2017年1月19日 (木)

若沖さん、奇想の筆、いま一度!

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どうして、そんな筆になるのか。昨年、生誕300年で人気再びだった伊藤若沖さん。京博で年越し企画の特別陳列展を見て、この画、あの画…、奇想、奇想と感じて、図録を買って、奇想ぶり再考である。まず蟹さん、ヨコヨコと歩かず、タテタテと木に登っている。

 

 濃墨で一気呵成、墨が飛び散る如く。蟹の木登り、気にしていない。魔除けの鍾馗さん、トレードマークの髭、それに頭髪、眉毛…毛という毛は筆のかすれ跡という。若沖さん、正気で描いた。福々しい七福神の布袋さん。太鼓腹で、両手で大きな袋を担いでいる。この顔の微笑み。何とも可愛い。見ればみるほど、ホホホ、ホホホ…、若沖さん70歳で描いた。

 

 図録の見出しで「なんともいえない目!」とあるのが、維摩(ゆいま)さん図。大乗仏教の奥義を究めた人物で、禅世界に入る若沖さんが親しみを込めて…。布袋さんと同じ目している。優しそう。ヒクガエルとフグ、がっぷり4つに組む相撲図。この一番、前代未聞の取組という。力いっぱいのヒキガエル、からだを膨らませ抱き抱えらたようなフグ。ユニークでユーモラスな絵だけど、無用な争いはやめよう~の深い意味がある。さすが、若沖居士!。

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2017年1月18日 (水)

造り選択3種◎◎◎

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うん、うん…、これはいける。旨い!旨い!。どう旨い?かというと、まあ、旨い。ああや、こうや~言うより、旨いから旨い。まあ、お店が自慢する「産直」ちゅうやつや。何処かって、JR山科駅前の、ほれ、昼からちょい飲み出来る見聞録チェーンの山科酒場!。

 

行ったのは昼やない。土曜の夕方、雪が降り始めたとき。JR降りて、午後5時すぎに入って、カウンター席。昼飲み、定着してきたのか、客入りそこそこ。座って、ぶ厚い単行本開く。イトマン事件を日記ふうに元役員が書いた住友銀行秘史。磯田さん、河村さん、伊藤さん、許さん…、事件がヒシヒシ、生々しい。それより、注文、注文…、造りが生々しい。

 

造りメニュー、三重県紀伊長島産の「産直」と出ている。どこの紀伊聞いてみなくても伊勢、和歌山やない。造りは6品中の3種盛り選びが580円。カワハギ薄造り、マトウ鯛、なまこポン酢の選択。野菜メニューでは、長芋塩焼き290円。ハイボール飲みつつ、本読みつつ、前のからすみませんえん!と出てきた。この選択、採点すれば、我ながら◎◎◎…。バイト店員さんの名前、鈴木さんでなかったけど、◎◎◎記念で、スズキ焼霜の造り追加!。

 

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2017年1月17日 (火)

ダレ? ガラス工芸のガレ

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この写真の人、ダレ? この人はガレさん。ヨーロッパ近代工芸史に革命をもたらしたガラス工芸家。1864年、フランス東部のナンシー生まれ、フルネームはエミール・ガレ。チラシの写真、目がキラキラと輝く。京都高島屋で、この人・ガレとドーム兄弟展を見た。

 

ガレさん、世界的に有名も58歳の若さで生涯を閉じた。ガラス作品、花器を中心に皿、杯、植え込みの鉢、それにピッチャー。投手のピッチャーでなく水差し。色んな器に水を差すのでピッチャー。投手も投げ分けるので、意味は一緒。ビアガーデンでも大きなピッチャー、あれも。話がアニカ・ソレンスサムなった。それダレって?ゴルフ元女王。今はガレの話。

 

ガレ作品のガラス文様、見ていて飽きない。解説によると、ガレはパリ万博の「ジャポニズム」作品に触れ、日本に憧れを抱き続けたけど、果たせなかったと。文様の蜻蛉、カマキリ、鯉、貝と海藻、草花…、そう見るせいか、どこか「ジャポニズム」を感じる。会場内の撮影は禁止だけど、会場入り口に1点展示の1980年頃制作の小花紋花器の撮影は良いという。右から左から、斜めから下から撮った。見てもよし、撮っても、とっても良かった。

 

 ドーム兄弟はガレ様式を引き継ぎつつ、独自の世界観で作品を制作した。

 展覧会は16日で終了。

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2017年1月16日 (月)

国宝長寿寺のオコナイと大雪

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この雪、まあ、見て、見て!。滋賀県湖北は雪国やけど、京都に近い湖南は、そうは降らないのにこの雪である。この雪、多いのなんの、しんしんと降って、雪また雪…、家も野山も田畑も白い、白い。全国でこの冬一番の寒波、大雪…、国宝・長寿寺で見た。

 

 何でまた、と言われれば…である。近江歴史回廊大学の講座の一つ、神と仏と祈りのクラスに同行して….。桜よし、紅葉よしの善水寺、常楽寺と並ぶ湖南三山の一つ、長寿寺で五穀豊穣、家内安全を願う「オコナイ」行事を受講生ともども、視察に行って、この大雪だった。所は美し松で有名な旧東海道の石部宿。JR草津線石部駅からバスで15分ほどだった。

