2018年10月22日 (月)

腹帯観音すくった台風21号

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ニュースにならなかったニュースって、あるものだ。近江は湖北、西浅井町大浦の十一面観音立像を祀る腹帯観音堂と近畿直撃の台風21号の話題である。直前の20号台風で杉の巨木がお堂側に傾いていたが、21号は逆に吹き、お堂と反対側に倒れ、難を免れたという。

 

 もしも、20号と同じ風向きだったら~である。高さ15㍍の巨木2本がお堂を押しつぶし、観音さんもどうなっていたか。成安造形大学の近江学現地研修でだった。丸子舟の館を見学、近くの観音堂まで行って、お堂を守る村人に話を聞いて、瞬間最大風速50㍍もの台風21号、ここではお堂を救う風になったと知った。観音さんが21号に言い聞かせ、良風に変えたのか。

 

 観音さん、平安時代後期、最澄・伝教大師作と伝えられるカヤの一木造り。身長1・48㍍、お顔が11個の立像。お腹にさらしを巻く。安産祈願お参りの妊婦さん多く、美智子妃殿下も、やがて皇后の雅子さんも~という。村の過疎化で村人が減り、十一面観音を守るのは、今「11人観音」とか。説明を聞いて、観音さんに手を合わせ、お堂裏へ回ると、巨木が2本、根こそぎドスンと倒れている。観音堂を守った台風21号、グッドニュースである。

 

 姉川の戦いで戦火回避で蓮池に。88年ぶり発見。観音さん泥をさらして清めたことが縁で、腹帯信仰に。平成15年に盗難にあうも見つかる。昨年5月、お堂修復完成。

 

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2018年10月21日 (日)

平安時代の今様、今に見る

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立烏帽子の白拍子二人、歌に合わせ、扇子をかざし右に左に、ゆるり、ゆるり…、舞い姿が美しい。京都御苑内、旧九条家別邸の拾翠亭。戸障子が開かれ、池の向こうから雅な秋の風が800年の時を越えてくる。平安時代に流行った「今様合の会」、そこで見た。

 

京都の嵯峨に事務局がある日本今様謡舞楽会の創立70周年を記念する「十五ケ日連続今様合」である。上賀茂神社に始まり、六波羅蜜寺、寂光院など社寺を変え、毎日続いている。見に行ったのは拾翠亭での10日目だった。10畳の茶室、床の間に「今様召人」の軸が掛かる。見学は無料、写真撮り可、正座でなく胡坐でも良し…、初の今様、縁先で待った。

 

 今様とは?、今様合の会とは?、15日連続とは?、無知のままの見学。まあ、度胸千両の無法松である。厚い着物、公家装束の皆さん、白拍子入れて8人。見学は6人。そうは見られない「今様合の会」が白拍子の舞で始まった。色紙に即興の歌を綴る10日目のお題は「位」。左方、右方に分かれ、皆さん熟考している。見学席へ、白拍子さんが来た。ご一緒に「位」をおり込んで一句~と。いや、この道、まだくらいんで?…、出来たかな?。

 

 今様は平安時代中頃に成立、鎌倉時代初期にかけ流行った。当世風、現代風の意。ことに後白河法皇は今様狂いと言われるほど好きで、承安4年(1174)9月、15夜にわたり「今様合」を開いたほか、今様歌の「梁塵秘抄(りょうじんひしょう)を編んでいる。~遊びをせんとや生まれけむ…~は有名。平成23年NHK大河ドラマ平清盛」の主題歌にも。 

 

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2018年10月20日 (土)

「パンの田島」さん。

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 「パンの田島」って?どこの田島さん、やったかなあ。ご近所ではないし、大学の先輩にはいたけど、アメリカ在住やしなあ。なんかあ~、東横線の綱島、自由が丘、吉祥寺で「パンの田島」「パンの田島」言うて、昔のコッペパンで人気が出て、名前が売れ出したそうや。

 

 その田島さん、東京近郊だけやったのにこの春、京都の新京極にも表札出して、関西で初めての「パンの田島」さんやって…。三条通りを下がって、映画館の前あたり、金のから揚げ店の南側。焼き立て、揚げたて、作りたて~こだわりのコッペ、練乳ミルクやチョコ入りや…色んな種類があって、田島はん、田島はん~と人だかりがして…。新京極歩くと、よう目について…。

 

 まあ、お付き合いも大事やし、イートインもあるようやし、一度こんにちは~言うて、入って見たら、レトロな学校ふう。1階はパン工場、2階は喫茶室…入り口に教室みたいな表示。喫茶室はテーブルというより、勉強の椅子、机…、食べ残し用か、バケツも。頼んだコッペは、作り立てのビーフ。一緒のコーヒーは、ドトールコーヒーとコラボで、安い。2階窓ぎわ、新京極通り見て、ゆっくり出来る。「パンの田島」さん、これからもよろしうに~。

 

 

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2018年10月19日 (金)

「書GAL展」って?

