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2007年3月

2007年3月31日 (土)

串揚げハーレム

 Img_0023_6 Img_0021_8 暖簾の下から足が見える。中年、中年、中年…。大阪は梅田で名代の、立ち食い串かつ。店の名は松葉。ところは阪神電鉄梅田駅の改札出てすぐ、御堂筋口の階段下。横並びに詰めると、15人は入れる壁ぎわ商法で60年という。

最初に牛にじゃが芋。揚げたての串がスチール皿に乗る。ソースにどっぽりつけて、半かじり。キャベツは手づかみで、むしゃ、むしゃ。隣の中年おっさん、お酒がコップに溢れるばかり。オットット…、ウイッ…。こちらはジョッキーのウーロン茶でグイッ…。キスに海老も食べて、願いましては=630円。お気軽にどうぞ!である。

勘定は串の本数プラス串の長さ。100円より110円、110円より120円が長~い。食べ放題のキャベツはちょっと堅いけど、愛知産。串の味? 意外とあっさり。だからか、ソースの二度浸けご法度。「は~い、お入り」の呼び込み。暖簾の中は、大阪のおばちゃん、おばちゃん、おばちゃん…。そこは、中年のハーレム???。

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2007年3月30日 (金)

桜 さくら サクラ

Img_0060 Img_0067 昔より 名には聞けども 今日みれば むべめかれせぬ 糸桜かな

 この歌は、京都で最後の天皇である孝明天皇が近衛邸へ行幸されたおり、池のほとりの桜を見て、感嘆した思いを詠んでいる。今から150年も昔の、陰暦で安政2年(1855年)2月4日のことである。いま、この糸桜、つまりは枝垂れ桜、満開である。

 京都御所今出川御門から入って西側、旧近衛邸跡あたり。朽ちた幹から細い枝が筋をひくように垂れ下がっている。新聞の桜だより、京都御所が満開と出ていて、28日夕見てきた。まるで薄いピンクの雪が降るよう。西に落ち始めた陽が照らすと、桜の花びらが妖しく光る。変幻自在のさくらにウットリとする。

 池の端から児童公園へ、枝垂れる桜あっちでタラリ、こっちでタラリと。花蜜を吸うメジロ、ヒヨドリがチュクチュクと騒がしい。花見客も桜に重なる。人、サクラ、ヒト、桜…。御所の桜は、謡曲・西行桜に「先ず初花 告ぐるなる 近衛殿の糸桜」とあって、早咲き桜で有名だが、花の京都は、ここ暫く、桜、サクラ、さくら…かな。 

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2007年3月29日 (木)

35度のモニュメント二つ

Img_0024_4 Img_04  緯度と経度は、地球上の位置を示す座標軸である。四条河原町とJR大津駅は、同じ北緯35度ライン上にあって、それぞれにモニュメントがある。インターネットで「緯度経度」と入力して、検索をクリックして、また四条河原町とJR大津と入力したら、

<四条河原町> 緯度 350, 経度 13546

<JR 大津駅> 緯度 350, 経度 13551

 

と出てきた。緯度は35度0分…、ぴったり。それがどうした?と言われそうだが、何事も点検・確認が第一である。2箇所は距離にして8キロ、この2日間、足を運んで、モニュメントの写真を撮ってきた。暇やなあーと言われそうだが、検証が第一である。

JR大津駅は上り線ホーム西端に。直径1㍍の地球儀に北緯35度ラインが。平成元年、琵琶湖線開通100周年記念で立つ=写真左=。平成6年に出来た四条河原町の方は阪急デパート前植え込みの中に=同右=。三角錐に地球を示す球体がくっつく。北緯35度は島根・江津市から京都、大津、東京を経て、千葉・館山から太平洋へ抜け、地球を回る。

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2007年3月28日 (水)

御舟が…、龍子が…

 Img_0005_9 Img_0004_11 <速水御舟「新緑」>  大正14年、御舟21歳の時に描く。画面いっぱいに新緑の色あいが重なりあっている。ガイド解説によると、新緑の爽やかさと瑞々しい作者の感動が伝わってくる。御舟に共通する不思議な新しい感覚があって、大正初期の作品とは思えない魅力ある作品だという。

<川端龍子「愛染」>  昭和9年、龍子49歳の作品。「あいぜん」と読んで、愛し執着する意味という。つがいの鴛が見つめあう、その一瞬を深紅の紅葉と群青の池の中で描いている。ガイド解説によると、夫婦の愛情を表現しており、装飾性と写実性が見事に一体化した名作だという。

この間、大丸心斎橋店で開催中の足立美術館の日本画名品展をみて、御舟と龍子の作品に心を打たれた。図録は会場で立ち見して、ガイド解説はホームページで検索して、1枚100円のポストカードを2枚買って「御舟の緑が…、龍子の赤が…」な~んて言うと、何か文化力がついたような…。いや、不思議、不思議???。

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2007年3月27日 (火)

野菜天そばで開運?