 

 今の成人式なら20歳だけど、昔の元服は10歳以上から…。地元の子どもが赤鬼、青鬼になって、太鼓と鐘の中で暴れる「鬼はしり」。これに本堂お供えの餅、今朝から袈裟姿の住職が読経、住民もモチモチ、モチモチ…とお祈りする。長壽寺は天平の創建。本堂は国宝、弁天堂は重文、仏像も重文…、石造の多宝塔は国内最大級…、神事に建造物…それはそれは…まあ、古い。何時までも降りやまない雪の中の研修、めったに経験出来ない。写真の雪、まあ見て!。

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2017年1月15日 (日)

楽家次男、雅臣さんの石の彫刻展

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これは何かな~とタイトル見れば、烏帽子。こっちは何やろう。扇?、開いている。細くて長いのは何?そうか、稲妻か。なるほどなあ。鬼も、兜もある。ギザギザ石は?雷さん。うん、そやなあ、わかるなあ。石の彫刻見て、タイトルを読む。楽作品の鑑賞、楽で楽しい。

 

楽家15代目吉左衛門の次男、雅臣さんの彫刻展を見た。京都伊勢丹7階、会場の仕切りは白いカーテン。写真撮影は可と出ている。カーテン、勝手に撮ってもいい。洒落、わかってもらえた?。カーテン=勝手、ウンが、苦しいなあ。黒いのはジンバブエの御影石、白いのはオニキスの大理石。雅臣さん、叩いて、叩いて、磨いて、磨いて、作り上げたという。

 

透けたカーテン越し、ご本人がいる。手振り、身振り、知人に作品説明している。1週間ほど前、早朝のTV番組「京都知新」で本人を見た。千利休の縁で始まる楽家450年の楽茶碗。長男の篤人さんは16代目が決まっている。雅臣さんは東京芸大を出て、自宅の庭にあった御影石との出会いから、固い意志で石彫刻の世界に~。「自然物はいずれ自然に帰る、私の彫刻も~」と雅臣さん。作品は今、輪廻シリーズ…。石の上にも3年?、30年?、50年?。

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2017年1月14日 (土)

あんな蛸、こんな蛸…

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自宅帰り、バス待ちで寄ると、ハイボールと蛸メニューで一品。最初はたこ焼き3個から始まり、今はあんな蛸、こんな蛸である。ポテ蛸サラダ、蛸ぶつ、蛸の生春巻き、たこ焼きグラタン、蛸とアボガドのタルタル…もう十分、タルタル?、いや、まだまだある~。

 

 どこのお店かって?、そこは、その名もズバリ、蛸座さん。JR山科駅改札出て、エスカレーターで降り行くか、地下鉄山科駅改札出て行くか、口を突き出した鉢巻きの真っ赤な蛸風船が飾ってある。すぐわかる。すりガラス、下から覗き、カウンター席に客の足が何本あるか、8本なら4人??。蛸燻製、蛸のチジミ、蛸ロッケ、勿論、蛸の唐揚げも…。

 

 カウンター席で蛸メニュー数えたら18種も。ついこの間は、たこ焼きのお吸い物とぺったこ焼きも注文、もう4分の3は制覇した。そうそう、ここの蛸わさ、ちょい辛やけど、鼻ツンがいい。そんなに蛸ばかり食べて?やけど、蛸って、ビタミン2があって、高血圧と貧血防止に良いし、美容にも効果があって、基礎代謝力が付きダイエットにもなる。ええんやんか。ほかに…、書きすぎると、ペンダコ、パイを握りすぎて、麻雀たこ?かな。

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2017年1月13日 (金)

日展京都展の彫刻作品

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見た、見た~まあ、大方、見た。京都市美で開催の、改組して「新」がつく日展京都展。日本最大の公募展、帝展、文展の歴史を含むと、ゆうに100回を超す。書の審査方法で、物議あり、出直しての「新」第3回展。日本画、洋画、工芸美術、彫刻、書の550点、まあ見たかな。

 

 どう見たか、1点1点、丁寧に見ると時間がかかる。さあっと歩いて、あっと思ったら、しげしげと見た。2階の日本画、洋画、工芸美術、1階へ降りて、洋画の残りと書、彫刻は作品解説に出会った。作品の意図、作家さんエピソードも。そうなのか、なるほどなあと思う。帰りに解説があった彫刻作品のポストカードを探して買った。解説ぶりを思い出して書く。

 

雲の上のヤギさん。作家の鈴木さんが東山動物園で何時も見ていたのに…、亡くなったのか?と、雲の上で、右の後ろ足を浮かせた。これで作品効果と。ダチョウ親子の彫刻。殺伐とした人間社会、こんな優しさを…と。作務衣の男性像。作品意図は、今の男性もこのように男らしく~と。豊満な女性像。作家さんはまるで小柄やけど、まあ、いいじゃんと心の豊かさ表現。貫禄の秀吉公、羽織の燕、時代考証しっかり。大阪城の濠に建つ、お顔も彫りが深い。