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「書GAL展」って、どんなんやろう。ギャラリーと古書店が並ぶ本能寺がある京都寺町通り。月替わりの伝道板、よく山頭火の一句を出す天性寺の前あたり、三条通りを少し北へ行ったギャラリー。どんなGALの、どんな作品かな~、通りがかって入った。

 

ギャラリーの立て看板。作品を出すGAL7人の顔写真が半分写った案内のポストカードが貼り付けてある。百恵ちゃん、彩加ちゃん、萌ちゃん、史乃ちゃん、留依ちゃん、恵未ちゃん、あゆみちゃん。GALはギャル、若い女の子。歴史好きな女性が「歴女」なら「書女」でもと思うけど、これは発音的にはややこしい。ギャル、それも、GALの表現があう。

 

書GAL7人の作品を見た。「トキメキ」のカタカナ。書体はつらつ。1字が1㌢もない細い書。「誰かの記憶に残るような人生をお薦めします」。眼を細めて読んで、記憶に残った。「陽炎」は墨がもやっと滲んでいる。「わんこアタック」~なんやろう。飼い犬のことかなあ。GALの皆さん、ひとり、ひとり、思い、思いの書である。習っている先生は、NHK大河ドラマ「軍師・官兵衛」タイトルを書いた書人、祥洲さん。しょういう書だったのかあ。

 

 書GAL展は14日で終了。祥洲さんは1958年生まれ、京都市出身。立命館大卒。古典をベースに新しい書を目指す。この道54年、現代書家。

 

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2018年10月18日 (木)

街角の「ザ・フェイス」

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顔は、絵になり、漫画になり、写真にもポスターにもなる。真ん中に鼻、上に目と睫毛、下に口…、世界の人口75億万人、日本の人口1億2千万人、同じ位置にあっても同じ顔は一つとしてない。出歩いて、街角のあんな顔、こんな顔…「ザ・フェイス」と写真に撮った。

 

 大阪で愛嬌がある顔と出会った。頭ツルリ、タレ目のおじさん。西梅田スクエアの吉本劇場、ぬいぐるみ着て、来てね!。出会いその2は、梅田の居酒屋イラスト看板。~あいとるかあ~「あいてません」~どないかなるか~「どないもならん」…、言葉の吹き出し、吹き出しそう。ホテルに女性の写真、くねらせ、歪め、引き伸ばし…、どう見せているのか。

 

 阪急河原駅で、「アートたけし」展のポスター、ビートたけしがアート、アートがビートたけし…、ややこしい。似顔絵見ているだけで、会場へ行ったような。細密銅版画の入江明日香展、きょうか、あすか、いつ見るか。水木しげるの魂の漫画展、妖怪は愉快なり。ビタミン2種の美容液PRに黒メガネのがい骨、こんなに細く~。「188」の縫いぐるみは消費者庁マスコット「イヤヤン」。世の中、それぞれに顔がある。心がある。洒落がある…。

 

 

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2018年10月17日 (水)

粟田祭の灯篭山車

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今年はどんな造り物の灯篭山車がでるのだろう。青森ねぶたのルーツと言われる粟田神社の粟田祭、粟田大燈呂である。高さ4㍍もの灯篭山車、180年ぶりに復活して10年目、今年も10基。夕闇が濃くなり出した頃、粟田神社参道から境内へ、あわてずに見に行った。

 

 神社は京都七口の一つ、粟田口にある。三条神宮道、近くに青蓮院、本殿は階段を上がって、平安神宮を見通せる高台。例祭は毎年10月の4日間、石見神楽、夜渡り山車、剣鉾と神輿巡行など、一千年続くという。毎年、新しくなる灯篭山車は京都造形芸術大学が全面協力、これが興味深い。和紙の山車、神社と地元の歴史がある。ア~ッと驚くアート性がある。

 

 見に行ったのは夜渡り巡行の前日。参道のあちこちに運び込まれ、灯かりがともる。地蔵さんと背中合わせの天女さん。暗くなるほどグラマーに。粟田神社の蔡神、大蛇退治のスサノオノミコトこと牛頭天王は、鬼の如くゴズゴズして、凄い。白兎を救った大国主命。子宝でウリ坊の多いイノシシ。島、波、霧を司る海の3女神。平家武士を蹴散らし奥州へ行く蹴上の義経…、それから、ええっ~と、来年の干支?戌。さすが山車の戌、舌をだしている?。

 

 今年の粟田祭は106日、7日、8日と15日にあった。写真は6日に撮った。

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2018年10月16日 (火)

秋の植物園と野外彫刻

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パッパッパッ…、パパイアの実。ぶら下がり会見?。池に入ってはいけません。池の中、蛙たちが流木の盤で将棋を指す。晩でない昼。蛙の将棋大会、王手でもケロッとしている。ザリガニと猫。池の上と下「ともだちになれるかな…」と見つめあう。ニャンとかなるかな。

 

 青い空と白い雲…いい天気。地下鉄乗って、また秋の府立植物園へ。第50回京都野外彫刻展開催。毎年のように見て、作家さんの作品傾向がもうだいぶアイシーに。ザリガニと猫~の山本由香さんのコメント。~みんなのこころがあったまる彫刻つくりたい~。材質はテラコッタ…、そういうこったった。見上げると空、うろこ雲が出て、モミジ葉が絵のように。