 Img_0016_10 Img_0020_5 掛け値なし、まっことおいしい。店の名は、「開運そば」。大津市の円満院門跡近くにあり、勅使門横の門番小屋に店を構えている。メニューの一番手は、名前どおりの、開運そばだろう。787円、麺は細め、味は艶やか。旨味の、あと味が不思議なほど、舌にずっと残っていて、「開運、開運…」である。

 このそば、要するに野菜のてんぷらそば。具は5種類。お店の説明によると~

・しいたけ―地 ・青唐―水 ・芋―火 ・のり―風 ・湯葉―空

で、「開運そば」は先代の円満院門跡さんの命名と。仏教でいう宇宙の基本的な五大要素を含んでいるという。青唐も芋も、お腹の中で、水と成り、火と成り…らしい。

 お店には、時に足を伸ばす。香ばしいそば茶をすすって、開運を待つ。店内は狭く、何時も大入りの満席。円満院のお下がり絵馬が飾ってあり、なぜか越中富山の薬箱が置いてある。壁にそば茶の説明、天かす無料の貼り紙も。お店は四半世紀、評判が評判を呼び、今まさに開運繁盛中。お客の開運、何時かな、もうそばかな???。

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2007年3月26日 (月)

これぞ、改革の哲学

Img_0001_12 Img_0039 読めば、読むほど…である。思いの深さ、志しの強さ…勉強の大事さ、読書の必要などが伝わってくる。立命館・川本八郎前理事長の挨拶などを冊子にした「改革の哲学~学生・生徒をすべての営みの原点に」である。この23日、都ホテルの川本さんを囲むご苦労さん会に出て、帰りに頂戴した。

挨拶、謝辞、講演はテープを掘り起こしてある。出足はゆっくり。ヤマ場は手を広げて、首まで振る。燃えるが如く、阿修羅の如く。エンディングはトーンを落とし、静かに幕を引く。何度か聞いた川本さんの、巧みな話ぶりが目に浮かぶ。ぶれない主張、ほとばしる情熱…そんな一端が、この一冊に凝縮されている。生き方、働きようの指南に◎なり。

~「21世紀、日本に本当に必要なものは、人間の品格だと思います。…」「…いま生きている時代を冷厳に見つめ、時代とともに生きてほしい。同時に歴史に学ぼう。歴史の中に生きよう。…」「民主主義は相談であると思います。相談しながら物ごとを進めていただきたい。…」「暴力は理性の喪失であります。人間の敗北であります。…」~

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2007年3月25日 (日)

見て、見て…聞いて、聞いて

 Img_0028_3 Img_0042_2 これ、見て!見て!と言う。この間、パーティーで会った大学の先輩・井上良穂さん。背広ポケットから出てきたのは、健康チェック記録表。何と、71歳の井上さん、体力年齢は40歳だという。実年齢より30歳も若い。「びっくりされているんや。どうしてや」と、あっちで見せ、こっちで見せ、テーブルを回る。

 測定したのは西京区洛西支所福祉センター。井上さん、体重は50.6㌔、身長1・7㍍。測定は去年の10月から5回。記録表によると、主なデータの推移は次のとおり。 ・内臓脂肪レベル 2・5→2・0 ・体幹皮下率 15・1%→10・8㌫ ・脂肪体脂肪 27・4㌫→19・8㌫ ・体年齢 44歳→40歳 

 井上さん、独壇場で喋る。「10㌔走って、10㌔歩いてるんや」「桂の家を朝10時に出てなあ。嵐山やら、天神さんやら。コース7つぐらいあるんや」と。食事は?と聞くと「魚や。それと、ワシ田舎の子やから野菜や。お湯に浸したら縮んで、たくさん食べられるんや」…。いや先輩、お見事、ご立派、お元気!。

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2007年3月24日 (土)

裏もあった浅井忠

 Img_0009_6 Img_0011_15 やましい裏ではない。表と一体を成す裏面画である。今、京都高島屋で開催中の没後100年記念「浅井忠展」に展示されていた。小さな水彩画で、画用紙の裏に描いている。解説によると、裏面でも作品として完成度高く、表の絵と主題が関連しているという。

 この裏面画は「もうひとつ絵」というコーナーにあった。何枚か出ていて、じっくり観賞したのは、橋のある風景=写真=。表の絵は、火の見櫓の見える風景で、ともに東京近郊のスケッチらしい。明治20年ごろの作品という。絵はセピア色っぽいが、主題の橋、川の水、大きな木々…広々とした春の平野が丁寧に描かれている。

