

きんぴらの唐辛子がよく効く。お汁を飲むと喉元まで辛く、額に汗が滲む。肉と、甘ぎつねに葱いり。麺は細めで、こちらは喉こしスルスル入る。出汁、辛いけど、忘れられない味だ。喉元過ぎて、またすすりたくなる。出汁はサバ節にウルメ節、店の秘密がありそうだ。値段は消費税込みで845円!。♪~べんけい粛々、夜、うどんで橋を~わたる~♪。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 6日 (月)

カガミブタは水中花

Img_0028 Img_0026  白い花、雪の結晶のようだ。花びらは5枚、よーく見ると、1片1片がモロモロしていて、うぶ毛がある。中心部は黄色。大きさは1㌢くらいかな。小さい花だ。池に浮かぶ葉っぱは、大きいのや、小さいのや。茎は水中で、見えない。

 この花、カガミブタ(鏡蓋)という。鏡=かがみ、蓋=ふたで、カガミブタ。花のイメージと名前がどうも合わず、アタフタする。それに池の中で咲いている花なのに分類はリンドウ科だという。♪~りん、りん、りんどうは~♪は、山の中の花なのに、カガミブタはれっきとした水中花だ。本当はヘンリン科?かもしれない。

 府立植物園の通称かえる池に咲いていた。カメラを小さいのをアップで写すデジタルマクロにモード変更して、腰かがめ、手を池の中に伸ばした。池の淵いっぱい、おっとっと…と、一度、二度、三度で、やっと撮った。小さな花の大写し、上の左の写真である。雪のようにキラキラして、よ~く撮れている。上手い写真だ。花の結晶、苦労の結晶?。ハイ!。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 5日 (日)

北東北ダア

Img_0004 Img_0003  上からも、下からも「北東北」である。JR東日本が「もう一つの日本 北東北」で、ディスネーションキャンペーン中だ。何たって、ディスネーション?。期間を限って、PRのようだ。北東北?、ねぶたの青森、さんさ踊りの岩手、竿灯の秋田を指す。8月が始まり、夏祭りに沸く北東北への誘いだ。

 毎朝乗るJRの車内で、右でも、左でも「北東北」のポスターを見る。イカ干しがカーテンみたいで、その向こうに青い海がある。場所は青森・鯵ヶ沢という。釣り、うたた寝、釣り…のコピーに日本の風景を思う。五能線の一人旅、列車待ちで、駅舎に降りたおり、相撲の舞の海の写真が掛かっていた、あの鯵ヶ沢だ。何か、それだけで懐かしい。

 北東北の呼称、何時から?と、岩手のFさん(66)に携帯をかけた。「ずっと前からダア」という。山形、宮城、福島の南東北に対する北東北ダアと。東北六県の、北と南―、なるほどダア。祭りは?「2日が、さんさ踊りでサア」と。踊った?「見ただけダア」と。北東北クエスチョンから、二人の近況、商いのことなど、久しぶりに携帯でわんさと話したダ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 4日 (土)

聞いて食べて、ありがたや

Img_0008 Img_0024  朝の起き抜け、バナナ一本で30分歩き、清水寺へ行った。もう92回も続く毎夏恒例のうらぼん法話である。午前6時の開講。今朝の講師は越前市・御誕生寺住職の板橋興宗師(80)で、愚痴をグチらない-と題して、もう話が始まっていた。

 萬歳の書がある赤い屏風を背にして、ピンマイクをつけ、間をとって、ゆっくりと…語りかけている。右手の扇子で、左腕をピッシャ、ピッシャ、頭もコツンとやって、「これ、感じるのが、私じゃ、今じゃ」という。頭が考えるのは、今でも私でもない。身体と頭は別じゃ、という。頭はああや、こうやと余計なことを思う。「それがグチ脳、つまり愚痴はノーじゃ」と。

