ああ、丸裸
カクレミノ、オニグルミ…、木々の名前に珍名奇名が数々だが、その代表格の一つはバクチノキだろう。博打の木と書くと、分かりやすい。これが、またバラ科というから面白い。この間、府立植物園へ行って、博打ぶり、とくと見てきた。
この木、写真のように赤裸になっている。相当、負けがこんだのか、樹皮を一枚二枚と脱ぎ続けたようで、幹のところに丸めて置いてある。山中、追いはぎにあったみたいでもあり、蛇が脱皮したあとのようでもある。実はこの木、5月中ごろになると、勝手にこうなるのだそうだ。何でそうなるのか、植物園のホームページを見た。
期待どおり、よもやま話のコーナーに載っていた。「樹木の年輪は中心にいくほど古く、樹皮は外側に行くほど古い。樹木の成長は幹の外側(樹皮と材の間)で行われているからで、成長が大きいこの時期に新陳代謝している」という。正式にはPrunus zippelianaと横文字が並び難解だが、和名なら博打でも、追いはぎでも、丸裸でもピッタリである。しかし、まあ、ご用心!
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 山中に富士山神殿(2026.05.13)
- 「幻の青いケシ」開花(2026.05.12)
- 初夏の山は笑う(2026.05.10)
コメント