 日本洋画の父と言われる浅井が、風景画家として画風を確立した30歳半ば頃で、フランスに留学する前の作品。「自然を師として学べ」というイタリア人の風景画家に絵の手ほどきを受けた浅井が、表も裏も、分け隔てなく懸命に描き続けた証のよう。裏の絵を見ていると、♪ウララ、ウララ~と、リンダ気分!に。

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2007年3月23日 (金)

赤提灯の出会い

 Img_0022_7 Img_0024_3 おかあちゃんが言う。「続けていたら、いい出会いあるしねえ」と。JR山科駅前で赤提灯の居酒屋やって、もう37年の塩谷信子さん(73)である。地下鉄が通り、デパートが出来て、駅前は様変わりだが「町が変わっても、人は変らヘン」とも。

 お店は大衆酒場「しおたに」という。ブライトンホテルの西南で旧三条通りの角っこ、JRから徒歩2分。赤い提灯が6つ並んでいる。ガラスの引き戸が6つあって、どこからでも、どうそ~である。ガラガラと開けたら、そこは即カウンター。「あっ、○○ちゃん」-おかあちゃんがカニつたいに寄ってくる。奥行き2㍍、端から端までが長~い。

 いつも知った顔が一人二人…。常連さんが多いけど初めてでも、焼酎一杯ですぐ打ち解ける。島原の太夫さんや鯖寿司のお兄ちゃんとは、ここで仲良くなった。おかあちゃんは宮崎・都城出身。18年前、旦那さんに先立たれた。今、嫁とらずの大きな息子さんと二人。今年に入り、病気に怪我―、ちょっと元気ないけど、かあちゃんは今日も出会い求めて…。ガンバレ!。

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2007年3月22日 (木)

弘法さんの特価出し巻き

 Img_0033_2 Img_0012_4 もう両手が機械になっている。バケツの卵汁をコップで掬う。縦長の卵焼き器に油を引き、卵がフワッとすると長い箸で巻き返し、また油を引き、また巻き返し…。その卵焼き器を一人で六つも。まさに手八丁なのだ。並んで、待って、そのあまりの鮮やかさに見惚れた。

 スーパー・オカモトが店の前で手作り直売する京風だし巻である。毎月21日の弘法さん縁日、長い列が出来る。場所は東寺道猪熊上ルで、知る人ぞ知る?DX東寺の50㍍東側だ。このだし巻き、弘法さん特価で、税込み200円の滅茶安。焼き上がると、すだれで巻いて、整えて、丁寧に紙に包み、ハイどうぞ。

 境内の洛南会館前の芝地で食べた。大きくて、色が艶々…、口に入れてフワフワ、アツアツ…。このだし巻き販売、明治から親娘3代も続く。昨日も車椅子のおばあちゃん、紙包みのお母さん、まるで芸術芸の娘さん。一日、どれくらいつくる?と聞くと、娘さん-「私の歳くらい、ハハハ」と、はぐらかされた。いや、凄い。いや、美味い。

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2007年3月21日 (水)

O2は大津?

Img_0001_11 Img_0009_5  「02定食」とは、これ如何に…。その答えは?…。酸素と大津をかけて、「オーツー」「大津」だという。うーん、駄洒落の定食ネーミング、ここに極まれりか。その02(大津)定食は、名神高速上り線の大津SA2階レストランに。二日前の19日昼、食べて見た。

 モヤシ付きの豚肉のピリ辛ソース味である。この豚肉、滋賀産100㌫だという。1枚かじり、また1枚…、豚バラ肉10枚はある。ソースは特選仕上げという。とん汁、これもいい。大根、人参、牛蒡、ネギと、また豚。よく煮込まれて、みんなフニャフニャ。出汁もトロトロである。オッ~と、書き忘れ。その値段?1050円なり。

 食券出して、マスターに何で02?、何処が大津?と聞いたら、「豚が滋賀産で…エヘヘ…」と。まあ、深くは…である。セルフなので、紙コップにお茶入れて、カウンター席へO2を運ぶ。真ん前に青い琵琶湖、遠くに比良の山並み。口に豚肉、眼に琵琶湖、口にとん汁、眼に比良…、この変わりベンタン、オツなものだ。

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2007年3月20日 (火)

銭湯サロン、ハハン

Img_0061 Img_0054_1  湯舟に浸かって、ふと見上げる。縦10㍍、横5㍍の大きな天窓が開いている。夕暮れの空は濃いブルーに光って、いい湯だな、ハハン…。ここは、門前銭湯の薬師湯さん。京都市下京区不明門通松原上ル、因幡薬師堂の前にある。

