裏もあった浅井忠
やましい裏ではない。表と一体を成す裏面画である。今、京都高島屋で開催中の没後100年記念「浅井忠展」に展示されていた。小さな水彩画で、画用紙の裏に描いている。解説によると、裏面でも作品として完成度高く、表の絵と主題が関連しているという。
この裏面画は「もうひとつ絵」というコーナーにあった。何枚か出ていて、じっくり観賞したのは、橋のある風景=写真=。表の絵は、火の見櫓の見える風景で、ともに東京近郊のスケッチらしい。明治20年ごろの作品という。絵はセピア色っぽいが、主題の橋、川の水、大きな木々…広々とした春の平野が丁寧に描かれている。
日本洋画の父と言われる浅井が、風景画家として画風を確立した30歳半ば頃で、フランスに留学する前の作品。「自然を師として学べ」というイタリア人の風景画家に絵の手ほどきを受けた浅井が、表も裏も、分け隔てなく懸命に描き続けた証のよう。裏の絵を見ていると、♪ウララ、ウララ~と、リンダ気分!に。
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コメント
ほなさん、ウララウララと、いつでもどうぞ。大分前でしたが、自衛隊のお花見であった女性の名は確か岡本麗と書いて、うららと読むそうでした。お顔は忘れましたが、お名前忘れませんねえ。もう、春うららですねえ。
投稿: 洋洋 | 2007年3月27日 (火) 11時13分
洋洋さんのブログは、いつも勉強になります。関心しつつ読みすすめ、最後のウララのリンダには笑いました。これいつか使わせてください。
投稿: ほなさん | 2007年3月25日 (日) 09時27分