 

 埴輪のような作品「マン」の作者は、窪田万太郎さん。制作代、ナン万円かなあ。EHOを北山杉で制作する山田実さん、今年の恵方は、南南東。ナントなあ。寺池厚志さんは毎年「ふれていし」。どうぞ、自分の意志でふれて~と。観覧温室前の花壇は、だれもトランペットが逆さまに開き、秋なのにヒマワリが咲く。台風21号の倒木、チェーンソーの切り株に新しい芽が出ている。紅葉池に鴛鴦が泳いでいる。植物園と彫刻、秋にようオウタム?。

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2018年10月15日 (月)

国の石は何だろう?答えは…。

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国歌は君が代、国旗は日の丸…これは、まず知っている。では、国の花は…桜ともう一つ、誰に聞くかな、菊。国の山と言えば、文句なし富士山。滋賀には近江富士。国技は話題の多い相撲、そして国鳥はキジ、国蝶はオオムラサキ、国魚はニシキゴイ…、ではでは、国石は何だろう~。

 

 は~い、日本!その国籍でなくて、国の石の国石。実は2年前、金沢であった日本鉱物学会の総会、専門家の投票で決まり、ニュースにもなった。ご存知かなあ。この間の連休中、京都岡崎のみやこめっせで「石ふしぎ大発見展」があり、国の石の特別展示と、国の石を決めた講演会。岡崎界隈ぶら歩き、入って、見て、聴いて、初めて国の石を知った。

 

 それは何かと尋ねれば…、ベンベンである。講談やない。この原稿はもう後段になった。学会での決め方、専門家と一般からの国石候補を11、さらに5に絞って投票した。自民党の党首選と同様、過半数に達しなければ、上位2点の決戦投票。結果はどうか。5候補とも過半数に届かず、まず花崗岩、輝安鉱、自然金が落ちた。上位2つ、水晶と翡翠の決戦投票。そして翡翠が71票で、水晶52票を上回り、国の石に輝いた?。答え、じらして、イッシッシ?。

 

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2018年10月14日 (日)

祇園・八坂神社のインバウンド屋台村

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 これもインバウンド効果というのだろうか。中国、台湾、韓国、米、英、仏…、外国からのお客さん、いるいる。京都の祇園さん、西楼門入り、すぐの八坂神社参道。着物姿、日本人とちゃう、ちゃうバンビ―?、屋台の立ち食い、やったいな、けったいな、賑わいである。

 

 屋台の一つ、狛犬前に蟹肉棒。ズワイガニと白身魚のコラボ~と出ている。1本500円。歌人吉井勇さんの~かにかくに祇園の下に…~にあやかったわけでもないだろうが、とにかく?流行っている。本殿参拝前にまず1本。ホンデ?味のほどはどうかな。やきとり屋台、珍しいのか、とりあえず並んでいる。着物姿の立ち食い、似合う、似合わない、気にしない。

 

 商売繫盛の神様、えべっさんの隣り、金の小籠包屋台。台湾夜市風で、オレ流の看板が出ている。1個100円だけど、3個以上は購入のこと。落合博光さんに似た若いお兄ちゃん、オレ流で、具をこねて、丸めて、皮に包んで、ジュジュッと蒸して…、やっぱり流行っている。もう一軒「Only Beef」の屋台は牛肉串。1本500円。米国の観光客見て、オオ!ノー、もうサンキュウ?。八坂神社参道は、万国インバウンド屋台村。

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2018年10月13日 (土)

大阪堂島夜景

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ここ、何処って?さて、どこでしょうか。ビル、川、風…、キラッ、キラッと、夜の光が輝いて、静かです。何時ごろって?午後7時頃だったかな、ここ、大阪なんです。川は土佐堀川。中之島の堂島、そこで、どうじましたって?ハイ!夜景の写真撮りましたあ~。

 

 都会の喧騒、さんざめきは聞こえない。勤め帰り、一人、二人…、都心なのに不思議なほど静寂。近くに京阪の地下鉄中之島線の渡辺橋駅。ネオンの北新地からもそう遠くない。JR、阪神、阪急の梅田から15分ほど。そう、長い足で…、読まれているなあ。地下道を熟知なら5分は短縮できるかなあ。見上げると、ビルまたビル。どのビルも競うように高い。

 

 初めて国立国際美術館の夜間鑑賞へ行っての帰り。美術館はアメリカ建築家・ベーリー設計。銀の管が蜘蛛の巣のよう。向いは大阪市立科学館、北側で新しい大阪市美術館の整地が始まっている。関電、NTT…、田蓑橋からツインの朝日新聞ビルが見える。窓の光、細かい点を重ねる印象派シスレー、点描画のよう。梅田への帰り道、土佐堀川沿いを歩いた。川面を風が走るよう。ビルの明かりが囁くよう。大阪夜景、やけに良かった。

 

 写真撮りは10月5日。国際美術館から土佐堀川の渡辺橋まで。

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