 この間、昼の宴会帰りに湯暖簾をくぐった。入湯料310円、貸しタオル20円。「昭和5年、午ですがな。予科練です。よう殴られました」「軍靴、金ボタン…、あれは格好良かったですがな」「そうでしたな」…銭湯談義に耳傾けて、ラベンダーの薬湯、深風呂と浸かり直して、酔い醒ましで、ハハン…。

 番台の主人に話を聞く。74歳という。ここの銭湯はもう7、80年で、自分の経営になって40年だそうだ。重油?と言うと、わりに合わないので廃材で炊いていると。脱衣場に常連客、また一人、二人…。「ワシ、本籍は西江州ですわ」「今日は寒おしたなあ」…、何気ない銭湯サロン、聞いていて気分はハハン。

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2007年3月19日 (月)

人生を走る…

Img_0002_9 Img_0044_2  巌ちゃんが箱根駅伝を喋った。昨日、京都タワーホテルの立命館大学陸上部創部80周年記念式典である。巌ちゃんは、鈴木厳さん(65歳)で、往年の名ランナー。立命が昭和39年の第40回箱根駅伝に特別出場のおり、花の2区を走った。

 「お金なく試走は東京まで夜汽車の往復…、宿舎も正月休みの企業寮など転々…。2区の権太坂があんなにきついとは…。芝田監督の箱根駅伝8㍉、CDにして…、人生の宝です」など、43年前の箱根を今のように。あのとき、巌ちゃんは4年生主将。足を痛めていたのに、我慢して25㌔を走り抜いた。「あれ、意地でした」という。

フォームは細い足が伸びて、カモシカのようだった。駅伝は滅法強く、どこを走っても区間1位。社会人になって帝人で活躍。今は、神奈川県相模原市に住み、楽しみながら走っているという。体重50・5㌔、童顔…、久々に見た巌ちゃん、あの頃と変わらない。走って、走って…、人生を走っている。

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2007年3月18日 (日)

千成メニュー

 Img_0006_7 Img_0004_10 黒板にメニューがぎっしりである。うどんにそば、丼にカレー、定食、おかずの一品…、バラ寿司、おいなりさん。客は入れ替わり立ち替わり。並んで待って、相席で競うように。おじさん、おばさん、主婦、OL。これ、昼時の毎日現象である。

お店は「千成餅食堂」。JR山科駅から徒歩2分、大丸西側である。この間、食べた定食を紹介する。日替わり千成定食という。人気の秘密、ここにありかな。

 

・ サーモンフライ3個 ・ 鯖の味噌煮 ・ 白菜のおひたし ・ じゃが芋の煮ころがし3個 ・ マグロ3切れの山かけ ・ 葉っぱの味噌汁 ・ 大根の漬物2切れ ・  

これで、650円。味?、それは正しい、おふくろさんの味。苦情など出たことない。お腹はいっぱいになる。バイトのおばさん店員、客から客へ飛び回るよう。「は~い、相席はこちら」「ご注文は~」「は~い、お勘定」…。店に元気もらって、さて何?せんなり-と思う千成餅食堂なり。

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2007年3月17日 (土)

菜の花プラスアルファー

 Img_0013_8 Img_0014_10 桜名所の山科疎水に菜の花が咲き始めた。JRの駅から毘沙門堂への道筋、安朱橋あたりである。疎水の両側に黄色く、長く伸びている。菜の花は毎年、桜の開花に合わせ、ボランティアグループが植えている。

 桜のピンク、菜の花の黄色-自然の色の重なると、うっとりする。今年は2月に暖かく、3月に寒くだが、菜の花の開花が大きく先行した。かなりフライング気味だ。桜はまだ蕾が堅そうで、開花予想は今月28日ごろという。この菜の花、桜がパッと開くころまで待ってくれるか、心配である。

 月は東に~の蕪村ならどんな一句?と思う。「菜の花や 桜開かず 一人咲く」かな。そんなこと考え、2日前、菜の花の咲く疎水べりを歩いた。フト見ると、背の低いボケの花。真っ赤な花弁がしっかりついている。黄色と赤のハーモニー。桜はまだも、ボケと菜の花のツーショット、想定外の出会いだった。

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2007年3月16日 (金)

何たって、エクシブ

Img_0006_6 Img_0015_9 いや、美味いのナンノ。前菜、フカヒレスープ、春巻き、魚介炊き、牛ヒレ、中華麺、マンゴのデザート。「これは○○でございます」「お皿は△△づくりです」-ひと品ごとに説明がつく。250円弁当の味が沁みている舌には、もう夢の世界である。気仙沼の??サメのフカヒレ、あれはもう最高。いや、エクシブ、XYZ…。