 お経?、「意味を知って読んでも良いし、知らなくてもいい。まあ、考えん方がええ。頭より足じゃ」と、禅的な答えを結論に、ありがたいお話が終わった。畳み敷きの広い会場見渡すと、朝一番の聴衆は軽く150人以上も。大講堂出てたところで、あんパンとクリームパンに牛乳の振る舞い。いや、また、ありがたや。五重塔見えるベンチで、私と今、じっくり感じて、グチらず、パンかじった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 3日 (金)

りーやん勲章

Img_0015 13  なぜか、滋賀県の嘉田知事とマスターが一緒の写真が部屋に飾ってある。マスターはJR大津駅前の「利やん」である。常連さんは、りーやんと言うが、正式には初代オーナーが木村利男(としお)なので、としやんが正しい。はしがきにも「百聞一食にしかず おでん利(とし)やん」と書いてある。

 毎夜毎夜の客が多い。焼酎の一升瓶キープが売りで、キープの度に写真撮影があって、カードになって、ぶらさがる。酒飲み勲章みたいなもんだ。開店は30年で、今3代目という。嘉田知事も客らしく、写真が何よりの証拠だ。メニューは元祖居酒屋・創作料理で、本まぐろの目玉つき煮つけは極め付けだ。

 これ、滅多に出ない。1品500円。京都の中央市場と値段が折り合えば…だそうで、2ヶ月に一度ぐらいとか。何度行ってもまずないが、1ヶ月前に出た。目玉がぎょろとして、回りは脂でニュルニュル。職場のTさんが食べた。味?「はあっ、どんな味と言われても???」「兎も角、美味しかったです。はい」…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 2日 (木)

パンダでナイス

Dscn2009 Dscn2013  岡山のおばあちゃんじゃない。東京勤務時代に知り合った岡山・倉敷のKさんからメールが来た。この間の棒振りの反省点が書いてあり、追伸で「家内が先月行ってきた中国・四川省臥龍のジャイアントパンダ園です」と、写真が4枚添付してある

うち一枚が左の写真だ。4頭のパンダが仰向けでお腹出して、笹をムシャムシャ食べている。お食事タイム…、微笑ましい。ナイスショットだ。ゴルフでなく、写真のアングルショットだ。右の一枚はお座りをアップで撮っている。黒い目が垂れて、これぞパンダ!。奥さん、ナイスショットの連続だ。

昨日の朝日新聞夕刊、環境面にパンダの記事が出ていた。絶滅が心配されるパンダの生息地域が少し拡大しているという。いいニュースだ。パンダは現在1600頭と言われている。生息の中心がKさんの奥さんが旅行した四川省の省都・臥龍である。写真見て、記事読んで、パンダ保護と生息地拡大を思う。頑張れ!パンダ!。

※ Kさん、奥さん写真2枚、無断で転載しました。著作権者にとりなしお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 1日 (水)

蔓紫ムシャクシャ

Img_0004 Img_0009 頭がツルじゃあない。ツル(蔓)の色が紅紫で、つるむらさき(蔓紫)という。この間、鉢ごともらった。毎日、水遣りしていると、朝顔みたいにつるがツルツル伸びて、葉っぱもたくさん出てきた。

 それで、葉っぱを千切って、水洗いして食べてみた。大きさは4、5㌢で、艶々している。最初の一枚、どこか青臭い。草の味だ。今度は2枚束ねて、かんでみた。シャキシャキ、ムシャムシャ。味?苦~い。でも、その苦味に効能があるようで、身体がシャキッとするように思う。

つるむらさき-、名前は日本的だが、原産地は熱帯アジアで、別名はセイロンホウレンソウという。お浸しにすると、ほうれん草みたいで、天ぷらにしても美味しいようだ。鉄、カロテン、ビタミンCが多く、夏バテ防止に効く健康野菜と言われている。暑くてムシャクシャするおり、生葉を千切って、無茶苦茶にムシャムシャ。これも健康法…かな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »