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2006年9月

2006年9月30日 (土)

お盛ん、レディース卓球

 昨日ふらり京都府立体育館覗いたらレディース卓球の大会をやっていた。広いフロアに60台あまりのテーブルが並び、カラフルなユニホームが右に左に躍動すると、フロアはまるでお花畑が風にゆれているようだ。フロアで髪振り乱す一球入魂のレディースさんは500人あまりかな。いや、いや、お元気、お盛んである。

 大会名はレディース? っていうけど、シニアの冠が付くのかな。まあ、昔のレディースさん? いや失礼。兎も角、昨日は平日の金曜なのに、こんなに参加があるとは凄い。役員さんに聞くと、大会はチーム戦で争い、24部まである。一番下の24部から頂点の1部入りは、はるか遠い道のりだが、各部ごとの戦いはそれなりにレベルがあっていて、白熱して妙味が増すそうだ。

 その昔、お母さんスポーツと言えば、バレーボールとソフトボール。それが今はソフトボールが激減して、バレーボール、卓球、バドミントンが御三家かな。なかでもすそ野の広いのは卓球かなあ。温泉卓球という映画もあったけど、ピンポンという響きがあって、だれでも気軽に出来そう思う。事実、この日のレディースさん経験関係なく、40代、50代から初めてラケット握った人が9割とか。中国で「兵兵」と書く昔レディースのピンポン卓球、まだまだ勢い増す気がする。

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2006年9月29日 (金)

別天地・多羅尾

 行って驚いた。 トレッキングで歩いた方良いような細い山道をくねくね走って、道が間違っていないのかと不安にかられた矢先、突然、道路が広くなり、着くとそこは、別天地だった。

 三重県境に近い滋賀県信楽の多羅尾。そこには36ホールあるゴルフ場とホテル付きの天然温泉があった。視野いっぱいに緑のフェアウエーが広がり、駐車場も大きい。クラブハウスもゆったりしている。露天風呂ある天然温泉は、打たせの湯にドクダミの湯、釜風呂と、工夫あって、お湯と遊べる。お湯はぬめりがあって、効能ありそうな。

 ゴルフ場は東コース、西コースあって、兎も角、広い。距離もたっぷり長い。キャディさんによると、女子プロでもアンダーパーではそう回れないという。月例成績みても100台が並ぶ。微妙なアンジュレーション、池も巧みに配置してあり、グリーンもすべるように速く、ちょっと手元狂うとえらい目にあう。要は難攻不落なのである。 

 大阪の建設業者がバブル時に儲けたお金をつぎ込んで開発したとかで、出来てから20年少しとか。駐車の車ナンバー見ると、大阪多く、奈良、和歌山、三重、愛知、それに滋賀、京都と客層は広い。平日ラウンドでゆったり回れるかと思ったが、プレーヤーは土日かと思うほど。あれやこれや、来た道が来た道だけに、落差の大きさに驚きもまた大きかった。

 

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2006年9月28日 (木)

人間国宝展

 高島屋京都店で人間国宝展を見た。染織、陶芸、人形、木工、漆工…、まさに技なりーを思う。人間国宝とは、重要無形文化財保持者の別称で、昭和30年に認定制度が始まって以来、工芸技術では149人、いまも56人が現役で活躍していると。

 人形の村山登、陶芸の富本憲吉、染織の志村ふくみ、羽田登喜男、森口華弘、裁金の江里佐代子・・・京都に馴染みの深い作家の作品が並ぶ。陳列ケースの作品一つ一つに目を凝らしれ、その緻密さ、丁寧さに驚く。

 会場で作家たちが話すビデオを見た。金工の人間国宝は「今ある新しい技術を最大限に磨き上げ、そこで残っていくのが伝統だ」と話していたが、それぞれの作家の技は、古い伝統を守っているのでなく、自らが攻めて行く中に新しい伝統えお生み出しているとわかった。一見の価値ある展覧会であった。

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2006年9月27日 (水)

舟山コース

 昨日、京都ゴルフ倶楽部舟山コースへ行った。向かい側の上賀茂コースは回っているが、ここは初めて。名前のとおり、五山送り火の舟形の山すそに広がっている。何番ホールだったか、一番高いところからの眺めは絶景である。

 ちょうど正面に比叡山が見える。東山三十六峰の始まり。右の並びに大文字の如意が岳。なだらかな峰の連なりは、なるほど祇園小唄の寝てる姿のよう。眼下に加茂川が横たわる。こんもりした繁みは植物園。京都市内のビルが棒グラフのように建つ。見ていて飽きない景色である。

 コースはシニア向きに出来ている。急峻だが、距離は短い。それでも丁寧さがないと、痛い目に合う。枯れた技、クレバーな頭脳が要求される。力まかせはご法度である。プレーと語らいを楽しみ、景色に心を休める。なんとも味わい深い、いかにも京都らしいコースといってよい。

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2006年9月26日 (火)

ポスター作家ミュシャ

 行かねば、わからないことある。ミュシャ?って、と思って、伊勢丹京都の美術館「駅」で、開催中のアルフォンス・ミュシャ展を見た。そうか、フランスのパリで、19世紀末に活躍したチェコ出身のポスター作家だったのか。

 会場に足運び、作品みて、解説や年譜を読むと、それなりに「ウムウム」と輪郭がわかってくる。ミュシャは1894年、伝説の女優サラ・ベルナールのポスター「ジスモンダ」を制作して、一気にロートレックに並ぶほど有名になった。以後、ベル・エポックといわれたパリの良き時代のシンボル作家になったとある。

 作品は縦長ポスターが特徴で、円形を軸にして花、植物を繊細にあしらい美しい女性を描く。きらびやか、細やかさ、華やかさー思う。デザインの創造力に一つのパターンがあるようだが、この時代、大うけしたことは間違いない。日本でも竹下夢二、蕗矢紅児などの絵と似通っている。どこか夢見るような女性の素材が多く、構図は丸に縦長が共通するような。まあ、見ることは感じること。結論は見なければ感じない。

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2006年9月25日 (月)

チャレンジ登山

 チャレンジ登山とは、うまく名づけたもんだ。高い山に登るのは、初心者には、まさに挑戦という気分である。昨日、大津市が志賀町との合併を記念して行った比良チャレンジ登山に初めて参加した。産廃施設建設で揺れる栗原から登り、標高996㍍の権現山、続いて小女郎峠経て、標高1174㍍の蓬莱山、最後にびわ湖バレーの山頂駅がある標高1064メートルの打見山と比良山系の3つに山を征服した。

 初級コースというから、そんなにと思っていたが、これが急峻で、かなりきつかった。正直、あえぎながら、休みながらーの、一歩一歩だった。参加者の一人は権現山目前でギブアップ、山岳連盟の救援で下山する場面も。同じ初参加者は「これで初級?」っていう声も多く、何度も参加している人も「このコースはかなりきついですよ」と言っていたが、全長8キロに5時間もかかってしまった。

 それでも、登りきると、それまでのシンドさ忘れて、充足感、征服感がわく。山頂の風は心地よく、誰かが「これぞ天然クーラーですよ」と言っていたとおりである。ススキが山の秋風に揺れ、眼下には青い琵琶湖が広がる。年々、中高年の登山者が増えているそうだが、その魅力は一歩一歩の達成感と何より四季折々の自然との出会いなのだろう。

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2006年9月23日 (土)

運動会の白組は?

 彼岸入り。朝から秋の空が広がる。絶好の運動会日和。京都市内で一斉に小学校のグラウンドに可愛い歓声と砂埃が上がった。

 母娘に頼まれて、昼から孫娘2人が出る山科・音羽小学校の運動会に行った。日陰でないと暑いが、子供たちは、走って、踊って、叫んでいた。無心、純粋…いいなあ。遠い昔、セピア色の世界が甦って、ふと気づいた。

 白組がない。かつて運動会といえば、「赤勝て、白勝て」だったのに、音羽小学校では赤、青、黄色の3組分けになっている。帽子は赤と白のリバーシブル草分けだったが、赤はそのままだが、青組と黄色組は白の帽子に色付きの布を巻いている。何時から白組は消えていた。40近くになる母娘に聞くと、自らが小学生の時からそうだったというから、随分前かららしい。

 赤(紅)白は大晦日の紅白歌合戦では男女分けだが、起源はやはり源氏と平家の戦いの旗印ではないなかな。資料調べず、感覚だけなので不確かである。では、3組ならなぜ赤、青、黄色なのかな。まさに信号色である。今日の京都市内の運動会、どんな色分けになっていたのかと思う。共通性か、学校ごとの独自性か、つまらないことかもしれないが、なんか気になる。

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 秋って、何時ごろが一番いいのかなあ。9月か、10月か、11月か。春は3月、4月だから秋って、結構長い。彼岸の入り、中秋の名月、紅葉本番…、まあいろんな秋が楽しめるってことかな。

 昨日、滋賀県信楽へゴルフに行った。名神瀬田西インターでおりての道筋は秋がいっぱいだった。コスモスが青い空にフワリ咲き、ススキも風に揺れている。ゴルフ場では金木犀が香水のように匂う。隣りあって、白い萩がモザイクのように。