 この間、エクシブの中華レストラン「翆陽」へ。ランチメニューは2種類。楊貴妃コース2、625円に対し、クレオパトラは3、675円。歴史上の美女二人、何処で値段に差をつけたのかと思うが、ここは昼からドンと?、クレオパトラで、豪華気分に-だった。

会員制高級ホテル「エクシブ京都 八瀬離宮」である。地下3階、地上4階建てで、去年11月末に誕生した。八瀬遊園地の様変わり。比叡山の麓、静かな佇まい。入会金は何せ、云百万円である。部屋も調度もサービスも…それは、エクシブ、エクシブ。中華レストランは会員資格? 。いやいや、食事は予約で外部OKなのだ。

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2007年3月15日 (木)

艶々の茶壷

 この一点、と思って、この間Img_0013_7Img_0016_9 、京文博の「近世 都の工芸」展を観賞した。この一点とは、野々村仁清の茶壷である。重文で「色絵若松図茶壷」という。17世紀の作品で、文化庁が所蔵している。茶壷は、雅の意匠という展示コーナーの真ん中にあり、時間をかけて繁々と見た。

 壷の膨らみといい、雅な色絵のデザインといい、その鮮やかさに惚れ惚れする。数多い仁清作の茶壷でも、これは胴の丸みが小さいという。茶入れの口は大きく、4つ耳が付いている。壷全体の黒は、艶々としている。この黒を「仁清黒」と言うそうだ。まさに漆黒、黒光り-。

 重なり合う山は金、若松は緑、椿は赤である。展示解説によると、新春らしい吉祥模様を現わしているという。丸亀藩京極家の伝来品だそうだ。「にんせい」と読む仁清は、江戸時代前期の陶工で、生没年不詳という。京都の美山生まれ、轆轤の名手、色絵京焼きの大家…、絶品の茶壷を見ながら、仁清の人生、どんなだったか、と思う。

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2007年3月14日 (水)

フワフワ合格

 Img_0009_4 Img_0008_8 フワフワ~、シコシコ~である。お碗の出汁につけて、丸ごとほおばる。玉子味が柔らかく広がり、舌で転がしていると、蛸が出てくる。昨日、河原町に出て、三条西南角の明石焼きの店に入った。

 お店は「TASUKU」といい、ここの主人の名前からという。去年7月の開店で、間口一軒、小さなテーブルが三つ。ビニール張りで、店内は外から丸見え。主人は鳥打ちハットで、まるでお兄ちゃん。明石出身?と聞くと、京都だそうで、それまで仕事したことなく、店は明石焼きを習って初めて…と言う。

 明石焼きは明石の地元では玉子焼き。焼き板は銅製で、菜箸でひっくり返す。江戸からの郷土料理で、たこ焼きの始まりだそうだ。待つこと10分足らず。ふんわり、半球状の明石焼きが出てきた。10個450円。まな板のような朱色の木皿に行儀良く乗っている。主人の経歴聞いて、味?どうかな-と不安だったが、フニャフニャで、合格だった。

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2007年3月13日 (火)

電話は二番…

 Img_0014_9 Img_0023_5 昨日夕、坂本の鶴喜そばへ。「そばは一番、電話は二番、店は角より3軒目」という。それが聞きたくて、客一人をいいことに店の娘さんに根掘り葉掘りと…。

 Q 電話は本当に二番?

 A 延暦寺さんが一番で、ここは0002です。はい。

 Q お店は3軒目かなあ。もっとあるみたいだけど。

 A 角の日吉蕎麦さんが、いいお庭があって、長いんです。ここが3軒目です。

 Q そばの味、確かに。とろみがあって美味しい。

 A 北海道産のそばで、割合は二八です。おおきに。

 

創業三百年余と暖簾にあるが、正しくは280年で、「暖簾は大体なんです」と正直である。「鶴喜そばのお店、たくさんあって本家争い?」と聞くと、向こうは分家で本業はそばぼうろ菓子、創業はまだ40年くらいという。こちらは手打ちそばなんで、そんなに店は増やせないという。

帰りにかけそば代金703円払って、「娘さん?」と聞くと、「はい、八代目の…」という。店の奥でちらっと見えた八代目は年配?、横綱朝青龍の2連敗した大相撲中継に夢中だった。傍(そば)で受け答えの、この娘さん、ハキハキして、愛想良く◎。

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2007年3月12日 (月)

刷毛塚の何で?