 

 ポストカード作品は左から鈴木紹陶武さんの「Dall Sheep on cloud 9」、細川忠夫さんの「愛・温もり」、神山美登里さんの「魂男」、笹山幸徳さんの「秋の日」。文化勲章受章の中村晋也さんの「豊臣秀吉公」。 

 作品解説は日展会員、滋賀大卒の竹谷邦夫さん。

 

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2017年1月12日 (木)

たこ焼き入り年明けうどん

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年明けうどん、だいぶ定着してきたのかな。年越しそばの向こうをはって、うどんも負けてられへんと登場した。その定義は?太くて長くて、純白で、元旦から1月15日までに、新年を祝い、幸せを願って、めでたいうどん、どんどん、食べよう!という。

 

昼にも夜にもよく行く、うどんの名門?杵屋さん。八条口の京都アバンティ店、メニューにある。昼にけんちんうどんを選んだ日、年明けうどんも知り、そのうち、そのうち、幕の内?で行った。駅ホームなどにある麺屋さんも、年明けうどんメニュー。店前の写真を見ると、梅干しが入っている。純白のうどんに赤い梅干し、わかめと海老…、具もめでた、めでた。

 

杵屋さんはどうか。ここは梅干し代わりにたこ焼きが二つ。何で、何で、なんでえ?と説明を読む。「タコ」は西日本では、神にささげ、豊作を祝い、家内安全、安産祈願で、縁起のよい食べ物、祝賀の気持ちをまあ~るい玉に込めて…と。たこ焼きは大阪の老舗たこ焼き割烹「たこ昌」から。長い海老、大きな一枚海苔。おたまで出汁をすくうと薄味、たこ焼きの中、蛸も確認した。新春の空にたこたこ上がれ!年明け「たこあげうどん」。

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2017年1月11日 (水)

京都市美の展覧会入場者歴代ベスト10

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開館から80年余、どの展覧会の入場者が一番多かったのか。今、日展を開催中に京都市美術館は改修工事向け、壁面に歴代入場者ベスト10を紹介している。日展鑑賞前、そうか、そうか~と見た。一番は1965年開催、ツタンカーメン展、100万人も突破している。

 

 紀元前13世紀、古代エジプト、ファラ王・黄金のマスク、日本初公開…、古代の輝きみたくて押すな、押すな…、一日平均2万3千人というから凄い。100万人超え、京都市美の企画展、後にも先にもだろう。続く2位は、その前年、東京五輪開催年のミロのビーナス特別展89万人。一日平均で2万4千人、ツタンカーメンより多いけど、かめへんのかなあ。

 

古代ギリシャ、右腕はない大理石づくりの美人彫刻。いま、ルーブル美術館が所蔵している。ギリシャのミロで発見、ミロの名前がつく。鑑賞者が多くて、どう見ろというのか? いや、すみません。3位、5位、8位はルーブル展。中でもフェルメール作品、今も昔も人気のよう。裸か着衣か、マハで有名なスペインの画家・ゴヤ展は1972年開催、71万8千人で、歴代4位の入場者、ゴヤ?でなかった。ロダン展はだんだん下がり9位。考えるなあ。

 

 ツタンカーメン(1965開催)1,074,495人 

 ミロのビーナス特別展(1964年)891,094人

 ルーブルを中心とするフランス美術展(1962年)746,314人 

 ゴヤ展(1972年)718,794人 

 ルーブル美術館展(2009年)618,321人

 エジプト美術五千年展(1962年)586,114人

 メトロポリタン美術館展(1972年)483,797人

 ルーブル(2015年)450,025人

 ロダン展(1966年)446,009人

 ルーブル美術館展(2005年)424,810人

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2017年1月10日 (火)

「タコ公園」は永遠に不滅!

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 どこをどう探しても、正式な公園名の表示はない。そうやけど、ようわかる。公園の中に、ゆであがったピンク色の大きなタコの滑り台がある。そばに鉢巻きをして、口を尖がらせた可愛いい子タコもいる。みなさんはずっと「タコ公園」と呼んでいて、それで十分わかる。

 

 自宅から京阪バスで、山科駅行くおり「タコ公園」の横を通る。正式にこだわるとすれば、住所は京都市山科区西野阿芸沢町かな。北側に山科郵便局があり、周囲は京都市内で一番古い公営の山科団地。西側はええっと?A棟とB棟、道路を挟んで、東はC棟D棟。もう築50年、高齢世帯が増えている。「タコ公園」も前からあるけど、ずうと何も変わっていない。

 

 年末、郵便局へ年賀状出しに行ったおり、何時も静かな「タコ公園」に子どもたちの歓声が上がっていた。団地へ里帰り夫婦の子供さんだろうか。親子2代で公園のタコを滑る光景、いいなあ~と遠くから写真撮りした。タコの公園、ネット調べで、全国に200カ所以上あるけど、同じ形はないという。東京の環境業者さんが若手の彫刻家のアイデアでつくったと言い、どこでもモテモテ、世代を超えて人気がある。「タコ公園」は永遠に不滅!~。

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