 地元キャディさんに「ヒガン花は?」と聞くと、「畔にいっぱい咲いていますよ。綺麗ですよ」と答えは自慢気に。帰り道、道路わきに車停めて、コスモスを撮った。白、赤、ピンク…細い茎を精一杯、空に伸ばして咲いている写真になった。ヒガン花もキャディさん言うとおりだったが、道が狭くて、車の停めどころなく、目に焼き付けた。

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2006年9月22日 (金)

池田遥邨小下図展

 京都市東山区新門前のギャラリーで開催中の、文化勲章の日本画家池田遥邨さんの小下図展を観た。下図というのは、展覧会では本画と並んで対比して展示されていることが多いが、今回の展覧会はうんと小さい「小」と名づけた小下図(こしたず)ばかりを集めた。ちょうど葉書ぐらいの大きさで、隣りに本画の写真を同じ大きさにして並べてあった。鉛筆描きだけのものや、色づけしたもの、マス目を入れてあるものもあって、画家の本画構図への思考を感じさせた。

 展覧会主催したギャラリー経営者に聞くと、遥邨さんの家族から譲り受けて、展示して販売しているとかで、鉛筆描きで大体10万円、色が付くと作品により500万すると話す。展示は1階と2階で行われており、小下図作品はざっと100点ぐらいはあって、本画写真と見比べるのは結構、楽しめた。小下図に赤丸印がついている作品が多く、売れ行きは順調のように思えた。

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2006年9月21日 (木)

八紘一宇の碑

 うーん、と唸って、見上げた。36㍍の石碑である。正面中央に「八紘一宇の碑」とあり、周りに武人像など4つの像も。ところは宮崎市の宮崎神社に近い平和台公園の中。埴輪庭園もあるが、この天に聳えるが如くの石碑がひときわ目立つ。高さは大仏さんもびっくり、間違いなく日本一はなかろうか。

 なんでこんな碑が建ったのか。創立は昭和15年、つまり紀元2600年記念で出来たのである。国威発揚、世界制覇、神の国・・・色んな思いがこもってか。お金も人もかけた宮崎県始まって以来の大事業であったことは想像に堅くない。案内してくれた宮崎の友人は「私の母も石碑づくりに借り出されたようです」と言っていたが、説明の石板には、延べ6万6千人が動員されたとあった。友人によると、戦後、碑が平和の塔と書き換えられていたが、保守系議員の主張で元に戻ったと。

 旅しての、発見、驚きの一つだった。

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2006年9月15日 (金)

台風13号

 どうなるのかなあ。明日から2泊3日で宮崎行。全国の仲間が一年待った棒振り大会なのに。よりにもよって、台風13号接近の報である。ニュース見るたび、九州へ九州へーなのだから嗚呼とため息が出る。あのウッズもラウンドしたフェニックスカントリー、そこでのラウンド、楽しみにしていたのに。17日は台風最中、ホテル缶詰かも。それでも、ひょっとしてと思って行く。

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2006年9月14日 (木)

湖西路行く

 車体の長いボルボに乗せてもらって湖西路を走った。すかっと天高くーというほどではなかったが、初秋は味わえた。比良の山すそに広がる棚田の獲りいれ始まっているし、びわ湖はありきたりな表現だが、鏡のよう静かだった。

 びわ湖バレー山頂にあがった。平日のゴンドラはやけにカタカタカタという音が耳につく。沖ノ島が見え、遠くに竹生島も。上空はどんよりしているが、よく見渡せる。案内のびわ湖バレー相談役が「今日は京都が見えます」と指差す比叡山の向こうに京都の町並みが視界に入る。大きく広く景色見ると、心まで落ち着く。

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2006年9月13日 (水)

比叡山と琵琶湖

 うーん、まさに感服というやつである。昨日12日、大津市坂本の天台宗務庁で、成安造形大学長・木村至宏さんの講演を聞いた。演題の「比叡山と琵琶湖」に惹かれて、ネット申し込みで山科から足を伸ばしたが、結論は花丸だった。

 木村さんは元大津市職員で市史編纂など担当し、大津市歴史博物館長で退任して、成安造形大へ転進、2000年から学長しており、現在71歳。大谷大で日本文化史専攻だが、読んで聞いて、歩いて、確かめての勉強のよう。

 講演は1時間少しと司会とのトーキングだったが、比叡山のこと、琵琶湖のこと、この山と湖の関わりのこと、いやホント博学である。琵琶湖は楽器琵琶の形に似ているからと文献で読むと、飛行機に乗って確かめるというほどだが、すべてに自分で納得してからというから徹底している。だから話に説得力がある。