 Img_0021_7 Img_0023_4 南禅寺の境内で、この間、何で、何で-と考えた。「波気都歌」と刻んだ石碑の前で、腕を組んだ。立て札で「刷毛の塚」と理解したが、どうして、波気を刷毛、都歌を塚と、読ませるのか、わからない。立て札に説明はなかった。洒落?当て字?、禅語?-今も何でかな、である。

石碑は水路閣近くにあり、明治44年に京都表具協同組合が立てた。商売道具の刷毛に感謝し、刷毛に使う動物供養と書いてある。「波気都歌」の文字は、当時の南禅寺管主・柴山全慶老師の筆で、流れる如く鮮やか。良く見ると、老師の書の隣に刷毛のイラストが刻み込んである。

石碑に書とイラスト、なんだか不似合いな気がする。また何でかな-と思う。石碑は2・5㍍以上もある。台座が石の上に石、二段重ね。石の上にも…の意味かな。一つ気にすると、あれも、これも何で???である。表具組合さん、毎年8月に碑の前で、ずっと供養法要に励(はげ)んでいるという。暑い8月に何で?。

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2007年3月11日 (日)

何で250円弁当?

 Img_0001_10 Img_0004_8 チキンカツが3個入っている。スパゲティーにポテトサラダ。黒ゴマが乗ったご飯は、たっぷり。漬物のキュウちゃんも。この弁当、税込みで、263円である。「京都で一番安い弁当店」がセールスポイントだという。

 昨日昼、河原町松原にある、この弁当屋さんへ行った。「250円弁当 元気や」という赤い派手な看板があがっている。店番は男のバイト君ひとり。弁当は残り、もう5個だった。聞くと、売れ筋1番は肉じゃが、2番はトリ南蛮、3番ハンバーグで、どれも250円均一、7種類あるという。

 近くの公園で弁当を広げて、利益はどうしてと考えた。京都市内の6店舗で、仮に一日に2千個売って50万円…。経営者の実家が奈良のお米屋さん、おかずは大量仕入れとしても、バイト代、店の賃料、光熱費その他が…。どう頭を巡らしてもワカラナイ?。考え過ぎか、格安弁当か、頭もお腹もズッシリ重く…。

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2007年3月10日 (土)

お臍の位置と足の長短

 Img_0009_3 Img_0015_8 汗ふきふき、身振り手振り…激しい講演である。ツアー競技優勝2回のプロゴルファー・高橋五月さん(59)。昨日、琵琶湖ホテルで、それが癖なのか、相槌求めるように「ねえ、そうでしょう」と、幾度も構え方のポーズをとって、最後はレッスンまでやって、1時間半喋り抜いた。

タイガーは…、宮里藍は…、名前がどんどん飛び出す。あの人は右肩下がり、この人は…。「藍ちゃんのお臍の位置はここでしょう」と、フィニュッシュを真似る。話すテンポが小気味いい。「愛ちゃんのCM料は1億円、賞金女王の不動さんは…いやいや」「ゴルフの視聴率も女子10㌫、男子は3㌫でして…」などなどと。

そうそう、テーマは「上達の秘訣」だった。最初の構えとクラブを振り上げたトップ位置が大事で、何より個性を生かすことだという。「短い足の人、得ですよ。だって、膝が流れませんモン」と。思わず、ウン、そうや。逆に言えば長い足は不利…、あのくだり妙に納得する。二桁への課題、やはり長い足か?と思う。臍、足…ホント、いい講演デシタ。

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2007年3月 9日 (金)

今はもう回らない~

 Img_0004_7 Img_0008_7 ♪~今は、もう~回らない♪~。琵琶湖大橋の西詰めの観覧車である。クルクル動いたとき「イーゴス108」といった。逆読みして「スゴーイ」観覧車で、108㍍の高さは、設置当時、世界一だった。それが、今はもう~回らない。

 この間、JR湖西線堅田駅から歩いて15分、傍で見上げてきた。中央の「びわ湖タワー」の看板が錆びている。赤、青、黄色…、色があせたゴンドラは宙ぶらりん。一つ、二つと下から数えて100近くか。首がだるくなる。周辺はスーパーのイズミヤ、間もなく新規開店のヤマダ電器、かに看板を照らす山よし。もう~あの遊園地はない。

遊園地のびわ湖タワ-は6年前、経営難で閉鎖に。観覧車は平成4年のデビュー当時は遊園地に年間95万人も客を集めるほどの人気で、9年間回り続けた。遊園地はジェットコースターなど遊具、建物はもう撤去されたが、観覧車は今も不動である。解体するのに「億」というスゴ~イお金がかかるからだそうだ。もう~回らない古い観覧車、何時までも?。

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2007年3月 8日 (木)

歴史は遠く…

 ここが、あの坂上田村麻呂のお墓?。山科に住み40年余り、この間、初めて参拝してきTamuramaro_samuraiた。新十条通り小栗栖のバス停に近く、歓修小学校の隣である。お墓は20㍍四方で、明治28年の平安建都千百年のおり、整備されている。

