医師が分析する「歴史上の人物にみる健康」
西郷隆盛は蚊によるヒラリア、平清盛の高熱はマラリア、上杉謙信は脳卒中、藤原道長は糖尿病、足利尊氏は躁うつ病だった。長寿は徳川家康75歳、徳川慶喜77歳。朝、目覚めの布団の中、NHKマイあさラジオの健康ライフ「歴史上の人物にみる健康」で聴いた。
話すのは日大医学部の主任教授・早川智さん。岐阜出身、歴史好きで、文系志向だったが生家が江戸から8代続く医院で、この道へ~と話し出したが、歴史上の人物に詳しく、病名分析も歯切れよい。隆盛のヒラリアは二度目の流罪地、沖永良部で蚊の寄生虫が原因、ずっと象皮病。加えて島津久光らとの人間関係で、ストレス強く過敏性の腸症候群、一日50度も厠の時も。
謙信は信長との戦い直前、厠で急逝。48歳。酒と塩分取りすぎ、高血圧で血管が破れた。光源氏のモデル・道長は50代から急に水を飲みだし、痩せだした。宴席多く、運動不足で糖尿病に。長寿で天下取りレース勝利の家康は乗馬、鷹狩り、夜更かしせず。31歳で大政奉還、大正まで生きた慶喜は、趣味多く、ビタミンの多い豚肉を好んだと。その時代、カカカ~の金鳥、緊張る?あれば~、インシュリン注射ができれば~、歴史は変わった?。
※ このほか、尊氏は言動不一致で変動激しく躁うつ病、大村益次郎は発達障害、坂本竜馬はADHD(注意欠陥多動性障害)、石田三成は加糖による過敏性腸症候群と早川先生分析する。 ※ 早川教授の健康ライフは2月11日から15日まであり、再放送だった。
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