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2006年9月11日 (月)

編集同人会ゴルフ

 ヘンな天気だった。予報は曇りのち雨も、夏の陽射しもあれば大雨も…ラウンド中、猫の目の天気に。

 編集同人会は17回にも。3ヶ月いっぺん、生真面目に続けてきた。コースはずっと瀬田の東か西。今日も4組14人が集う。現役は監査役入れ3人のOB中心コンペ。ハンディ制で争う。

 この日は初参加の46歳の現役がH18で出て84をマーク、圧勝したが、初参加優勝除外規定で2位回り。優勝はH1の65歳OBに。これで彼は3度目か4度目の優勝。その度にハンディ減らし、H1でもまた勝って、これ以上減らしようがなく、次回は据え置くことに。2位回りの現役君は次回H10に。それでもあのパワー、こんどは正真正銘の優勝持っていきそう。

 表彰式でOB参加者から2ヶ月1度の提案あり、異論の声出ず、そうすることに。瀬田定番、土日大会も見直し、2回に1度は平日大会にし、料金の安いゴルフ場でも開催することに。続けることに意義あり。

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2006年9月 6日 (水)

自然学校写真展始まる

 大津市役所ギャラリーでNPO法人比良比叡自然学校の写真展が5日から始まった。5月28日の開校記念事業と7月30日の蓬莱山1174自然体験教室の写真84枚が16枚のパネルにのっている。写真撮影はNPO役員、会員の坂田、岸野、中村氏で、三人三様で撮ってあり、それなりに楽しめる。

 午前9時から会場したが、市役所に所用の市民がぶらりと覗くなど、初日だけで100人余の鑑賞者があり、加えて京都新聞、びわ湖放送の取材もあってこの規模の写真展では上々の滑り出しか。大津市の田中勲収入役も「いや、よう写っている。子供の表情もいい。こういう事業がNPOにやってもらえるのは大事なこと」と一枚一枚、丁寧に見ていた。会期は土日休みで13日まで。

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2006年9月 5日 (火)

自然体験教室写真展準備

9月4日(月)大津市役所ギャラリーでの自然学校写真展の設営行う。朝11時
から展示用のパネル台など搬入、昼から展示設営…、夕方からはスタッフ宴会と
続く。こじんまりした展示だが、フルで関わる。汗したことで思い入れも出る。
84枚写真中、我がデジカメPも10枚は…。胸張るほではないが、初舞台であ
り、晴れ舞台か。ススキ、栗、柿など秋の風情もあって、それなりに雰囲気出る。
明日5日から13日まで。(堀江モン、初公判で無罪主張)

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2006年9月 3日 (日)

イサム・ノグチ展

 行って驚いた。予想に反して大入りなのだ。7月からのロングラン開催、それに彫刻という分野だし、日曜でもそれほど入場者はないと思っていた。それがどうして、滋賀県立美術館のある文化ゾーンの駐車場はいっぱい、美術館も人が流れるように。イサムの生涯を書いたノンフィクション作家の講演は立ち見まで。恐れ入った。展覧会図録を先に見ていたが、写真でみると作品そのものと見るとでは大違い。平面でみるのと立体でみるのとの違いか、なんかめちゃめちゃに感じる。要はいいのだ。作者の思い、じわっと伝わる。講演聞いて、余計にイサムの人生重ね合わせ、作品は作者の生き方を映し出していると思った。

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小泉さん、官房長官表彰祝う会

 小泉さん、おめでとう。組織の中で女性の力を示し、地域のために働き続けてきた。地域女性の会、婦人の船、文化会館、婦人会館誘致、全国ジュニアバド地元開催…知る人ぞ知る活躍ぶり。京都グランヴィアホテルには300人が集まる。野中元官房長官も山田知事、荒巻前知事も。男女参画社会づくりで、官房長官の功労者表彰。ぴったりの受賞なり。その存在は、長岡京ではゴッド姉ちゃんと言われる。女まさり?のパワー。人の話聞いて、これは良いと思えば、何処でも動く。人脈あの手この手である。それでいて気安さがある。褒めるもするし、怒りもする。その存在感は、これからも大きい。市長も顔負けかな。

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2006年9月 2日 (土)

退職2ヶ月考

 初投稿なり。退職2ヶ月、この年齢(65歳)でのココログチャレンジである。外見、簡単みたいだが、いや難しい。書いて消えて、書いて消えて・・・、同じようなこと2度も3度も繰り返している。今度は大丈夫かな。タイトルの退職2ヶ月考は次回にゆっくりとである。

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