 田村麻呂は、頼朝、家康より有名な征夷大将軍である。延歴20年(801年)に難攻不落だった東北・蝦夷を柔軟な戦略で征服した。怒れば猛獣も倒れ、笑えば赤子もなつくーという風貌だったらしい。信仰心が厚く、宝暦11年(780年)に清水寺を創建している。桓武、平Img_0025_2城、嵯峨の天皇に仕え、54歳で没した。

 墓の建立は、嵯峨天皇の命。都の守り神として、甲冑、剣、弓矢をつけ、仁王立ちで棺に入り、平安京に向いて葬られているという。東山の将軍塚も、そうらしい。敵将・蝦夷の阿弓流為(アテルイ)への恩情、鈴鹿山の鬼退治…伝説は数々。そんな田村麻呂のお墓、どうして山科に-と思う。歴史は遠く…  。

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2007年3月 7日 (水)

お稲荷さん再見

 お稲荷さんの明Img_0003_9Img_0002_8が気になる。京都近鉄の鳳稲荷大神である。87年間の歴史に幕を閉じたサヨナラデーの2月28日、屋上で参拝した。石の鳥居と石灯篭、奥に御神体祭祀の朱塗りのお社。屋上遊具会場の北東隅にあって、奥行き10㍍以上ある立派なお稲荷さんである。

 屋上からの展望、見納めと思って、真っ先に上がった。南側の京都タワーを仰ぎ、東の山並み見て、北へ行って、お稲荷さんである。石の鳥居に枡屋興業、石灯篭に昭和12年1月、丸物会、仁風会…の刻み字。丸物時代から鎮座して、京都近鉄まで70年-と推測すると感慨深い。

 「あのお稲荷さんは…」と、遊具にカバーを被せていた作業の人に聞いた。「いやあ、私には…」という。分からなくて、当然だろう。誰かに聞きたかった。階下は閉店セールの雑踏、聞ける雰囲気ではない。デパートは土地、建物ごとヨドバシカメラが買収している。更地にするか、ビルの再利用か-まだ、 わからないという。お稲荷さん、何時の日、何処に-と思う。

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2007年3月 6日 (火)

長寿の梅、今なお

 Img_0007_7 Img_0013_6 大石さんの、梅が開いた。紅梅でも白梅でもない。色はピンク、桜のよう。山科・岩屋寺境内にあり、内蔵助お手植えという。幹が洞穴、もう樹齢300年とか。昨日の雨上がり、見てきた。今まさに満開、見ごろである。

以下は、拝観案内の小出八重子さんとの梅談義である。

―― やっと、咲きましたねえ。

小出 一週間以上は早おす。今、一番ですえ。

―― 毎年、見てるんですねえ。

小出 お寺お手伝いして30年? ずう~とどす。

―― 梅の、衰えは?

小出 樹液やっています。色、変わりませんえ。

―― 実もつけますか?。ありがたい長寿梅ですがな。

小出 5月ごろに。捨ててます。連絡したげまひょか。

―― まあ、しかし、元気ですなあ。

小出 梅でっしゃろ。

―― ……、いや、小出さんが。……70歳ぐらい?

小出 いや、そんな…。また、来とくれやす。

 小出さんのお年? 80歳は軽くかな。梅も小出さんも、老いてなお…。元気一番を思うお手植えの梅である。

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2007年3月 5日 (月)

ワンチャンス撮影

Img_0021_6 Img_0042_1  昨日、びわ湖毎日マラソンの撮影に出かけた。皇子山競技場の出発を撮って、ランナーの撮影チャンスが行き帰り4度ある瀬田唐橋へ行く。橋の西と東側で、デジカメ構えて待つ。「応援旗どうぞ」と、赤のTV旗、ブルーの新聞社旗。写真撮るので-と断わるが、幾度もで、これぞハタハタ迷惑?。

 先頭ランナーをどう撮るか。アングル、太陽光線…、位置取りを考える。企業応援の旗は絵にもなり、邪魔にも。お巡りさん、沿道役員の注意も細かい。パトカー、TV中継車が来た。先頭は20以上の固まり…、ダアッと駆け抜けていく。誰っ? 分からない。画面も逆光…、黒っぽくて、分からない。

 チャンスはまだ十分。草津で折り返して来るランナー待つ。今度は順光だ。先頭は依然として固まり、屈んで、下からバシャッ。シャッターが早すぎたかな。やはり画面のランナーが小さい。また、失敗。唐橋を渡って、もう一度…。大詰めの競り合い、沿道は人が溢れ、また逆光、いい場所もない。諦め、挫折…、素人を知ろう-自戒と勉強の一日なり。 

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2007年3月 4日 (日)

柳でウイッ~

 Img_0023_3 Img_0035_1 このお酒、月の桂の「柳」(やなぎ)という。ラベル字は、平安時代に書道の神さまと言われた小野道風の一筆書き。最初の起こしから最後のハネまで、流れるが如く…、まさに流麗である。縦に長く、スウッと伸びるフィニッシュが何とも言えない。

 この間、京都伏見の月の桂14代目の増田泉彦社長を招き、にごり酒、立春朝搾り、祝・純米酒、十年秘蔵・琥珀光など7つの銘柄を飲み比べて、話を聞く会があった。純米吟醸酒の「柳」もその一つ。増田社長によると、京都の堀川には柳姓多く、そこの古い酒蔵さんが初めて商品名をつけたのが柳で、それにあやかった吟醸酒だという。

 辛口で、通に人気という。13、4年前に商品開発したおり、泉彦社長のお父さんが「柳」なら小野道風の文字を-と、ラベル採用になった。道道と言えば、柳に飛びつく蛙を見て、努力すれば報われると、書の世界へ入って、道を極めた。その場面は花札(雨)にも描かれている。酒とラベルと話…、誠に味わい深い。増田社長の話にウイッ~。

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2007年3月 3日 (土)

月を掴む

 振り向Img_0055_1けば、お月さんだった。太陽が沈んだばかりの空、東山はなだらかな稜線を描いている。お月さんは丸~るくて、おぼろ。昨日の夕景である。地下鉄東西線を蹴上で降りて、南禅寺境内を歩いて、疎水べりへ出て、ふと振り返って、見つけた。

 コートからデジカメ取り出す。空はまだ薄明るい。3倍の望遠では、お月さんは点でしか写らない。東山の山並みは、確かに寝たる姿のよう。振り向いて一枚、二枚…、西へ行って、また振り向いて、疎水モニュメントの彫刻に出会った。伸ばした両手の先にお月さん。いいアングルの一枚=写真=になった。

 撮っImg_0068て見て、写真って…と思う。人と自然との、一瞬の出会い。時の流れの中にある、二度とこない瞬間の切り取り…。また、疎水べりを平安神宮へ歩いて振り向く。さっきより、お月さんは高くなっている。今度は桜の木の上に。満開の花咲かす頃を思って、またパシャリ一枚…=写真=

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2007年3月 2日 (金)

天気は最高…

Img_0014_8 Img_0015_7  写真は昨日の琵琶湖である。名神高速上り線の大津SAから撮った。いい眺め、思わず、ウットリ…。SAの従業員が「こんなに遠くまで見える琵琶湖は、この冬で一番です。今日は最高です」という。琵琶湖大橋、近江富士、遥か沖の島、よく見ると鈴鹿の峰々も重なりあっている。

瀬田GC西コース帰り。天気は言うことなし、それなのに…と、自戒と反省で、大津SAで車を停めた。陽光に誘われて、下り線から陸橋を通って、上り線側へ。眼下の琵琶湖は青く、広く、遠く…ヨットの帆が点々、大きな船が行く。外輪船ミシガンだろうか。比叡山、比良の稜線も鮮やかである。

上り線のSAは去年10月、リニュアル。展望どころは、高麗芝がこんもり植わって、ベンチが幾つも並ぶ。そこで見惚れて、今度はレストラン2階のカウンター席へ。無料紙コップの緑茶で、また一服する。目の前の琵琶湖を見つつ、スコアカード取り出し反省会。16番SHの3パット、金3600円のNP逃し、嗚呼…あのとき。天気は最高…嗚呼。

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2007年3月 1日 (木)

代理のチョークお内裏

 Img_0016_7 Img_0003_8 店内の飾りは、黒板のイラスト絵である。今は3月節句のお雛さん。赤、青、白のチョークで、お内裏さまとぼんぼりが上手に描いてある。正月は羽子板、節分は鬼、春は桜、秋になるとススキとお月さん…イラストは、季節ごとに変わる。

 この店、ホリーズカフェ(本社・京都市)。一滴ずつタラタラのダッチコーヒーのチエーン店で、ブレンドのSサイズは210円。最近、街ブラ中に四条河原町、山科ラクトー、三条寺町店で一服した。黒板のイラストは一律にお内裏さん。聞くと、イラスト絵が本社からFAXで届き、それを手書きで黒板に写すのだそうだ。

だから、良く見ると、店によって、内裏さんが少し違う。太っちょあり痩せ型あり、垂れ目に出目…お内裏様の七変化なり。そう思って見比べると面白い。ホリーズカフェはからふね屋の姉妹店で、京阪神を中心に76店舗、年商17億円。店の飾り、お金かけずアイデア一つ。雛飾りのイラスト内裏、これぞホンモノの代理なり。

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